<冗談じゃナイッ!番外編> 〜ああ、中学2年生〜
金田、滝本、土井、馬場、宮村、山川。このメンバーを覚えているだろうか?
そう。冗ナイの登場人物である。
詳しくは冗ナイを。と言うかさっきから『冗ナイ・冗ナイ』と言っているが…
『冗談じゃナイッ!』の略である。
で、このメンバー達は今まで異世界に飛ばされたり…
いきなり現れた先生達と戦ったり…
犬(?)に遭ったり…ワザ覚えたり…また戻ったり…と。
まぁイロイロあった訳である。
そして今、戻ってきている彼らは…?
山「あ〜…テストォ〜〜!」
土「部活やりてぇ…」
金「こんなんなら、異世界行ってた方がいいよ〜」
宮「言えちょるぅ〜」
馬「ちょっとみんな!ナニ言ってんの!しっかりしてっ!!」
馬場が喝を入れる。
土「懐かしいなぁ。このごろ全然だもんな」
山「う〜ん、う〜ん…」
宮「また行きたくなってきたねぇ」
金「犬(?)にも会いたいね〜」
馬「もおっ!テスト前だっつ〜のに!」
こんな具合に6人が集まると、この話になる。
この時、滝本はだんまり。
馬「カオちゃん、どうした?」
滝「ZZZ…」
馬「って、寝とんのかいっ!」
バシッ!
滝「いってぇ…ふぉあ?」
馬「ふぉあ?じゃないよ〜!みんな異世界の事ばっか考えてる〜」
滝「…いんでない?別に」
馬「カオちゃんまでっ!」
あれからしばらく彼らはあの『ひずみ』に吸い込まれていない。
そしてすでに3学期。の、期末テスト前(一応彼らは学生)。
つまりもうすぐ中学2年生。しかし…
宮「もう、終わっちゃうのかぁ〜」
山「自覚なし〜」
金「先輩かぁ…」
土「やってられん」
馬「おいおい」
そんな中。
「ノド痛ぇ…」
滝本がノドをおさえる。
その直後、宮村が迅速のスピードで『例のブツ』を取り出す。
「カオちゃんっ!そんな時はぁっ!!『カ○ロ』の果実のど飴っ!!」
バッ…キラキラキラ…
その時なぜか投げられた『カン○』は輝いていたと言う。
滝「うっしゃあ!来たぁ!」
何が『来た』のか解らないが、滝本は手を差し伸べた。
が。
全(滝宮抜き)『それはもういいっつ〜の!!』
あえなく撃沈。
余談であるが『○ンロ』の果実のど飴は宮村の愛用品である。
言っておくが、あくまでもこれは余談である。
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン…
ガラガラッ…バタン…
「来た」
担任の沙加戸先生である。保体の先生。
「授業始めるぞ〜」
授業が始まった。ごくごく普通に授業は進んでいった。
あと5分ぐらいで終わるハズだった。
その時。
山「あっ!」
沙「どうした?」
黒板に何か怪しげなモノが…
金「わっ!」
宮「えっ!」
土「いいっ!?」
馬「はいっ!?」
そして滝本は…
滝「ZZZ…」
山「滝本っ!起きてっ!」
滝「んあ?って…おうっ!?」
目の前に現れたモノ…それは…
『ひずみだぁぁっ!!』
グオオオオオオッ!
(6人)全『行って来まぁ〜すっ!』
沙「おいっっ!!」
(クラス)全『行ってらっしゃ〜い!』
沙「ええっ!?」
ヒュンッ!
空間の穴と共に6人は消えた…
「ま、またかぁぁぁぁぁっ!!」
先生は一人嘆く事しかできなかった。
金「ここって…?」
馬「場所って感じしないね…」
黒いモヤが渦巻いている。
土「こんな場所」
山「来た事ないよね…」
一同はボ〜ゼンと立ち尽くしていた。
それもそのハズ。
ここには…何もない。
誰も…いない。
宮「どっか…空間?」
滝「……」
馬「あれ!見て!」
馬場の指す方には、土井が部活のバスケで活躍している姿があった。
背が少し伸びている。
山「土井君が…カッコよくなってる!?」
土「今は!?」
山「別に」
土井はガックリとしたが、自分のカッコいい姿に腕を組んで納得している。
「あ」
宮村が指した方には…
「私?」
優雅にピアノを弾いて、手元には100点のテスト。
その人物はまさしく馬場だった。
金「スッゲ」
滝「宏ちゃんも。アレ」
後輩を楽しくイヂメている笑顔の金田が。
でも、後輩も楽しそうだ。慕われているらしい。
金「びみょ〜…あ、トモちゃんも」
山「お〜!」
ソフト部で山川は大活躍。
「いいなぁ…」
宮村は、生徒会の仕事を張り切ってやっている自分を見た。
馬「カオちゃん…」
土「…くっ」
金「ありえるねぇ〜♪」
山「ははっ♪」
宮「たのしそっ」
滝「…何でや」
女の子の後輩に囲まれ、
『ステキです〜!!』
と言われ戸惑い気味の滝本がいた。
馬「コレッて私の理想なんだけど…」
山「100点取る事が?」
馬「って言うよりI高目指してるから」
金「音楽科あるよねぇ」
土「オレも理想だ」
宮「私、こんな学校生活送りたいんだ〜」
滝「…なるほどな。コレはミンナの未来を映し出してるんだ」
土「へ〜」
山「じゃ、ボウヤも?」
滝「や、それは思いっきり別として」
?「その考えは70%がたあっている」
全『!?』
バッ!
振り向くとそこには…
全『犬(?)達っ!』
ミィに、チィ…他にも沢山いる。
ミ「久々ですね」
金「元気だった?」
チ「まあな」
馬「ところで70%って…?」
チ「ああ。滝本が言った『未来を映す』ってのが違うんだ。
理想を映し出しているだけで、現実になるとは…限らないんだなぁ」
山「なぁんだ」
土「…ちっ」
滝「じゃあ…私もか」
チ「や、オマエはロンガイだ」
滝「おうっ!?アリか?」
土「アリなんじゃん?」
ミ「ところで」
真剣な顔をしたミィが言う。
ミ「あなた達は、本当に理想で終わらせてしまうのですか?」
全員がハッとした顔になった。
コレは理想。
しかし、叶えたい理想を持つのであって…
宮「かな…えたい」
馬「うん…」
土「このキモチは冗談じゃねぇぞ」
金「宏祐も」
山「叶えたいってキモチ…いいよね…」
滝「…若干違うケド…叶えたいモノはある」
しばらく沈黙が続いた。
やがてミィが話し出す。
ミ「ここに映っている理想は、近々叶えたいと思っている事です。
あなた達なら必ず叶えられるハズです。いや、叶えられるほどの力を持っています」
金「近々…中2?」
滝「…だね」
6人は、互いに笑顔で見合った。妙にすがすがしかった。
チ「なら、叶えるために今何ができるか…考えてみろよ」
全『(うんっ・おう・はい・ああ)!』
と。
ズゥゥゥ…グオオオオオッ!
土「穴!?」
山「…私、何か解った」
馬「何だろ…」
宮「形のないモノを得たって感じ」
金「ミィ、チィ…それからミンナ、ありがと」
ギュウッ…
順番にひずみに飛び込む。
そんな中、滝本はミィ達と向き合っていた。
土「お、おいっ!穴が小さくなるぞっ!!」
滝「何であなた達は…ことごとく私達の前に現れるんだ…?」
確かに。あまり考えていなかったが…なぜ?
チ「それはな…異世界の見回り役だからだよっ!」
その声は、すでにひずみに入った者達にも聞こえていて…
(滝以外)全『っええええええええっ!?』
滝(…何じゃそりゃ)
訳の解らない真実にため息をつき、滝本も全員のもとに向かった。
こうして、6人は無事に帰って行ったのだった…
馬「何か…」
土「感動系?」
山「いいんじゃない?感動系」
金「でもホントにあらためて…思った」
宮「自分のやりたい、叶えたい事」
滝「…そんじゃまっ、これからイロイロと…」
全『頑張りますかっ!』
沙「何を」
ビクゥッ!!
沙「オマエらなぁ…頑張るのはいいが、その前にちゃんと授業受けてくれ。頼む…」
(6人)全『は、はいぃ…』
(クラス)全『もう沙加戸先生、ヤバくなってるよ…?』
そう言っている間に…
フラッ…バタッ
全『ぅおわっ!?』
ついに、先生倒れたりぃ…
宮「あ〜」
土「ヤバッ!」
金「こうなったらもう…」
滝「逃げるが勝ちだ!」
言葉が終わらないうちに、滝本ラン・ア・ウェイ(逃亡)…
山「待って!あ〜あ…」
馬「ったく…冗談じゃ…おっと」
滝「ぅおいっ!バンちゃんサン!ミンナで言わなくちゃ!」
土「てめぇ、いつの間に戻ってきやがった…」
馬「ゴメン!そうだね」
金「じゃ、ミンナ揃ってね…せぇのっ」
全『冗談じゃナイッ!』
(ホントにね)By馬場
END
プレゼンター【凪】 編集【K】
あとがき【K】
来ましたよ〜!友達投稿作品!
いやぁ、まさか作ってくれるとは思いませんでした…
おかげで細工しちゃったよ、オレ(やめい)!
や、でもマジでしちゃった。ゴメン。許せ。
しっかし、面白いねぇ…
自分達を動かすって、こんな感じなんだ…
とにもかくにも…ありがとう!