夏に続いて春も甲子園観戦に行ってまいりました。カンペキ甲子園マジックに惑わされたようです。本望です。
今回は組み合わせが決まる前に行く日を決めました。愛知・東邦の試合が見れたらいいなあと思っていたのですが、私が行く前日の試合に決定。そりゃないぜーと凹んでいたら開会式後の初日が雨で順延。見事に私が行く日に東邦―育英の好カードが!
ラッキーラッキーと大喜びでいざ甲子園でございます。
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3月27日
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いつもの高速バスで6時半梅田着。またもやお世話になる梅田OSホテルに荷物を預けて、梅田地下のカフェでモーニングをまったり食し、阪神電鉄で一路甲子園へ。往復520円。急行で15分くらい。近いよね。
今日は日曜日やし、いい天気やし(夕方から雨っぽいが)滋賀の八幡商と地元の育英の試合があるから混むやろうなあと思いつつ、7時半過ぎに球場到着。開場は8時。入場券売り場には結構人が集まってました。しかし私は外野狙い。群れを尻目に1塁側をぐるりと歩いていく。
春は名物の蔦が無く、歴史ある球場の趣がひしひしと感じられる外観(要するに古い)。結構な迫力です。間近に寄るとでかさがわかる。従業員通用口から球場職員や警備員さんたちが、忙しそーに出入りしてました。
球場の一番後ろ・バックスクリーンの真下に位置する所に『阪神タイガース史料館』があります。
着いたときシャッターが閉まっていたので、横で開いていたお土産売り場のお姉さんに聞くと、開場と同時に史料館も開くとのこと。10分ほど目の前のベンチで時間をつぶしてました。
すぐそばには外野ゲートがあります。近所の人が散歩してたりと、正面の喧騒とは全然違う。
8時になって史料館に入りました。残念ながら1番乗りではなかった(目の前で待ってたのになー)。
『史料館』の名にふさわしいタイガースの宝の山々!おお〜藤村富美男の物干し竿!ユニフォーム!85年日本一の品々!そしてなにより愛する久慈さんの「92年最優秀新人賞」の賞状!!あああーすごい!すごいよ史料館!!朝っぱらから私の中の虎魂に火がついてテンションあがりっぱなしです。
ここにはたくさんの名選手のサインボールが置いてあるのですが、往年の名選手のサインはとてもわかりやすいのですね。土井垣武とか、吉田義男まではそのままの字でサインしてあるんやけども、江夏くらいになってきたら何書いてあるかわからん。
甲子園駅から球場までの通りに並べられた看板。 今大会の公式ポスター(?ナイキか?)です。『どこまでいけるか』(左)と、キャッチコピーが書かれた物(右)の2枚組。
このキャッチコピーが5種類くらいあって、駅のホームにずらっと貼ってありました。カッコイイコピーばかり。ポスター欲しいぜ。入り口ゲート。この写真撮ってたら近くにいた係員さんが私を入れて写真を撮ってくれました。 大会4日目の日程掲示板。夏は準々決勝やったから2試合しかなかったので、たくさん高校名が書かれているのが嬉しい。 正面から一塁ゲートに歩いていくと毎日放送のプレスバスを発見。近くにNHKのアンテナもあった。ここから電波が飛んでいくわけやねー。 毎日放送のバスの向かいにある雨天練習場(と思われる)。
前を通った時すごい気合の入った練習中らしき声が聞こえました。八幡商?羽黒?どっちだ。球場の真後ろからバックスクリーン裏を見上げた図。
右端に見える2本の傍がバックスクリーン上段に掲げられている大会旗と毎日放送の旗。手前のは出場校の校旗(だと思われる)。甲子園裏側にあるお土産売り場。この背後に『阪神タイガース史料館』がある。
各校のペナントも売ってまっせ。
『史料館』の開館待ちをしている間に観戦に来た少年野球チームご一行様が前を通って行ったのだが、野球少年たちは見事にお土産屋に吸い寄せられて行って監督やコーチに引き摺られて連れ戻されていたのがいとおかし。『阪神タイガース史料館』。魂を揺さぶる炎の空間。入館料がタダなのが男前。撮影は禁止よ。
たっぷり満喫してライト側外野席へ。とてもいい天気です。まだ選手はおらず、グラウンド整備の人がいるだけ。バックネット裏グリーンシートには割と人が入っていましたが、外野はがらがらです。
ライトスタンドの一番端っこ・アルプスの真横に陣取りました。
外野からマウンドは思ったより遠くないというか、遠いんやけど小さく見えないなあという感想。バックスクリーンを近くまで行って見上げてみましたが、すごい大きかったです。いつか開会式か閉会式に来て、選手の会旗上げ下ろしを見たいものだ。
風があるものの日差しが温かくて快適ですよ外野(夏は灼熱地獄らしいが)。私は20段目くらいにいたんやけど、少し下の段におじさんが一人寝ていました。この人外野が混み合ってきても試合が始まってもずーっと寝ていた。何しに来たんだ?そしてこのおじさんのまん前に朝からずっとカップルが座っていちゃこいていた。甲子園で、しかも寝とるおっさんの前でよくいちゃつけるなあと感心していたら、なんとふたりとも男であった(笑)
選手がベンチ入りする頃になると、どんどん人が増えてまいりました。お隣の1塁アルプスも見る見るうちに白い席が埋まっていきます。八幡商は滋賀県代表やから応援に駆けつけた県人が多いのでしょう。対戦する3塁側黒羽(山形)はこじんまりとしています。うーむあっちに座った方が良かったかな?
9時半にプレイボール。
私の位置からはライトの選手がすぐそこにいます。なんかいい感じ。
そしてアルプスに近いというのは、想像以上に良いものですよ。八幡商の応援がすごくよく見えるのですね。声も聞こえるし、選手の名前を覚えてしまった(しかも下の名前)。お気に入りなんかもできちゃったりして、すっかり八幡商びいきになって楽しかったです。
試合は1−1の投手戦。大会初の延長戦に突入です。
そして衝撃的な幕切れでした。
ライト側から見上げたバックスクリーン。さすがにでかい。 アルプスに入って来た八幡商ブラスバンドの皆さん。スーザフォンを持った子が2人いたんやけど、最初の子がアルプスに入るとき金網ゲートに朝顔をぶつけていた。 アルプスは着々と埋まっていきます。 こちらは対する黒羽高(山形)アルプス。山形と滋賀じゃ、学校関係者以外の応援人数に差が出るのも無理はない。 八幡商ナインのお気に入りその1のかずき君。強肩のセンター。
か、海音寺と同じ名前!というわけで注目(笑)。でも漢字は反町の方だった。お気に入りその2ゆーや君(後輩に同じ名前の子がいるため)。
彼の応援は「ゆーや、ゆーや、ゆ・う・や!」という(シンプル)。
私の席のまん前が守備範囲なライト。羽黒のライト(吉田君)が大きく見えたので、ゆーや君が前進守備かと思ったらゆーや君が小柄な子だったというオチ。
八幡商、残念でした。バッテリーの二人は今夜悔しくて眠れないかもしれない。
その悔しさをバネにして、夏もまた来いよ!
お昼になってますます人が多くなってきた甲子園。
アルプスでは応援団の入れ替えが高速で行われます。7回が終わったころからアルプスの外野側に次の学校(香川・三本松)の応援団が入ってくるんですね。この子達、前の試合が延長になったもんやから本番前に疲れ気味でした。
三本松(香川)−東海大相模(神奈川・原の母校。しかし私的には吉田道の方が印象は強い)。
東海大相模の投手・小泉君はすごいらしい。キャプテン君はなんと元巨人の角の息子さんなんだそーだ。そして打撃のチーム。こっち有利かなー。
試合開始。やはり東海大相模強い。結構ワンサイド気味。第1試合と違ってあんまり面白くなかった……のでお昼を買いに行くついでに河岸を変えることにしました。
お昼に選んだのは名物甲子園カレー!かちわりとこれを食わねば甲子園に来たとはいえぬ。
「甲子園カレー」と「甲子園チキンカレー」があります。スタンダードな方を購入。
カレーを持ってセンターの後ろくらいまで移動しました。バックスクリーン寄り。カレーは大変美味であった。程よい辛さ。辛いの苦手な私にちょうどということは一般的に甘めなのかも。
カレーを食い始めてすぐホームランが近くに飛び込んできた。大会第1号。打ったのは東海大相模の選手。面白くねーな。判官贔屓。ワンサイドゲームというのはこんなにもつまらんものなのか。
試合が中盤に差し掛かったころから、雲行きが怪しくなってきました。九州では朝から雨らしく、低気圧がどんどん東に動いてきてるみたい。今日いっぱい持つという予報やったけど7回が終わった時点で銀傘の下に移動することにしました。
外に出て入場券を買いに行くとき、球場周辺にたくさんの東邦校生及び愛知県人会が!!東邦の白い帽子〜さわやか〜。見とれつつ入場券を買って急いでイエローシートにむかう。
うーむやはり混んでいる。外野から見たときもオレンジシート(3塁側)結構空いてたのにこっちは混んでたもんなあ。なぜだ。第一試合の近畿応援組がそのまま残ってるのかな?いやそれなら次の育英のために3塁に行くべきやな。やっぱ日曜やからか。
空いていた最上段に座って観戦。しかしこの第2試合はあまり集中して見れなかった。面白い試合とそうでない試合があるということで……第1試合がよかったからね。
第1試合が延長やったので、予定は遅れ気味。しかも空は雲が立ち込めてきました。風も強くなってきた……というか最上段は浜風が内野でも強いんやな。めちゃめちゃさむいっすよ。売り子君からホットミルクティーを買って暖を取る。3段下の席にはアイスクリームを食う猛者が!子供はすごい。
しかしこの席は良いですな。グリーンシートより内野が見やすくて、試合の流れがとてもよくわかります。おすすめ。
午後3時、第3試合開始。東邦−育英の好カード!一番見たかった待望の試合ざます。
ここで穂高さんと姉から「テレビ見てるよ」メール。けれど私は画面に映らないところにいるのだ。
この試合を見るために甲子園に来た!!
東邦vs育英、プレイボール。育英の円陣。初戦はどこも気合入る。 3塁側育英アルプス。さすが地元、たくさん入ってます。
横断旗には『震災10年、神戸からの発信』の文字が。これ書かれたら東邦は悪役になるしかない。東邦円陣。阪口前監督からバトンタッチした森田監督の甲子園初陣なり。 1塁側東邦アルプス。水谷君の姿を探す(たぶんいない〜)。阪口監督はいらっしゃったのかしら?
同じ愛知の愛工大名電応援団はモリゾーぬいぐるみを振り回してたけど東邦はどうだろう。1塁内野席のカメラマンズ。マウンドを狙いホームを狙いファーストを狙い白球を狙う。狙いまくり。
試合は息詰まる投手戦。電光掲示板にはゼロの行進が続きます。テレビ観戦では打撃戦の方が面白いけど、生で見るんやったら投手戦の方が断然面白いと思う。中盤以降は両チームに得点のチャンスがあって、それを見事に防いで、その次の攻撃にまたチャンスがあって……という、まさに「ピンチの後にチャンスあり」を地で行く試合。緊張感と歓喜とため息が球場をいっぱいにしてました。
いつしか灯った照明。いつ点いたのか全然気付かなかった。それくらい熱中した試合やった。
ゼロの行進。
好カードは好ゲームの投手戦となり、本日2試合目の延長戦へ。いつの間にか点いた照明。
今でも10分8400円なんだろうか(もっと上がってるかな?)。育英攻撃のマウンド。東邦エース木下君は快速右腕。プロも注目注目!
ペース配分して投げられる賢い子。東邦攻撃のマウンド。育英エース・若竹君は140キロ台をばんばん投げまくる。
ネクストバッターズサークルに座るのは東邦キャッチャー水野君。彼は主将でもあるのです。このあとが運命の打席。熱闘に相応しい幕切れであった。最後の整列に集まる両校ナイン。 東邦校歌斉唱。東邦の勝利を生で見れるとは。来て良かった。 勝利を噛み締めつつ引き上げる準備をする東邦ナイン。おめでとう。
見事な東邦のサヨナラ。決勝打を放ったのは私のお気に入りだった(名前で注目・笑)水野君!水野君の手で呼び込んだサヨナラ勝ちに感無量でした。
余談。帰りの阪神電車はうっかり普通電車に乗ったため各駅停車のまったり帰宅。途中停車した駅から見えた電光掲示板でパリーグの試合結果が流れたんやけど「ロッテ26−楽天0」という「!?」な表示が!!見ていた周りの人と「今の表示ミスですかね」と語りつつ携帯でチェックした「野球小僧」「スポニチWeb」ではそれが事実なのだといっていました。ロッテは好きなんやけど……田尾さんも好きなんだな……複雑。
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3月28日
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昨日の夜から近畿地方を通過中の低気圧の影響で、日程の変更がありました。
本日午前の試合は中止。午後1時から2試合行われれることに。
午後4時過ぎのバスで帰路に着くわたくし。予定では第1、第2試合を見終ってから帰るつもりやったんやけど……お天気には勝てぬか。
12時過ぎに球場入り。雨はまだ降ってます。まさか中止にならんよなーと心配しながらお弁当を食す。
本日選んだのは3塁側内野席。第一試合の青森山田(青森)−沖縄尚学(沖縄)は青森山田のエースで4番・柳田君に大注目なため本来ならイエローシートに座るべきなんやけども、オレンジ座った事ないしーということで3塁側内野席に陣取りました。
平日で雨降りまくりな条件では客足も鈍い。12時過ぎでオレンジシートにいるのは50人くらい。グリーンシートは7割がた埋まってるけど外野はちらほらです。
息が白い。気温は昨日より3度ほど下回る寒さらしいけど、風はあまりなく、昨日の方が寒く感じました。風がポイントやな。
大会5日目の日程。
雨のため予定が大きく変更されました。4日目の表示板と比べてみよう。雨の甲子園。小雨の中整備係のみなさんは黙々とグラウンド整備をする。 3塁側内野自由席から見上げた電光掲示板。試合はまだ始まらない。 記者席の皆様。しっかり見て良い記事書いておくんなせえ。 記者席の下方にある放送席。NHKの高校野球中継に映るあれです。おなじみ空色の背景も健在。
ここに達磨さんや土佐さんや川本さんがお座りになったのね。
達磨さんにまた解説して欲しいなあ……サミシイ。内野席にはたくさんの高校球児たちが陣取っています。特にバックネット裏は坊主頭でびっしり。
内野にも結構野球少年たちがおりました。制服ありジャージあり。みんな坊主頭。球場でお昼ご飯。駅前に出張開店していた球場売店で購入した『甲子園弁当おにぎりセット』300円。卵焼きに『必勝』と書いてあります。芸が細かい。
内野にいた球児たちは甲子園カレーを食べていました。そこで気付いたのですが、彼らの持つカレーには福神漬が付いている!昨日外野で買ったカレーには付いてなかったぞー。口惜しや。青森山田ナイン。卓球の愛ちゃんの学校ですよ。 沖縄尚学ナイン。99年選抜以来の優勝なるか? 両校ノック終了後、最後のグラウンド整備。
ネクストバッターズサークルをくるりと一筆書き。熟練の技(?)。
藤村のじっちゃんを探せ!(いない)
午後1時試合開始。
去年の夏、開幕試合で天理に延長でサヨナラ負けした柳田君。柳田君といえば母がその体格の良さから「むちむち君」と呼んで気に入ってましたが(笑)確かに周りの球児より一回り大きいのがわかる。私の後ろに陣取っていた小学生たちは柳田君をなぜか「オカザキ」と呼んでいた。売り子のお姉さんに突っ込まれてましたが改めず「オカザキ」を連発。柳田君は大阪出身やからもしかしたらご近所の子供でローカルニックネームなのかも知れない……。売り子ちゃんから話しかけられたイワサ君とやらは他の子供たちから「イワサもてもて!もてもてー!」と羨ましがられていた。子供はおもろいのう。ちなみに応援団は柳田くんを「ヤナギ」と呼ぶ。
第1試合プレイボール。雨は止んできたよ。 本日の始球式投手はどこやらボーイズのエースらしい(聞こえなかった……)。毎日始球式してるんですねえ。昨日初めて知ったよ。
「岩鬼VS岩上文部大臣……」とひとりでドキドキしていたのですが(笑)沖縄尚学のバッター山内君は大人なので恙無く少年はストライクを取りました。予想に反して初回から打たれまくった青森山田のエースで4番・柳田君。裏の攻撃で自らのバットで逆転します。しかしほんまでかいな……。でもバック転できるんだって。すげー。 青森逆転するも2回表に大量点を奪われ、早くもエースはマウンドを降りてしまった。
東邦に次ぐ今大会2位の打率を誇る沖縄の爆発力は怖いっすよ。沖縄尚学エース前嵩君。前評判では「不安定」と言われてましたが、なかなか好投してました。
柳田君は144キロを出す本格左腕。しかし速い球を速いスイングで打ち返されるという感じでした。沖縄ナインは柳田君の速球を想定して145キロの球を打つ練習をしてきたそうな。功を奏したのでしょうか。柳田君注目やったのになんとなく沖縄を応援してしまった。オレンジシートマジック。
押し気味の試合。どんどん時間は迫ってきて、結局8回の表が終わった時点でタイムアップ。 後ろ髪を引かれまくりで午後3時20分、甲子園を後にしました。
30分後、梅田の阪神百貨店で試合結果がアナウンスされるのを聞く。16−3で、柳田君の春は終わった。でも夏も来るよね。
こんな感じだった選抜観戦。
結論は「めちゃめちゃ楽しかった」です。野球というのは本当に筋書きの無いドラマなのだなあと感動しました(野球に限らんけどな)。
また夏に行きたいと思います。
しかし、めっちゃ寒かった……浜風を舐めたらいかんぜよ。
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