京都旅日記
一、出発〜嵯峨・嵐山



 ついに行ってきた〜。紅葉真っ盛りの京都へ。しかもかねてからしてみたかった一人旅。あいにく部屋が取れなくて泊まることはできなかったのですがめいっぱい楽しんで参りました♪写真もたくさんとってきたのでご覧くださいまし。

<出発>
 今回の旅では夜行バスを使用。どこでも寝れてしまう自分なら大丈夫であろうという予想からこうなったわけである。新宿を22時過ぎに集合ということなのでその10分前くらいに集合場所へたどり着いた。結構たくさんの人が利用しているみたいでバスは3台。そのうちの二階建てのバスに乗り込んだ。座席は指定されいてどこぞの修学旅行みたいに入り口に「バス座席表」が貼ってある。私の席は二階の真ん中くらい。ちなみにマド際。しばらくするとバスはほぼ満席になり、動き出した。こうしてみていると結構一人の人が多いことに気がつく。バスは首都高3号線に乗り高速に入っていき、高速に入った所で消灯。しかし意外に眠れない。うつらうつらしながらバスはどんどん西の方へ走っていくのでした。

 途中牧の原草津でトイレ休憩あり。牧の原でトイレに行く気があんまりなくて寝ようと思ったのにバスの中の大半の人が外に出るとなんだか不安になる。行った方がいいのではなかろうか。この先行きたくなったらどうしよう…。などの不安が渦巻く(なら行けよ!)。でもやっぱり睡魔が襲ってきて気が付いたらバスは発車してた。(←おい!)つづいての草津のサービスエリアでやっとトイレに行った。外に出たらすごく寒い!すごいマッハで用をすませて大急ぎでバスへ戻る。草津を出るともうすぐに京都。残りのわずかの時間、再び眠りへと入っていった…。

<京都駅到着>
京都駅到着  
草津を出た時間からおかしいな〜…と思ってたのだけど、着きました。京都に。朝4:50分過ぎに。早えーよ!真っ暗だよ!まだ駅空いてないよ!…しょうがないので近くのコンビニで時間をつぶし、5:20に駅が空くまで待ってました。5:20分に駅が空きます。しかしあいた所で何もナイ!お店もやってなければ資料集めに向かった観光案内所もやってない。いろいろ考え抜いた末、京都駅から徒歩圏内でもうやっているところを探そうと思い、観光案内を開くと…あった!5:50からやっているところが。


<東本願寺>
 京都駅から烏丸通沿いに歩いて5分くらい。親鸞聖人によって開かれた。高さ27mの御影堂門は京都3大門の一つ。正面には世界最大級の木造建築、御影堂門がある。

東本願寺イチョウ  5:50という早朝からやっているところとは、ここ東本願寺のこと。京都駅から烏丸通りを直進して左手にあある。境内に入ると街中とは思えない広さ。そして大きなお堂が目をひく。まだ夜が明け始めているころで薄暗かったけど本堂の横にあるイチョウはとてもきれいに色づいてた。朝の空気をたっぷり吸って、今日一日有意義に旅しようと決意。



<いざ京都散策へ…>
 東本願寺から戻って、やっと店も空き始めたので朝食をとった。せっかく京都に来たのだから京都らしいものを食べたい所だけどあいにく早朝からそんな店がやっているわけもなく、駅構内のたわいもないパン屋でとりあえず一息。午前中のプランを練りました。それにしてもココアに微妙な生クリームを乗せるのはやめてほしい…。沈んでますけど。とにかくおなかもいっぱいになったところで出発です。7:30すぎ、JR山陰本線福知山行きで最初の目的地、嵯峨・嵐山へと向かいました。

 電車に揺られること20分くらい。電車の揺れが気持ちよいのでついウトウトしてしまう。こんな未知の土地でうとうとしてよいものなのか…よくないだろう。少しは車窓の景色を楽しんで欲しいものだ。途中の駅で大量の人が降りたのでここかな?と思って起きると駅は「花園」学ランの男子生徒がたくさん降りていく。それからはウッカリ寝てはいけないと思いちゃ〜んと起きてました。途中の「太秦」では撮影所が見えたりとしばし車窓を満喫。そして太秦の次は「嵯峨・嵐山」私の降りる駅でございます。嵐山の駅はまだ朝早いというのに結構観光客がいる。まず駅で観光マップをもらって散策を始めていきました。

<渡月橋>
 嵐山の景観を代表する橋。「くまなき月の渡るに似たり」との亀山天皇の言葉からつけられた。
渡月橋  渡月橋のふもと  渡月橋からの紅葉

 嵐山の駅から歩いて桂川へ出、そこから上流に向かってあるのが渡月橋。以前来た時は5月ぐらいで橋から見える山は青々としていたけど今回はいろんな色に変わっててきれい。観光スポットだけあってこんな朝早くでもたくさんの人がわらわらと。人力車の方々も客引きに精を出していた。

<天竜寺>
天竜寺入り口  臨済宗天竜寺派の大本山で京都五山の第一位。1339年後醍醐天皇の霊を慰めるために足利尊氏が高僧夢窓国師を開山として、嵐山を背景とする亀山離宮を禅寺に改めたのが始まり。

まずは渡月橋すぐの天竜寺へ。天竜寺で一番印象に残っているのがその庭園。特に庭園を挟んだ建物から庭園を見るとまるで額の中に納められた絵のように美しく鮮やか。庭園から順路をたどって高台に行くとすごく景色が良い。また竹林をバックに紅葉が映えるのも印象的だった。天竜寺の庭園の北門からでて静かな竹林の中を通り抜け次の目的地へと向かった。



天竜寺の庭園1  天竜寺の庭園2  天竜寺の竹林


<常寂光寺>
1595年日槙上人が開いた。紅葉の名所である他、仁王門の仁王像は運慶作と伝えられている。

常寂光寺門  常寂光寺1  常寂光寺2

天竜寺の北門から竹林を抜けて大河内山荘の前を通り、小倉池を左に見ながらしばし嵐山の道を歩く。すると左手にこじんまりとした門が見えてくるのが常寂光寺。ここの寺の特徴は参道のカエデがすばらしいこと。仁王門がとても風情あるたたずまいでどっしりと構えている上からカエデの赤やオレンジがさす感じが絶妙でした。

<ニ尊院>
嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が承和年間(834〜847)に開山したといわれている。参道は別名「紅葉の馬場」とも呼ばれ、カエデが美しいことで有名である。

ニ尊院門  ニ尊院1  ニ尊院2

常寂光寺から少し歩くといろいろなお店が目につく。その中で今日との民芸品を扱うお店へ立ち寄ってみた。京都ならでわの竹細工や和紙、インテリア、お香などあらゆるものがあって楽しめた。おばあちゃんのお土産に竹細工でできたマグカップを買った。店を出て次に立ち寄ったのはニ尊院。こちらの寺も参道のカエデが美しかった。本堂では格言みたいなのが書いてある紙が3枚いくらかで売っていてその中でとてもためになりそうなものがあったしおもしろので買ってみた。このころからだんだんと人が多くなり始めた。

<祇王寺>
法然上人の門弟である良鎮が建立した往生院が尼寺として残ったものである。平清盛の寵愛を失った祇王が妹と母とともに出家し、晩年を過ごしたとして「平家物語」に登場する。

祇王寺1  祇王寺2

祇王寺は本来なら嵯峨野の奥にあるひっそりとした寺であるはずだろう。しかしこのシーズンは人でひしめきあっている。とてもこじんまりとしたお寺ではあるが観光客が多くいるためさらに狭く感じる。初めて入るのに少し待った。祇王寺で一番印象的なのは一面の苔とカエデの赤のコントラストである。もっといい季節になると苔の上に落ち葉が積もり、赤いじゅうたんのようになるらしい。地味な感じの寺だがひっそりとしたたたずまいがとても気に入った。

<清涼寺>
光源氏のモデルとされる源融の別荘に遺族が御堂を建てた。本尊・釈迦如来は37歳の姿といわれている。

清涼寺  あぶり餅


そろそろ散策にも疲れが出始めた頃、嵯峨野最後の目的地として清涼寺に向かった。祇王寺とは一変してとても広い境内だ。空も青くとてもすがすがしい気分になった。そんな時小腹がすいていた所に境内の茶屋が目に入り、一服することとした。、とそこには清涼寺名物「あぶり餅」という看板メニューが。名物という言葉にひかれてそれを食べることにした。あぶり餅とは小さい餅をあぶったものに駆串をさし、その上に黄な粉味のソースをかけたものである。あったかくてなかなかおいしかった。

おなかが満たされた所でそろそろ嵯峨野を後にすることにした。朝から歩きっぱなしだったが不思議と足に疲れはない。むしろ上ばっかりみていたから首が多少痛くなってきていた。清涼寺の茶屋のイスから腰をあげ、嵐山の駅へと歩き始めた。

つづく… 


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