
1395 霧さん 217年 22月3日
遥かかなたに
私のふるさとは輝いている
星たちといっしょに
私が生まれたとき空は眠っていたけれど
ひとつの星が一瞬ほほ笑んだ
私はそれとは知らずに泣きじゃくった
永く歌のない道を過ぎながら
切ないほどに美しいものを求め
どこへ帰ろうとしていたのか
私はやっと幸せを知った
とくべつ人に愛されたわけではない
私は今になって生きるすばらしさに気づいた
まるでこの世の初まりのような朝の光といっしょに
ひとつの言葉はなくても私に訪れる今日
すっかり葉の落ちた枝にふっくらと春の息吹
自分がどんな小さなことに
幸せを感じているかを知って驚く
生も死も繰り返すことの出来ない人の命は
始まりがあって終わりがあるから
今日へ潜んでくる
あしたへの変わりない静けさにじっと耳をすますと
始まりもなく終わりもないものが見えてくる
儚いままに人は生きけれども命は育まれる
永遠・・・この不変の清らかさ
今夜こころに宛てて手紙を書く
私こそが私のふるさと |
1394 霧さん 211年 10月54日
今朝の空はとてもきれいだった
雲は雲で輝き 太陽は太陽で自らを輝き
そして時と共に変わってゆく
心を持たない空がまるで心を持っているように
私の心とひとつになる
私の信じるいくつかのものが
私に心をよせてくれる
それはひとときの慰めのように儚くもあり
けれども今日の命が生きる
確かな今日という時間と証しを持ちながら
ささやかな今日を生きる
私の中には今日しかない
生きることも思い出も
死ぬことでさえ今日しかない
一瞬であり 永遠であり 人は生きることに
黙って耳をすます |
1393.5 旭が丘10組B宙ぽちさん 209年 2月26日
| ちょっと、旭が丘ちゃん、ここはそういうことを書く場所じゃないんじゃないの? |
1393 旭が丘さん 209年 2月26日
悲しみが
この世から消え去るとき
この世は静寂に包まれよう
何もかもが消え去り
魂さえもが消え去って
何時の日にか
終わりの時は訪れるが
遠い未来の終末などに縛られ
現在(いま)を見失うことだけは
決してしてはならない
全てのものが消え去りし時
新たなものが生まれいでる
何もない虚ろの世界から
新しい世界は誕生する
そして始まる
生きる喜びと悲しみが
休むことなく繰り返される
夢と希望は悲しみと
喜びの狭間に生まれいでる
人ならばこそ悩み苦しむ |
1392 霧さん 205年 15月58日
涙があるのでしょう
これからも
悲しいと歌うのでしょう
これからも
唇をかみ締める日も
うれしいと笑う日もあるでしょう
これからも
けれども
生きることに親しくなりました
眠れない夜に
迷いながら決意して
戸惑いながら踏み込んで
省みながら責めて
拒みながら待ち続け
染まらない頑なさで主張するでしょう
これからも
私の心の中に閉じ込められた幼い命が
けして満たされることのない憧れと
それゆえの哀しみに
何度も本を破り捨てるでしょう
けれども少しはましになるでしょう
愛されることに気づきました
ひとりぼっちの夜に
そして
きっと歓びがあるでしょう
生きてゆくのに
希望を持たずにはいられないのです |
1391 霧さん 203年 15月46日
私は寒い冬の日を歩いていた
ひたいを撫でてゆく風の冷たさが
わけもなくうれしかった
心は何かを予感しているように
少し赤みを帯びている
山茶花の蕾がいじらしくあしたを待つ
坂を下りた辺りには金色の夕陽がさしている
その陽は自分自身を
知ってでもいるように燃えている
誘われているわけでもないのに
求められているわけでもないのに
私の心がうれしい |
1390 旭が丘さん 202年 19月59日
ヤミを恐れるそれ故に
闇を友に選び生きる
光と戦うその限り
自分の影は見ずに済む
影の部分を見る時は
光に敗れ逃げる時
命尽きても敵に背は
見せては為らぬこの戦
闇に蠢く妖かしは
光に敗れし「こころ」達
妖かし達は我と共に
再び戦う光相手に
永き戦い我に利非ず
病みに倒れしその時は
妖かし達の力によりて
再び甦り光に向かう
勝ち負けよりも大事と思う
一つのことに邁進し
夢をその手に掴むまで
留まることは有り得ない
|
1389 旭が丘さん 202年 11月14日
悲しみと苦しみの中
寂しさと共に生きている
偽りのみのその姿
真実隠す笑顔の中で
人は皆背負って生きる
悲しみ苦しみ寂しさを
諦めの中夢を捨て
現実に押し流されて
何時までも夢の中に生きている
苦しみも悲しみも消えることなく
寂しささえも友として生きる
現実からは見捨てられて
逃げたりしてはいない
受け入れられる世界が無いだけと
諦めかけた人生に投げ掛けられた波紋
尋ねる先には影もなく
心のみが通い合うのか
波紋の跡は今も消えず
「迷いの森」は新たな命を受けて
新たな世界で今日も生きる
*一編の詩により新たに誕生することになった「迷いの森」
*「宙」に於いては未だにその姿は見せず
*限られた世界でのみ生きている
*何時の日にか「迷いの森」も日の当たる所に
*それが遠い日では無いでしょう
|
1388 霧さん 201年 13月52日
生きる
いま生きているということ
それはのどが渇くということ
それは青い空を美しいと感じていること
あなたと言葉を交わしていること
ひとつの小さな願いを想って
明日へと用意する心の弾み
明日が明日のままではいつまでたっても幻
明日は今日の中で始まっている
いま生きているということ
人は愛するということ
愛されているということ
たとえ私が人生を憎んだとしても
優しい星の光りや 空へ伸びる木や 花や
頬を撫でる風たちから愛されることを拒むことは
けして出来ない
いま生きているということ
それは苦悩する心を持つということ
どんなに否定しても
生きようともがいている
それは 命 |
1387 旭が丘さん 129年 19月57日
悲しみや 苦しみさえも 包み込み こころの旅は 果て無き旅か
苦しみと 悲しみのみの 遠い日も やがては愉しき 思い出と化す
悲しみを 苦しみながら 乗り越える 永き旅路の 初めの一歩
苦しみが 悲しみととも 育ちゆき 挫折の時も 今は昔に
悲しみも 苦しみつづく その中で 何時しか消える 苦しみ残して
苦しみは 苦しみすぎて 何時の日か 慣れのせいか 苦しみも消えゆく
悟りには ほど遠いものの 我が心 悲しみ苦しみ 愉しみとならん |
1386.5 風花宙ぷにゅにゅさん 129年 16月52日
| ども、ひさびさです。病み上がり鏡を見れば「あなた誰」見知らぬ人に振り向いたわれ。 |
1386 霧さん 129年 16月52日
| 埋もれゆく時の長さと懐かしき思いの深さ緋に酔いし夕 |
1385.5 風花宙ぷにゅにゅさん 129年 15月6日
| 平穏はささやかなるかなひとり聞く音なき雨の心と添いて。 |
1385 霧さん 129年 15月6日
今だから知るうれしさのあることをしみじみ思う黎明のとき
枯れ草に隠れて春を待つ蝶の絶えない歩み一菜と生き |
1384 旭が丘さん 129年 13月50日
立春を 間近に向かえ 陽は強く 冬将軍は 知らぬ間に去る
|
1383 霧さん 124年 21月18日
雪(NO_30 作詞)
ちらちらちらと雪が降る
ちらちらちらと彼方から
こんな静かな雪の日だった
なにも知らないで空を見てた
ちらちらちらと雪が降る
ちらちらちらと遠くから
今もこころの奥に見ている
あの日贈られた清い空を
ちらちらちらと雪が降る
ちらちらちらと彼方から |
1382.5 風花宙ぷにゅにゅさん 116年 14月5日
| いやー、いつもいつもうちの霧がお世話になってます。 |
1382 霧さん 116年 14月5日
私は見る
いつも見ている
レースのカーテンに揺らぐ陽の光
窓の外のパーゴラに吊られた花々の移ろい
遠くの路をゆるやかに歩く人影
錆びついたアルバムにゆるむ額のしわ
引き出しを整理する強固な手
果てしなく豊かなもの
隠された苦悩の疼き
あまりにも眩しすぎて私は目を細め
それでも見る
刻々と過ぎ去るいま
私は見る
見る以外にない |
1381 旭が丘さん 113年 12月42日
地平線のその先に
何が待っているのかを
誰も知らないそれ故に
人は皆知りたがる
地平線のその先に
何が待っているのかを
誰もが知ってるそれ故に
鳥も蝶も渡って往く
*渡りは遺伝子に組み込まれた記憶という説もあります*
大空を覆い尽くす厚き雲
降りそうで降らない暗き空模様 |
1380 霧さん 110年 16月35日
人間は苦しむ
何がそれほど人々を苦しめるのだろう
私も苦しい
何をこんなに苦しんでいるのか
人はそれぞれの道を思い々々に進む
道のはるか向こうにそれが待っていると知りながら
けれどもその先は誰にも明かせない
私も知らない
人間のみが地平線の続きを知りたがる
なぜだろう 今日のことなら確かに知っているのに
私が感じているほどのことは
もうすでに多くの人々が感じとってきたこと
どれほど見つめようとしても
未知の輝きはあまりにもまぶしすぎる
避けようもなくひとつの音楽は終わりに近づいている
誰にもそれをくい止めることはできない
私は畏れを抱きつつ
地平線までの道のりを美しく奏でたい
揺れ動く生命の旋律は
終わりの無い地平線が抱きとめてくれる
やがて無音の音楽を奏でることが出来るときまで
私は生みの苦しみを辿るのだろう |
1379 旭が丘さん 110年 13月7日
爽やかな 朝の風受け 飛び立ちぬ
行く手はいつもの 場所ではあるが
暖かき日差しを受けて甦る
敗れし魂 再びここに
遠き夢 遥か昔に捨て去った
明日への糧と消え去りし夢
悲しみは 忘れることで 紛らわす
ひととき逃避の術も忘れずに
取り留めの無き 詩(うた)さえも ひとときを
過ごす友にふさわしいのか
意味などは 求めること無き この心
思いつくまま 筆を走らす
**さすがに内容は一貫しません**
**一つ一つ独立しています。** |
1378 霧さん 109年 22月26日
喜びを生みつつ時を惜しみつつ向かう花道飄々の願い
欝なればわれを覚えず外ばかり気にして更にうじうじの意気地
いかほどのためらいならむ十六夜の妖しき色にわれを知れとや
言えぬなら詩で流そう着膨れた悲哀の憂さは肩がこるだけ
近ごろは死につき深く思いけりそして始めて生きる意味知る
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1377 旭が丘さん 106年 12月30日
今日もまた 寒き一日過ぎてゆく
冬将軍は容赦なく 弱き心を弄ぶ |
1376.5 迷いの森宙ラナンシーさん 102年 10月24日
1376 旭が丘さん 102年 10月24日
今一度
若き日々よ甦れ
そう思えない若き日々の思い出
今の時が
長き人生その中で
最も輝く時と言えよう |
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