松本・白馬
2003年10月5日〜7日

『かまいたちの夜』というゲームをご存知でしょうか(知らない方はヤフーとかで調べてください。そんでやってみるべし)。『シュプール』のモデルとなった『クヌルプ』というペンションがある事はご存知でしょうか。
 極度の怖がりでホラー&サスペンス物はドラマも小説も漫画もダメダメな私が「これはおもろい!」と夢中になった数少ない作品のひとつなのです。今回はその舞台に行きたくてたまらん!という気持ちが頂点に達した結果の実現になりました(リアルタイムでゲームやってた割に何故今更なのかは謎)
 白馬だけじゃ味気ないので(シーズンオフやし)『どくとるマンボウ』ファンでもあることから聖地・旧制松本高等学校訪問するために松本観光もくっつけて、友人を道連れに旅は始まったのであった。
 
同行者……亘莉たつき(短大からの友人。ゲーマーでありマニア。しかしオタクではあらず。たぶん)


10月5日

 今回行く松本という所はJRで行くには大変不便なところであった。
 出発地点から考えると糸魚川から大糸線で松本まで南下すれば良い訳なのだが(途中に白馬もあるし)、この大糸線というのが曲者で、本数がとても少ない。特に白馬を通る電車が1〜3時間に1本とかなのよ。
 色々プランを練った結果、松本って割と小さい町なので見るとこも少ないし、お昼に着いても充分やろということで金沢から高速バスを使っていくことにした。JRでも時間的には一緒なんやけど、同じ時間がかかるなら安い方が良かろうということやね。
 亘莉さんと金沢で待ち合わせバスに乗り込む。空いていたので好きな席に座っても良いよと言われたのでゆったり一人で二人席を使用。
 しかし、座席のリクライニングが浅い!
 微妙に疲れる角度。しかも途中通過する奥飛騨の山々は想像以上の山道(要するに急カーブが多い)で寝れるはずもなく、少々車酔いしてしまいました。
 しかし運転手さんの頑張りで(?)予定より30分以上早く松本に到着。
 松本は快晴。旅はやっぱ良い天気でなくっちゃね。しかし下ろされた場所がよく解からず、駅はあっちの方やろうと歩き出すこと数分、亘莉さんがあるものを発見し一目散に飛び込んだ!ゲーム屋かよ!松本来て最初に入るのがゲーム屋かよ!(爆笑)
 ゲーマーな亘莉さん。パンピの知らないようなゲームを好む彼女は今何とかというゲーム(忘れた)を探しているという。地元じゃ見つからんというのでちょっとマニアックなお店に私も同行することに。しかし彼女らしい・・・・・・。
 ゲームはドラクエ+αしかしなくなって久しいワタクシはなんとなく居辛い空間(笑)しょうがなく店のTVを盗み見ていると広末涼子の早稲田退学のニュースをやっていた。それに対する室井祐月のコメントの『広末が入学したことで早稲田に入れなかった人は怒ってるね。実際は1人なんだけど100人くらい怒ってそうだ』というのには頷ける。広末は小百合になれなかったか。
 結局お目当てのゲームは見つからなかったらしく、大人しく宿に向かうことに。
 松本にはタウンスニーカーという市内を回る小型バスが走ってて、これが料金100円という安さから当初利用しまくるだろうと考えていたんだけど、松本が想像以上に小さい街(というか観光地が集中している)な上にバス時刻がいつも微妙に合わなかったので滞在中1回しか利用しなかった。故に今も、松本駅前から松本城近くのホテルまで歩くことにした。
 途中で再びゲーム屋に立ち寄り(笑)本日の宿『ホテル花月』に到着。
 創業は明治という歴史あるお宿ですが中は洋風(というか大正ロマンチック)な造り。ネットで予約すると素泊まり5000円という安さであった。しかも松本城入場券とホテルの喫茶店のケーキセットまで付いてくるというから驚きである。あまりの安さに「ぼろいとこなのか?」と密かに心配やったのですが美しいお部屋でございました。
 チェックイン時間までまだ間があったので、フロントに荷物を預かってもらいとりあえずケーキを食いに行く。貰ったケーキセット券を出したんだけど、なんか店員の説明とか態度がイマイチでやや不愉快になる。ケーキは美味しかったけどさあ、なんだかなあ。

 気を取り直して観光へ出発。
 今日の予定は『旧制高等学校記念館』。宿の近くのタウンスニーカーを利用しようとしたんだけどやっぱり時間が合わない・・・・・・というか乗り場を探しているうちに近くまで歩いてきてたんで、そのまま徒歩で行くことになった。と言ってもホテルから20分ほどで付いたんだけどね。
 途中で見かけたホテル(ビジネスホテル?モーテルみたいなところ)に『1泊4800円朝食無料』のでかでかとした看板が立っていた。「安!」と驚く私たち。花月も安かったけど、松本って観光地なのに宿というか物価が安いような気がする。
 さて到着。ん?なんか様子がおかしい。
 入り口になんか横断幕があるし、フリーマーケットの店がいっぱいあるし人が多い・・・・・・なんかやな予感。
 なんと地元のバザーをやっているではないか!『地域消費者感謝祭』やったかな?そういうのが開催されてて、はっきり言って観光気分ではない。ここは学校閉鎖後に校舎を公民館として利用しているそうで、こういった催し物はよくあるのでしょう。
 駄菓子菓子!(←チガウ)
 解せん・・・・・・。まあこれは観光客の我儘。記念館は見れたしね。
 ここは『どくとるマンボウ』こと北杜夫さんの母校であり『青春期』の舞台になったとこですね。アンド旧制高校と言えば『摩利と新吾』の世界(笑)ここでたくさんのヴェッテンベルク・バンカランゲンが生まれたのね〜と密かに思っていたのは内緒です。
 この記念館、寮の一部屋の復元や成績表とそれを見た父親の然りの手紙なんかが展示してあって、それだけでも面白いんだけどもっと面白いのがパネル。パネルの解説文がめっちゃおもろい。なんというか、ヒネリが効いてるというかツボを心得ているというか。ここにいた学生さんの年って人生で一番はっちゃけてる年頃なんだよね。何時の時代も15〜19歳の熱血さとか真っ直ぐさとか馬鹿さとか、そんなのがパネルの文章によく表れてて。読みながら「もう、ばかv」と爆笑したりとかしてたんだけど、それがとても懐かしくて切なくなってきました。私にもね、こんな時代があったんだよ。今も楽しいけどさ。
 古き良き時代というのは、それを知らない人にとっても良いものなのです。

旧制高校正門です。奥に見えるのは講堂。今は公民館になってます。
行った時バザーの人や垂れ幕でとんでもないことになってたので(笑)次の日写真だけ取りにきました。
資料館の2階ベランダから中庭を見下ろした図です。資料館は後から立てられたものですが、それを囲む校舎は当時のままらしいですよ。庭もなのかな。よくわからん。

 のんびりゆっくり学校を見てたらお昼をすっかり過ぎておりました。
 どこかで何かを食べねば死ぬ!といった感じで何かおいしい物を食べさせてくれるよーなとこを探すうちら。しかし何かピンとこない。やたら目に付くのは寿司屋。「地元の方が安いし美味いっつーの」とは亘莉さんの名言である(うちらは海県の住人だからのう)
 たどり着いたのはホテルの近くにある『ナワテ通り』。駅から来る途中に見かけて「縁日みたいやな〜」と興味を惹かれたところでございます。松本市内を流れる女鳥羽川沿いの商店街(?)レトロな建物が多いロマン溢れるところ。さっき行った旧制高校のパネルにあったんやけど、当時の学生さんの遊び場やったようですね。
 たいやき屋さんで買ったチーズ鯛焼きを齧りつつ通りを練り歩く。途中の橋で大きなかえるの像を発見。『かえる大明神様』らしい。なんとも可愛らしいラブリーな像であった。ちなみにこの像のある橋を渡った所に有名な『まるも』があります。けどコーヒーを飲めない私には関係無いところあった。
 この通りにあるおそば屋さん『弁天本店』で遅いお昼ごはんをいただく。この店の入り口にもかえるの像があった。かえるがシンボルみたいですね。
 おそばは松本城の近くで食べようと思っていたのでここでとりうどんを食べた。大変美味しかったわ〜vこのお店は結構な老舗で『るるぶ』にも載ってる有名なとこみたいで、外見の作りも立派やったんですが内装が・・・・・・良くない。だって椅子が背もたれのない丸椅子なんだよー?隣りのテーブルでは店員のお姉ちゃんが伝票切ってるしさ・・・田舎の大衆食堂かよ!って雰囲気でもったいないと思う。

かえる大明神さま。けろけろけろっぴと二宮金次郎を組み合わせたみたいです。
ナワテ通りの守り神らしい。
お蕎麦屋の横にあったかえる像。こじんまりとした、池垣に非常にマッチしたその姿は風流でした。


 おなかも膨れたら途端に眠くなってきました。朝早かったしね。この辺で車酔いの酷かった亘莉さんがダウン寸前やったので、一旦ホテルに引き上げて休むことに。
 時間は15時半くらい。旅行中にあるまじきお昼寝をしたのでした(笑)
 まあこんなこともこじんまりとした松本の町だからこそ出来ることじゃよ〜。

 起きたのは18時。しばしぼんやりして、夜の街を散策に行く。
 目的は酒である(ズバリ)。
 持ってきた旅行ガイド誌にナイトスポット情報が無かったので、本屋に入ってローカル誌でチェックすることにしました。
 途中通り過ぎた裏通りの小さな映画館に『木更津キャッツアイ』のポスターがでかでかと張ってあるのを見つけ、狂喜乱舞する私。だって地元じゃ公開されるか未定なんだもん(10月半ばに上映決定の情報が入りました。バンザーイ!!)。ケータイカメラでポスターを激写し(笑)おなじく『キャッツ』好きの吉井パピ子さんにメールする。この感動を分かち合えるのはパピ子さんだけだ!だって亘莉さん『キャッツ』見てないんだもんよ(見てね)。すると間髪いれず返信。さすがパピ子さん。
『今日の情熱大陸はクドカンよ』
 なにィ!?『情熱大陸』って何時から?23時?それをチェックするためにも本屋へGOだ!(旅行に来てまで・・・・・・笑)
   松本駅近くの『パルコ』でなぜか洋服を見つつ(この辺が女である)タウン情報誌を片っ端からチェックするうちら。『パルコ』からふたつ交差点越えたところにオープンしたばかりのショットバーを発見。ここに決定。ついでに『TVジョン』もチェックして(『情熱大陸』は23時から)出発出発〜。
 向かう途中でまたもや『一泊4800円朝食無料』の看板発見。松本価格崩壊疑惑が浮かぶ。
 さて到着。お店の名前は『バッカス』やったかな?ちょっと解かり難いところにあったです。でも中の雰囲気は好き。先客はカップル一組。まだ早い時間やもんね(19時くらい)と思っていたらうちらの後からどんどん客がやって来て、広くない店はあっと言う間に満席になっちゃった。いい時間に来たもんだ。
 ここはお酒もおつまみも全てオール500円というナイスなところ。まあショットバーやもんね。昔京都で入ったサントリーのショットバーみたいなもんだ。
 お酒を楽しんでたら、なにやら店の隅っこが騒がしくなる。一個だけあるテーブル席(他はカウンター)にいた女の子3人組の1人が今日誕生日だそうで、マスターがケーキのサービスをしたんですね。で、他のお客さんの中から好意でクラッカーを鳴らしてくれる人募集というので、私も参加いたしました。『ハッピーバースデー』の合唱の後でクラッカーを鳴らしましたよ。私の他にも5人くらいいたかな?初めて会った、名前も顔も分からない(店内暗いし)人の誕生日を祝うのも、なかなかいいもんやね〜。

 十分夜を満喫してホテルに戻りました。
 喉が渇いたので、ホテル内の自販機へお茶を買いに行ったんやけど、ここで衝撃の事実が!
『350ml缶170円』
 たっか――!!
 なにこれ、高っ!ありえん高さ!『1泊4800円朝食無料』とエライちがいだ。ホテル内だけ別の税が発生してるんやろか。
 しかし背に腹は変えられぬので、泣く泣く烏龍茶(170円)を購入。複雑な気分で『堂本兄弟』と『情熱大陸』を見るのであった。

 部屋にはユニットバスが付いてたけども、一戸建てに住んでる私はユニットが苦手。というわけで大浴場へ入りに行きました。
 時間は日付が変わる寸前。風呂は24時間入浴OKなので余裕余裕。そしたら広いお風呂は誰もいなかった。ここ独り占め〜とめっちゃ堪能して大満足でお部屋に戻り、初日はここでおしまい。
 

 
10月6日

 7時半にお目覚め。
 身支度して朝食をホテルの食堂へ食べに行く。朝食を和・洋ひとつずつ用意してもらったんで、私が和食、亘莉さんが洋食を食べた。思えば昨日一日米を一粒を食べていなかったわ。日本人として寂しいわ〜。ご飯は大変おいしゅうございました。
 チェックアウトは10時ということで、のんびり荷造り。なんか亘莉さんの具合がよろしくない。聞くところによるとお腹が痛いとのこと。
 このあと昨日撮れなかった写真を撮りに旧制高校へもう一度行く予定やったんやけど、一人で行ってくることに。ロビーに亘莉さんを残し(ついでに大きい荷物も)1人で出発。途中で昨日の映画館の前で『キャッツ』のポスターをデジカメで綺麗に撮影しつつ(笑)高校まで歩いたのでした。

 写真を撮り終えて満足した私は約1時間でホテルに戻ってきた。亘莉さんのお腹も結構マシになったところで松本城へ向かう。
 お城といえばお堀。松本城にもお堀はありましたぞ。
 入り口付近のお堀の隅っこになにか白くてもぞもぞ動いている物体を発見。なんやろかと近付いてみると、白鳥が毛づくろいをしてるとこやった。初めて見た〜。
 首を身体に突っ込んで辺りに羽根を飛び散らしている様が私の心の琴線に触れ(笑)この白鳥の写真を取り捲る私。そして呆れる亘莉さん。あとからデジカメチェックしたら10枚くらい撮ってたよ(笑)これはほんの一部。

出会い。
拡大図。
飛び散った羽が良い感じ。

   中に入り、お土産屋さんを物色し(城を見るより先に・笑)、いろいろ寄り道してやっとお城の中へ入る。
 松本城は別名烏城というとおり真っ黒なんやけど、もうひとつの特徴が天守閣の急な階段。敵から攻められ難くするためということで、急な上に一段一段が非常に高い階段でございました。一段が30センチくらいある。もう一段に足かけるだけでも大変じゃよー。現代人の私でもこうなのだから、着物を着てた当時の人の苦労もわかるなあ。絶対罰ゲームとかで登らされたりしたんじゃなかろーか(そんなばかな)
 降りの人とすれ違うのも大変な狭い急な階段を登りきり(息も切れ切れ)、ついにたどり着いた天守閣。思ったよりもずっと広いとこでした。
 天守閣の天井は上がっていない梁が剥き出しの状態なんやけど、梁の一番高いところに小さな神棚がひっそりとあった。お城の守り神ってとこなのかな?

場内の階段。これは天守閣の一段下の階の物です。つるつるの木製で滑り止めが無かったら怖くて登れない。
天守閣の神棚。ちゃんとお供えもありました。しかし高いとこにあるんで、大変そうやわ〜。

   翌日の筋肉痛を恐れつつ(笑えん)天守閣を後にする。
 空は曇り空。雨が降りそうで振らないね〜と心配ながら外に出ることに。
 北にある旧開智小学校に向かうために城の西側の出入り口へ向かう。途中亘莉さんが御不浄へ行ったのを待ってたら団体客がやって来た。そしたら私が立ってた広場(?)の方を指差して「あれが清正の桜です〜」と解説を始める。
 季節は秋。桜はもちろん葉っぱだけでございます。しかも眼が悪いわたくし。ロープ越しの距離ではあれが桜か解かるはずもなく、まして由緒正しい桜とは露知らず。ちゃっかりガイドさんの説明を盗み聞くさにゃえであった。しかし声量にムラがあってさっぱり聞こえなかった(笑)

           
東の出入り口付近から撮った写真。赤い橋が特徴。この側に団体記念撮影の場所があったから、こっちから見るのが正しいようです。つまり駅側から入って見えた姿は裏側ということ?
清正の桜。由来はワカラズ。調べましょう。

 お城からちょっと北上したところに開智小学校があります。最初にぶつかるのが今の新しい開智小。やっぱり造りがモダンでかっこいい。それの真後ろにあるのが旧開智小。重文ですぞ!
 駐車場の敷地内(?)にあるのが旧司祭館。ここは長野で一番古い西洋建築物らしい。水色の外壁のかわいいお家。全体的に小さい。ホンマにここに住めるのかな〜って感じ。まあ昔の人は今よりも小柄だというし、こんな物でしょうか。とても綺麗なところやった。しかしここはタダで入れるし、誰もいないんで「ホンマに入ってもいいの?2階上がってもいいの?」と恐る恐る見学しましたとさ。
 さて旧開智小学校。ここは昭和38年まで実際に小学校として使われていたというので、中もやはり「学校やなあ」という感じ。廊下とか広いしね。
 当時の児童の作文とか習字とか絵が貼ってありました。みんな上手いなー。5年生の水彩画とか、絵葉書になりそうな上手さ。そして習字が上手。活字みたい。この時代の子は10歳で『ぶどう』『カゴ』の漢字が書けねばならんかったそうですよ!書けるかね?答え→『葡萄』『籠』。無理だよねー。
 展示してある国語の教科書が面白かった。『てふてふ』とか『たらうさん』とか。中でも『親戚宅に遊びにきたたらうさん(太郎さん)が電話をかける叔父さんの姿を見て笑う』というお話が爆笑です。

旧開智小学校。おしゃれな白亜の建物です。こんな学校いいよなー!

 学校を出た所で観光客から写真撮影を頼まれました。亘莉さんがシャッターを押しましたが、毎回誰かに写真を頼まれるなあ。ちなみに和歌山からのご夫婦。
 学校を出てお城の近くでお昼ごはんを食べる。信州と言えば蕎麦よね!というわけでお蕎麦屋さんへGO。
 この日は天気が悪いせいか大変寒かった。故に私はてんぷらそばを食す。亘莉さんは天ざる蕎麦。寒くないのかな?
 とても美味しかった&温かかったです。信州では蕎麦がおすすめ。

 ホテルに戻るにはお城の中を通るのが一番近道、ということで東側の出入り口から再度お城の中に入って、お堀沿いに駅側の出入り口へ向かった。来る時に私の心を奪った白鳥はいるかいな〜と思ったらちゃんといました。やけに綺麗になってすましてましたが・・・・・・さっきまで羽根掻き毟ってたくせにコノヤロウ!ということでおすまし白鳥の写真も撮りまくる(笑)あとから調べるとここで5枚くらい(爆笑)。つーわけでベストショット。

優雅に泳ぐ白鳥。水の下は必死に足を動かしてるそーですが、それは嘘だと知りました。なんもしてません。ホンマです。


 ホテルで荷物を受け取って松本駅へ。その間で初めてタウンスニーカーを利用。100円だけどが、やっぱ歩いても良かったような・・・・・・。
 松本駅からJR大糸線で白馬へ行くのです。
 大糸線はローカル線。しかも本数が少ない。今回乗ったこれも信濃大町で乗り換え有り。乗り過ごしたら次の電車までの待ち時間が長いから大変。ということで時間に余裕をもって行動した結果ちゃんと乗れました。
 突然亘莉さんが電車から降りてホームを走る!何かと思ったら正面に見えた自販機にジャワティーを発見したために買いに行った模様。根性だ。ジャワティー珍しいからね〜。
 電車に揺られること約1時間半。途中信濃大町で20分ほど特急通過待ちで時間をロスして(怒)15時10分ごろ白馬に到着。予定よりかなり遅く着いちゃった。
 駆け足でバスに乗る。目的地はオリンピック記念館とジャンプ台よ!
 ペンションからの迎えを17時にしてるんだよね〜間に合うのかね・・・・・・と駆け足の白馬。しかしこのバスが曲者だった!いや、バスが悪いわけではないんやけどさ〜・・・・・・ガイドブックの通りこのバスの終着・八方で降りて歩いたんだけど・・・・・・着かねえ。歩いても歩いても遠い!ジャンプ台!見えるんだけど近付かない!ブーブー言いながら30分ほど歩いてやっと着いた・・・・・・けどジャンプ台までは立派な広い舗装道路が続いておりました。オリンピックの舞台やねんから当然といえば当然ねんけど・・・・・・じゃあ観光客にも親切にバス通せよ!と私は言いたい。ぷんぷん。
 気を取り直してジャンプ台。さすが世界の祭典の舞台です。立派ですね〜。ここであの感動が・・・・・・と言いたいところですが、私あの中継は再放送でしか見ておりません。しかもバイト先の新年会2次会で、ホテルで泥酔状態で見てました。つまりあんまり憶えていない。ハイ、非国民です。
 ジャンプ台の上まで上がれるというのでリフトに乗って行きます。
 リフトなんて小学校の時にスキーに行って以来よ。乗る時に緊張しつつ登って行く私達。
 さすが山の中、足の下は森。もう少し後に来たら紅葉が美しかろうこの場所。わたくし高い所はそんなに怖くないのだけれども、観覧車が大っ嫌いな人間。リフトも乗り心地が良く似ている。内心ビクビクしつつ、ジャンプ台の上まで登りました。
 ちょうど練習生がジャンプの練習をしていて、貴重な姿を見ることもできて大興奮。なんとまあこんな高いとこからねえ・・・・・・と近所のおばちゃんのような感想しか言えまへん。今はまだいいけど、雪が降って真っ白になったらもっと高く感じるんやろうな〜
 この辺で17時には白馬駅に戻れないなと思ったんで、ペンションに連絡入れとくことに。そしたらジャンプ台まで迎えにきてくれるというではありませんか!なんて親切な!一安心して、のんびりとリフトを降りて(怖かったけど)記念館を見て、迎えに来てもらったのでした。

長野オリンピックジャンプ台。実際に選手が滑り降りる所の一段上から見下ろせます。

 17時半過ぎに、ペンション『クヌルプ』に到着。
 今回の旅の目的はここに来ることだったのですよ!建物を見た時の感激はもうあなた・・・・・・『かまいたち』ファンならわかるよね!
 今晩の宿泊客は私達だけというなんとも贅沢というかなにかが起こるかも的なドキドキ感でいっぱいになりながら、荷物を置きに階段を登る。吹き抜けから談話室を見下ろした光景は「ゲームと一緒だ!!」当たり前だ!見下ろした足元(階段を登りきった所)は、春子さんが死んでいた場所。そして廊下の突き当たりはみどりさんがいた押入れ・・・・・・盛り上がってきたぞ(笑)
 私たちの部屋は階段からすぐ横の部屋。香山夫妻の部屋ですね。そう言えば開智小で会った和歌山からの夫婦、香山さんみたいやったな〜(笑)
 荷物を置いてすぐ夕食。
 ゲームではオーナーが作ってたけど、実際は奥さんが作っているご様子。もちろんゲテモノ料理ではありませんことよ(笑)フランス料理です。これがまた美味しい!
 実は迎えの車の中でオーナーからご当地ワインのお話をたっぷり聞いていた私たち。クヌルプご自慢のワインを一緒に頂いたんやけど、めっちゃ美味しかった!
 しかし酒の勢いというのは恐ろしい物で、素面じゃとてもできないような内容の話を語り合ってしまいました。ああおそろしや・・・・・・クヌルプの一夜のこととして互いの心の中だけに秘めておこうと思います(大げさ?)。
 お腹も膨れて談話室でダラダラしつつ漫画を物色してみたら、ここの品揃えは結構偏ってました(笑)『ポーの一族』は読んだことあるから〜ということで『トーマの心臓』と『F1グランプリ特集2003年4月号』(スキー雑誌の中に紛れて1冊だけあった。何故?)、亘莉さんは『ポー』を持って部屋に戻る。
 ここは電波の状態が良くないらしく携帯も圏外だしテレビもあまり映らない。ので酒の酔いが覚めるまで漫画を読んでおりました。面白いね『トーマの心臓』!
 23時ごろ、やっと酔いが覚めたんでお風呂に入りに行く。ゲームでは部屋にユニットバスが付いてたけど、ここは石風呂が1階にあるのよ。
 亘莉さんはまだ読んでたんで先に一人で入りに行きました。1階の廊下の奥、ゲームでいうオーナーの部屋の場所にお風呂があります。ちょっとちがうね。綺麗な温かいお風呂でした〜。
 入れ替わりに亘莉さんがお風呂に行った間もひたすら漫画を読む。止まらないよ萩尾望都!夢中になってたら亘莉さんが戻ってきた。今晩客室にいるのは私らだけなんでずっと部屋のドアに鍵をかけずにいたんやけど、お風呂から戻った亘莉さんが
「鍵どうする?閉めとく?」
 このタイミングで言う?!怖えよおい!ゲームを思い出しちゃうじゃん!
 鍵はかけることにしました。怖いもんね〜。
 さて漫画を読み終わったので早々に寝ることに。『ポーの一族』は3冊もあるので亘莉さんはまだ起きてたけど先に寝てしまった。
 聞くところによると亘莉さんも怖かった模様。



10月7日

   何事もなく朝を迎えることができました(当たり前だ!)
 安心して朝食をいただきに下へ下りる。朝日の中のクヌルプというのも不思議な感じ。
 昨日と違ってとてもいい天気やったので、朝食の後にカメラ持参で(笑)お散歩へ。やっぱゲームと同じアングルで写真撮らなね!

           
クヌルプ外観です。ゲームでは雪の中やったんでイマイチわからない。思ったよりこじんまりとしてます。
ご存知ふくろう。これ見たとき感動しました。カワイイ!
談話室を階段から見下ろした図。ゲームよりごちゃごちゃしてますね。
階段を見上げた図。段差は小さいです。小学校の階段みたい。
ゲームと違ってベッドと窓の位置関係が違います。窓も観音開きではなくて横にすべるタイプ。ベッドカバーは一緒!ちなみにここは真理の部屋。誰も泊まってなかったので勝手に撮ってきました。
朝の食堂はキラキラしてます。安孫子武丸さんやドラマの出演者のサインが置いてありました。
猫のジェニーはいなかったけど、犬が2匹いました。捨てられてたのを拾ったそうです。こっちはしんたろう。大変おとなしい。さわりまくり。ラブリーv
こっちはラブ。尻尾を自分で噛んでケガをしているらしく、エリザベスカーラーをして隔離されていました。でも元気よく吼えまくり。威嚇されてただけか?

 ペンションに戻ったら他のお客さんが来てた。泊まりではなくて、スキー用品を見にきたみたい。会釈して部屋に戻って身支度&荷造り。そろそろ帰らなくちゃね〜。
 10時にチェックアウト。奥さんに駅まで送ってもらった。
 車の中で『かまいたち』のお話を聞きました。奥さんはゲームもドラマもノータッチで、オーナーが全て仕切っているみたい。ドラマ撮影の時は「(内山)理名ちゃんかわいかったけどたっちゃん(藤原竜也)の方がかわいかった」らしい(笑)顔が恐ろしく小さいそうな。見てみたいね〜。

 大糸線で松本へ戻る前に白馬駅前でお昼ご飯とお土産を物色。
 その途中で亘莉さんが穂高安曇さんへ『旅行してる』という自慢メールを送信。そして帰ってきたメールは1週間前に彼女も別の友人と白馬に来ていたという内容。どうせなら一緒に行けばよかったね〜。
 なにはともあれ、大満足の松本・白馬旅行でした。
 次は冬にクヌルプへ行きたいものです。
   


≪余談≫ 『かまいたち』の舞台へ泊まりに行ったと職場の人に自慢しまくったわたくし。めちゃめちゃ羨ましがられましたが、中でも特に羨ましがってたKさんが1週間後にクヌルプへ行ってしまいました(しかも車で)。
 見覚えのある白馬土産を手にしたKさんは一言「だって羨ましかったんだもん」だそーです。おそるべし。