Rose de Sahara
途方もなく長い時をかけ
砂漠に生まれ咲いた サハラの薔薇よ
砂に幾万もの涙と血を染めた
王朝の最期を確かめてきたか
それともオアシス求めてさまよい歩く
落ちぶれし商人の嘆きを聞いていたか
芳しいワインの満ちるグラスと
柔らかい照明に守られて
手に取れば固く冷たく
錆びた砂の色を放つ石の花よ
一つの愛の最期を見つめ
残された女のため息を聞いていたのは
そう これからも黙して語らない
おまえひとりだけ
ざらついた縁を指でなぞり
おまえの失われた記憶の彼方へ
今夜は私もグラスを開けて
一緒に飛ぶとしよう
Rose de Saharaとは
「ローズ・ド・サハラ」は、サハラ砂漠の砂の中、
砂の成分が長い年月の間に砂中で花のような形状で固まり、
やがて地上で見つけられるという、石の花。
アフリカ北部の国チュニジアに出張した際、夫が土産として買ってきて、
リビングのキャビネット上に2つほどとても適当に(笑)転がしてありますが、
サハラ砂漠の砂もひと袋あるので、綺麗なビンが手に入ったら一緒に入れて飾りたいなと
最近思っている私です。
そうそう、新宿南口から歩いていける距離で同名のレストランがあります。