| 誕生編 | |||
| 幼児編 | |||
| 小学校編 | |||
| 中学校編 | |||
| 高校編 | |||
| 専門学校編 | |||
| OL編 | |||
| 失業編 | |||
| 再就職編 | |||
| 再々就職編 | |||
| 出会い編 | |||
| 結婚編 | |||
| ★キョンの幼児編★ | ||
キョンのお母さんは、洋裁が得意です。独身の時は、紳士服の会社に勤めていたようでした。 キョンたちが小さい時は、外では働けないので、内職をしていました。ミシンの仕事です。 お人形さんの洋服を縫う仕事を主にやっていました。キョンも小バサミで、糸を切るのを手伝ったりしていました。 ジャカジャカとミシンを踏んで、縫われていく洋服をみていると、なんだか魔法のように見えたものでした。 仕事の合間にお母さんは、みんなに洋服を作ってくれていました。 特に長女であるキョンには洋服をよく作ってくれたのです。妹たちは、うらやましがっていました。 でも、特別の時には必ず一人一人に洋服を作ってくれました。 キョンは5才の春、幼稚園に入園しました。1年保育です。この時は、ほとんどが2年保育でしたが、キョンの場合は、1年保育で入りました。 でも、キョンは、途中で幼稚園に入ったと思っていました。あとでお母さんに尋ねたところ、「4月からちゃんと入ったのよ。年長さんから入ったから、途中から入ったように思えたのかもね。」と言われました。 幼稚園は、キョンの家からは少し遠い場所にありました。そのため、バス通園だったのです。バス乗り場は、家より少し離れたところにあり、子供の足で5分ほど歩きました。 ある日、幼稚園の帰り、一つ年下の男の子と一緒に遊びに夢中になってしまい、帰りのバスに乗り遅れてしまったのです。先生も気が付かなかったようでした。キョンは、ふと気が付き、急いでバス乗り場に行ってみると、もう自分が乗るバスは行ってしまった後でした。 一緒に遊んでいた男の子もバスでしたが、その子のお父さんが、この日は車でお迎えに来る予定だったのです。お互いの家が近いこともあり、幼稚園の先生がキョンの家に電話をしてくれて、男の子のお父さんの車で家まで送ってもらったのでした。 キョンと同じクラスに本を自分で読める女の子がいました。幼稚園ではまだ習っていないのに・・・ひらがなやカタカナもスラスラと読んでいたのです。これを見て、キョンは悔しくて仕方がありませんでした。自分も本を読めるようになりたいと思いました。お母さんに字を教えてもらって、頑張ったのです。そして、本がスラスラと読めるようになったのでした。 幼稚園の遠足では、お母さんが、妹二人を連れて一緒に行ってくれました。サチをおんぶして、アケミは手をつないでの遠足でした。きっと大変だっただろうな。。 キョンは身体が弱く、よく熱を出したり、風邪を引いていました。中耳炎にもよくなりました。そのたび、バスに乗って、20分ほどのところにある大きな病院に連れて行ってもらいました。小児科や耳鼻科にかかったり・・・耳鼻科での中耳炎の治療はすごく痛いものでした。 |
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