人はどこから来て、どこへ行くのか・・・

森の中をとにかく夢中で走っていた。
何故か巨大な恐竜、ティラノサウルスに追いかけられていたのだ。
全力で逃げ回るが、段々と恐竜の足音が接近してくる。
このままでは追いつかれてしまう・・・
そう思った瞬間、近くから「こっちまで走って、早く!」と叫ぶ女性の声がした。
とっさに声のする方へ飛び込んだ。
すると女はティラノサウルスに向けてロケット砲を発射した。弾は頭部に命中し、恐竜は即死した。
何が起こっているのか把握できずに、その場に呆然としていると、女が話しかけてくる。
「危ない所だったね、大丈夫?怪我はない?」
「うん、大丈夫。助けてくれてありがとう。でも、何でこんな場所にティラノサウルスが居たのかな?」
「さっきの恐竜は、恐らくこの島の研究所で作られたクローン生物だと思うわ。きっと、番犬みたいに侵入者を襲う様に仕込まれていたのね。」
「じゃあ、俺を侵入者だと思って襲って来たのか?」
「いいえ。もしそうなら、あの恐竜が狙ってたのは私ね。間違いなく・・・」
「え?」

「・・・それよりも自己紹介がまだだったわ。私の名前はティーナ。あなたは?」
名前・・・?
三瓶でェす