それは舞い散る桜のように

対応OS Win98/Me/2k メッセージスキップ あり
種別 18禁 オートプレイ あり
価格 8800円 音楽モード あり
シナリオ 王雀孫 あごバリア CGモード あり
原画 西又葵 回想モード あり
攻略キャラ数 5名 主題歌 あり
キャラ属性 プリンセス 先輩 後輩 妹 ボイス あり
シナリオ属性 萌え 純愛 アニメ なし


まもりたいもの。
     かけがえのないもの。
          うしないたくないもの。
               どういようもなく、てばなしたくないもの。
また逢おう、桜舞うこの丘で。


進学のため北国を離れ、少年時代過ごした町、桜坂市に帰ってきた桜井舞人。しかし彼の少年時代の記憶はなぜか抜け落ちていた。桜坂市に帰ってきて2度目の桜舞う季節にこの物語は始まる。進級とともに様々な出会いが舞人に訪れる。そして彼を取り巻く少女たちとの交流の中で、次第に舞人は過去の記憶を取り戻していく。なくした少年時代の記憶が蘇るとき、舞人に何が待ち受けているのか…
友人に「恋愛否定組」と言われた桜井舞人。しかし少女たちと出会い、舞人は変わっていく。少女たちとの学園生活の中のさりげない出来事が、少女たちの優しさが、舞人の心を次第に溶かしていく…
しかし抜け落ちた記憶は舞人の心に大きな穴を空けている。それが何なのかつかめないいらだち。そして真実は、残酷な試練を舞人に与えることになる。

西又葵氏の描くキャラクターはみんな魅力的。これがなんといってもそれ散るの強みでしょう。そしてそのキャラクターの性格、声、表情などが実によくマッチしており、それが私たちにおおいなる萌えを与えてくれることは間違いなしです。
一年間を描く物語のため、シナリオ量も膨大です。さりげない日常生活の出来事や、羨ましい学園生活が見事に描かれており、飽きのこない文章だと思います。また、ヒロインの横の繋がりがはっきり書かれている点は良いと思います。
主題歌・挿入歌などはBasiLサウンドの実力を見せ付けてくれます。BGMも前作・処女作とくらべるとレベルアップしていることが感じられます。特に名曲めいたものはありませんが、私のお気に入りの曲も多いです。

プログラム的には非常に安定しており、また使い勝手もいいです。セーブは拡張セーブと言う形で無限に可能ですが、やはり通常のセーブファイル数がもう少し多いほうがいいですね。
それ散るはどちらかというとストーリーゲームというより、萌えゲー的に考えてもらったほうがいいかもしれません。特に泣けるということもないし…。ただ、舞人たちの学園生活は見ていて楽しい、そして懐かしい感じがしますね。私のお気に入りはかぐらちゃんという女の子。攻略不可なんですが、サブキャラたちが実にいい味を出しているのもそれ散るの魅力です。ただ、サブキャラの声に関しては、もう少し力をいれてほしかったです。ヒロインの声優さんが一人二役、三役しています。


星崎希望    「このぎゅーってされたい気持ちが、恋ってこと?」
    
学園のアイドル的存在のクラスメイト。
    プリンセスとも呼ばれるが本人はまったく自覚していない。
    そのため舞人が希望と話しているだけでも舞人には男たちの殺気を帯びた視線が突き刺さる。
    三度の飯よクレープが好き… らしい。
    その端正な顔立ちから、スカウトなんかも多く、舞人が名づけた芸名は☆崎希望
雪村小町    「恋なんてするものじゃないですね。どうしてくれるんですか」
    
舞人を追って、北国から桜坂市にやってきた後輩、かつ舞人の芸人としての相方。
    唯一舞人の芸風を理解し、ツッコミもボケもお任せ!
    こまっちゃんのマシンガントークは一度聞くとやみつきになるかも?
    紅茶が大好きで、茶葉などにも詳しい
    コマネチというと怒る
里見こだま   「恋をするとね、何気ない一言が宝石みたいに光り輝くんだよ」
    先輩でありながら外見は小学生(胸を除く)
    好きなものはお説教とカレーうどん
    将来の夢は児童文学作家で文芸部に所属している
    こども扱いされるのを嫌っている
    シスコンの弟がいるらしい?
八重樫つばさ 「最初は誰だってそういうよ。それが恋ってやつの怖さだけど」
    舞人の悪友であり戦友
    学園でも一二を争う才女で、舞人と山彦とドリカム状態(死語)
    意外とアニメなんかが好きらしく、コ○ケに現れるらしい?
    変わった性格で戦闘力も高く、誰とでも仲良くできる性格だが……
森青葉     「お兄ちゃんを待ってるこの明かりが、きっと恋のしるしなんだね」
    舞人の隣の部屋に住んでる○学3年生
    しっかりした妹的存在で、舞人のダメ人間化に歯止めをかけている
    料理など家事一般は得意だが勉強は苦手
    父親の影響で時々江戸弁? でしゃべる

講評その1(ネタばれあるかも)
BasiLをずっと応援してきた私にとって、それ散るの人気は大変嬉しいです。
私は予約していたので買えましたが、発売日の昼頃にはどの店にもそれ散るが無い!というありさまで
ネットでも多くのそれ散る難民の方を見かけることとなりました。
やはりここまでそれ散るがブレイクしたのは大容量体験版のおかげでしょうね
BasiLがage並に変身したように感じます
さて、肝心のゲーム内容なんですが、5人のヒロインの5つのストーリーで構成されています
プレイヤーは目当てキャラの好感度をあげて、それぞれのストーリーに入っていくことになります。
選択肢は簡単で、攻略チャートなどいりません。
そして実際プレイしてみると、良くも悪くも名作ONEの流れを受け継いだ展開…
それ散るはストーリーを楽しむと言うより、女の子たちとの日常やそこから生まれる萌え、
そして舞人の頭のねじが一本外れてるようなギャグを楽しむゲームだと悟りました。
しかしこの萌えはほんとに一級品。
同日発売のこそばゆい学園恋愛シュミレーションを語った某ゲームよりよっぽどこそばゆいです。

講評その2(ちょっときつめ?)
はっきり言って、キャラがますますデフォルメ化されていることが少し残念。
それが最近の流行りといえばそれまでですが、BLESSのキャラくらいが好みなのに…
それ以上に残念なのが後半のシナリオ。
前半の濃厚なシナリオは後半になると勢いを失い、プレイヤーはなんとなく物足りないエンディングを迎えてしまいます。
つまり、舞人がヒロインとラブラブになってからはすごい勢いで物語が進んでしまうわけです。
それからキャラの名前が新幹線というのは… ま、どうでもいいことですけど…
そもそも主人公の名前も勇者特急マイトガ… ま、それもどうでもいいけど…


このホームページは
BasiLの「BasiL関連のウェブでの素材引用について」に基づき、
一部素材を引用して作成されています。これらの素材を他へ転載することを禁じます。