クリスマス直前・パラレル時間軸
【光+輝の場合(収録の際は翼になりましたが)】
輝 「おはようございます。光さん」
光 「おはよう、輝」
輝 「いよいよクリスマスイブですね。今年も忙しいんでしょうね」
光 「ああ、かきいれどきだからな」
輝 「そうそう、昨日、マリーさんはりきってましたよ。ほら、今日抽選会するじゃ
ないですか。その景品…」
光 「また、凄いものを用意してあるんだろうな」
輝 「そういえば、マリーさんって、11月4日がBIRTH
DAYって知ってました?」
光 「え?知らないぞ。そうなのか?」
輝 「多分ですけど。こないだ、酔った拍子に、そんなことをちらりと」
光 「なんだよ、過ぎてんじゃないか。言ってくれれば、豪華に祝ったのに」
輝 「でもマリーさんって、年齢不詳の誕生日不明で通してますから」
光 「何気に気遣いの人だしな、皆に手間かけさせたくなかったんだろう。よしっ!
じゃあ、今日祝うってのはどうだ?びっくりさせよう」
輝 「いいですね。でも、ゲームみたいな事はオーナーの時にやっちゃいましたし、どう
しましょう?」
光 「そうだなぁ。でも、そんなに凝ったコトしなくても、喜んでくれそうだし」
輝 「じゃ、シンプルにケーキでも用意しましょうか?ロウソク立てて…あっ!」
光 「どうした?!!」
輝 「ロウソク…、何本立てたら良いんでしょう?」
光 「あ…。まあ、何とかなるさ。ははは」
輝 「そっそうですね、ははは。あ、じゃあ、時間なくなる前にケーキ屋行ってきま
す」
光 「ああ、頼んだ。楽しませてやるよ、マリー」
【Ver 2 光+オーナーの場合】
光 「おはようございます、オーナー」
オーナー「やあ、光。早いな」
光 「何しろ、クリスマスイブですからねェ。今年も、頑張りましょう」
オーナー「ああ、今夜も豪華景品のあたる抽選会があるし、通常より客の入りは多いか
ら、 覚悟してくれよ」
光 「はい、わかってます」
オーナー「あ、ところで、こんな噂を耳にしたんだが、お前知らないか?」
光 「え?なんですか?」
オーナー「マリーの誕生日、どうやら11月4日らしいんだよ。輝が聞き出してきてな」
光 「え?本当なんですか?それ。聞いてないですよ。だとしたら、もうすぎてんじ
ゃないですか」
オーナー「そうなんだよ。いつも贔屓にしてもらっている事もあるから、できれば皆で祝
ってやりたいとは思うんだが」
光 「――ってか、オーナー。長年の付き合いなのに、誕生日知らなかったんですか?」
オーナー「全くだ。だが、マリーのやつは一応、年齢不詳の誕生日不明で通っていたから
な、何度か尋ねたんだが、教えてはくれなかったんだよ」
光 「ま、とにかく、何とかして祝ってあげたいですね。あ、今日とかにでも、皆で
おめでとう!って言ったらどうですか?きっと喜んでくれますって」
オーナー「それなら、ケーキくらいつけたいな。光、悪いが、近くのケーキ屋まで走って
くれるか?」
光 「あ、はい。わかりました。でも、マリーって、どのケーキが好きなんですかね」
オーナー「気持ちは女だからな、甘いものなら何だって好きな気もするが。ああ、そう言
えばショコラケーキを焼くって言ってたな。わざわざ自分で作るってことは、
好きなんだろう」
光 「じゃ、ショコラとか、チョコレート系のを見てみますね。…あ」
オーナー「どうした?」
光 「ロウソクは、つけたほうが良いですかね?そもそも、何本立てたらいいんでし
ょう?」
オーナー「そうだな、少ないのは見栄えがしないし、多いのも火事みたいだしな」
光 「…乙女は常に18歳ってことで、その辺にしときますか」
オーナー「…そうだな。ませるよ。じゃあ、今夜、驚かせてやろう」
光 「そうですね。それじゃあ、ちょっといってきます」
オーナー「ああ、いっておいで」
【Ver 3 光+理沙の場合】
理沙「ヒカル……ヒカル…」
光 「ね、姉さん!」
理沙「そ。あたし。どう?元気にしてる?」
光 「ああ、元気。って、そんなことより何でここにいるんだよ。ん?ここは」
理沙「今ねぇ、夢枕に立ってるから、多分夢だと思うよ」
光 「ゆめまくらぁ?それって、何か伝えたい事があるときとかにやるやつだろう?
何かあったのかよ?あ、隠し財産のありかとか?」
理沙「えっとねぇ、…何だったかしら?」
光 「おいおい、姉さん」
理沙「あ、思い出した。あんたねぇ、あたしのお墓参りは少々良いけどさ、周囲の、
いつも助けてくれてる女性人の誕生日くらい、ちゃんと祝ってあげなさいよ」
光 「え?誰の事だよ?仮にも俺はホストだよ?女の子の誕生日なら、ちゃんと祝っ
てるって。ママの誕生日も盛大に祝ったし」
理沙「違うわよ、えーっと、名前が出てこないんだけど、えっと、彼女…じゃなくて、
彼?」
光 「え?男?オーナーはこないだやったばかりだし…輝でも翼でもないし…。由宇は世
話になってないし…。え?ホントに誰だよ?」
理沙「あ、そうそう、思いだした。あの人よ、マリーさん。そうそうあの人。もーダ
メじゃない、あの人11月4日がお誕生日だったのよ」
光 「え?!そうなのか?知らないし、そんなの。ああ、マリー、年齢不詳の誕生日
不明で通してたから…」
理沙「とにかく、何かでお礼を込めたお祝いでもしてあげなさいね」
光 「そうだな。じゃ、ケーキでも買って。あ、姉さん!マリーって何歳なんだ?」
理沙「なによ、急に。女性に歳聞くもんじゃないわよ?」
光 「ロウソクだよ。ロウソク何本たてりゃいいんだ?」
理沙「さあ、自分で考えなさい。ま、女性はいつだって、永遠の18歳よ。そのこ
と、 覚えておきなさいね」
光 「いきてりゃ、自分は三十路だろう?なにいって…」
理沙「うるさいわよ。ま、とにかく、きちっと御礼を言うのよ。わかったぁ?あ、今
夜私も遊びに行くからね」
光 「え?なにいってんだよ。ちょっと、姉さん。待てよ!おおい。本当に、何しに
来たんだよ?」
<目覚まし>
光 「姉さんっ!!って、あれ?えーっと、何の夢見てたッけ?…、まいいや。とり
あえず、ケーキ買っていこうっと。おわ、もうこんな時間。急がないと。
マリー、今夜楽しみにしてろよ、驚かせてやるからな」
【ver 4 光+オーナー+由宇の場合】
光 「オーナー、どうですか?ちゃんと真っ直ぐになってます?手元しかみえなくて・・」
オーナー「ああ、大丈夫だ、たすかったよ」
光 「これでようやく、クリスマスって感じになりますね。
オーナー「そうだな。やはりこれくらいの大きさのツリーがないと、面白みがないからな」
光 「そうですね。あ、例えるならバースディケーキのロウソクみたいなカンジです
かね、ツリーの必要性って?」
オーナー「あー、なるほど。そんなものかな。面白い事を言うな」
光 「そうそう、聞きたいことがあったんですよ。マリーの誕生日って知ってますか?」
オーナー「なんだ?!唐突に。お前はしらないのか?」
光 「それが教えてくれなくて。毎年、年末になると「ああ、今年も聞き出せなかっ
た」って思い出すんですよ。結局いつなんですか?」
オーナー「それがな、俺も知らないんだよ。リィあたりは知ってるんだろうが、年齢なん
て、尋ねた日にはもう…」
光 「…怖そうですね」
オーナー「それに、マリーは年齢不詳の誕生日不明で通していたから、知らなくて当然だ
ろう?」
光 「まあ、そうですけど」
オーナー「どうした?何かあるのか?」
光 「いえ、ただ何となく、いつも世話になってるんで、せめて誕生日を祝うことで
多少なりとも礼のかわりにしたかったんですよ」
オーナー「なるほどな」
由宇「おもての飾り付け、終わりましたよ」
オーナー「ああ、すまないね。頼んでしまって。あ、そうだ。由宇、お前はマリーの誕生
日がいつかなんて知らないか?」
由宇「え?マリーのですか?」
オーナー「ま、知らないだろうな。まだ日の浅いお前じゃ…」
由宇「知ってますよ。あれ?皆しらないんですか?そこの主任も??」
光 「なっ、なんでお前が知ってるんだよ!?」
由宇「さあ、なんでだろうね。マリーは11月4日生まれですよ。残念ながら、もう
過ぎてますが」
オーナー「それでもまだそんなに昔の話じゃないな。光、なんなら今日祝ってやったらど
うだ?ケーキを用意しただけでも喜んでくれるだろう」
光 「あ、はい。そうですけど、何ケーキを喜びますかね」
由宇「なんだ、そんなことも知らないのか?マリーはチョコレート系が好きなんだよ。
はんっ、なんてNO.1なんだろうね」
光 「なっ、なんだと?!」
オーナー「こらこら、そんなことしてる間に買いに行ったほうが良いんじゃないのか?ど
うする?行くのか?行かないのか?」
光 「あ、い、行きます。すいません。ちょっと抜けます」
<足音>
オーナー「あ、そういえば、光のやつ、ロウソクは何本立てるつもりなんだ?由宇、お前、
マリーの歳は知らないのか?」
由宇「いや。さすがにそこまでは」
オーナー「まあ、いいか。そのへんは適当にやるだろう。レディは永遠に18歳ともいう
しな」
由宇「そうですね。あ、そういえば、オーナー。ママの年齢は知ってるんですか?」
オーナー「さあ、どうだろうね」
由宇「聞いたら殺されますかね?」
オーナー「さあ、どうだろうね」
【Ver 5 光+摩夕子+オーナーの場合】
摩夕子「だからね、このお正月に…」
光 「摩夕!いいかげん、パーティ会場に向かった方が良いんじゃないか?もうす
ぐ始まるんだろう?この店ももう開店するし」
摩夕子「何よ。いいじゃない。車で行けばすぐなんだし、別に遅れたって問題ないん
だから」
光 「そんなこといって、オヤジさん、困ってるぞ。少しぐらい親孝行しろよ」
摩夕子「そんなに邪魔なの!?折角ドレス姿光に見せようと思ってきたのに。いいの
よ、お父様なら。どうせ、病院でいつもふんぞり返ってるんだから。ちょっ
と娘がこないくらい、何てことないわよ」
光 「摩夕!」
オーナー 「何を喧嘩してるんだ?!光、最終確認はできているのか?」
光 「あ、はい。それはもう。あ、そうだ、俺オーナーに聞きたいことがあったん
ですけど」
オーナー 「ん?なんだ?」
光 「マリーの誕生日って、11月4日って本当ですか?輝のやつがそういってた
んです」
摩夕子「あ、あたしも聞いたぁ。でも今までマリーさんのBIRTHDAYなんて祝
った事なかったわよ」
光 「そりゃ、知らなかったからな。で、どうなんですか?真相は。オーナー」
オーナー 「さあ、わからないな。俺にも教えてくれなかったんだよ。何しろマリーは年
齢不詳の誕生日不明で通してたからな。輝のやつどうやって聞き出したん
だ?」
摩夕子「でもさあ、じゃあ、もう過ぎるじゃない。やらないの?お祝い」
光 「んー、だから、できるなら今日、ケーキでも用意して、皆でおめでとうって
言おうかと。で、真相を知りたかったんですよ」
オーナー 「まあ、輝の情報なら間違いないんじゃないか?ケーキを買うなら、今のうち
に行かないと間に合わないだろう?」
光 「はい、あ、じゃあちょっと出てきていいですか?すぐ戻りますんで」
オーナー 「ああ、早くしろよ」
<足音>
摩夕子「じゃ、今夜の主役はマリーさんってことになるの?オーナー?」
オーナー 「まあ、そういうことかな」
摩夕子「それなら、あたし向こうの会場へいくわ。か近付けないでよ」
オーナー 「随分な営業妨害だな。気を付けていっておいでよ。ああ、そう言えば、マリ
ーはどうして誕生日の事黙ってたんだろうな」
摩夕子「さあ、単純に歳を知られたくないだけかもだけど、あれじゃない?同棲中の
かわいい彼との一日を他のに邪魔されたくないからじゃない?」
オーナー 「そんなものかな」
摩夕子「しらなぁい。でもあたしはそう。じゃ、マリーさんに「おめでと」って言っ
といてくださぁい」
<足音>
オーナー 「女心は判り辛いな。…マリーは、心は女だよな?うん。女心」
end