ス−パ−

日曜のス−パ−マ−ケットは、人々の生活でごったがえしています。

私は、ポ−ズをとりながらティシュとトイレットペ−パ−を抱えながらカウンタ−へ向かいました。

何か忘れてはいないかと考えながら歩く私の姿は、きっとク−ルな面持に違いありません私が、カウンタ−の前に置いてあるタバコを上体左半捻りしながら取ろうとすると。

前から、オッサンが歩いてきました。私は、平常な状態である視覚が、異常を察知しました。

そのオッサンの中央部が異常値です。社会の窓が空いていました。

「この 粗忽者!!」

私は、一生命体を馬鹿にしながらカウンタ−に篭を置きました。

するとカウンタ−嬢は、私にほほえみかけながら篭を取りました。

「フフ、納豆を買ったからと言って俺に惚れるんじゃないぜ」

私は、自分の美貌ト鋭い観察力にまた罪なことをしてしまった・・・

「また お出で下さい」ト言いながら彼女は13円のお釣を私の手の中にソット置きました。

その時、彼女の手の温もりが私の全身を貫きました。

ヤッパシ惚れている。。「アナタ ダケヨ」というまなざしを振り切り上体右60度捻り下半身はそれに付随する運動を重ね彼女を背中にして足ちさりました。

レシ−トに何かメッセ−ジが書いてあるのではト心配しながら総計2853円が入っている財布に釣銭をいれました。

罪つくりだぜ、、彼女が追いかけて来るかもしれないので私は急ぎ足で出口の方へ向かいました。

外はギラギラと輝く太陽が、私だけを祝福していました

レシ−トにあぶりだしでラブレタ−が書いてあるに違いない。私は急いで家路に向いました。

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 暑く寝ぐるしい夜、ふと目がさめました。蒲団からはみだした足のあたりが急にかゆくなりました。

蚊夜子は、私の耳元でブンブンとうるさく騒ぎ始めました。何でも急におなかが空いたと私に言いました。

蚊夜子は小食で、何時も私と一緒に食事をした事がありません

何時も私の体から食事を取るので、私はいい加減にしてこのトマトジュ−スでも飲んでくれト何度も頼みましたが「あなたのほうが、オイシイワ、」と言うばかりで言うことを聞いてくれません。

私は、もう夜も遅いから寝かせてくれト頼みましたが聞いてくれる性格の蚊夜子ではありません。

蚊夜子は、遠慮なく私の耳元ではしゃぎ回りました。

「ハハハ、私も遊ぼうか」ト言いながら、両手で手拍子をしました。

蚊夜子は、すばしっこいのでなかなか何処にいるのか分りません。

焦りを感じてきたのでしょうか、私の手拍子はだんだんと甲高くなってきました。

「もういいよ、疲れたから寝るヨ」と言いながら、目を閉じるとまた蚊夜子が来て「寝かせないわよ」と私に言いました。

蚊夜子は、私の右の頬にソットやさしく口付けをしました。

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TV

私は腹がへったので、あるラ−メン屋に入りました。そして醤油ラ−メンを頼みました。ここには雑誌が置いてありませんでした。

いつも食堂で食べる時は、自分で本をもっていくか そこの本を読みながら食べるのが私の日課です。

やることがない・・一人でブツブツと考えていると頭の上から声がしました。

ナント私の後ろにテレビが置いてありました。

そこで私は重大な過ちを犯した事に気がつきました。

どうやらTVは、お笑い劇場をやっているようです。 他の客約5名は、時々私の方を見てほくそえむようでした。

ジ−−−ット見詰める者、無視してモクモクと食べている者、チラット見る者・・

私は皆に見つめられている。しかもオッサンばかりに・・・

本当は彼等はTVを見ているふりをして、私を観察しているのです。。

震える手を押え、取敢えずタバコを吸って落着こうとしました。

するとその煙は上に昇りTVの一部視界を曇らせているようです。凝視しているオッサンが、何か見ずらいと言いたげに首を上下左右に動かしていました。

このままでいいのか?、このままでいいのか?

私は席を変えようか、熟考していました。しかし、時既に遅し、

運命のラ−メンが、私の机に置かれました。

これを、この状況で食べろと言うのか。私は、その店員を恨みました。

皆に見られている、もし緊張のあまり間違えて鼻から食べようとしたらどうしよう

もしコショウを振りかけて、ハックションして鼻水が垂れたら・・・

箸を割る拍子にコップをこぼして、それを拾おうとして蹴つまずいて転んで他の客のラ−メンの器に顔を突っ込んで恥しさのあまり外に飛び出して車にひかれたら・・・

このままでは、車にひかれてしまう。 何とかしなければ。

油汗とはこの事でしょう 手は汗ばんで意識はもうろうとしてきました。

TVから笑声が聞える度に、一人・二人と私を見つめる為振り返ります。

こんな場所に何故坐ってしまったのだろう、せめて後向きに坐ればよかった。

食べても、味なんかわかりません・・・

残して帰ろうか、イヤそれこそ注目されてしまう。でも車にひかれるよりはましだ。。

そうこう考えているうちに、TVはコマ−シャルに変りました。

ここぞとばかりに一目散に食べました、他の客も私の事など気にもしないようにモクモクと食べ始めました

そして舌に軽い火傷をしましたが無事に食べ終りました。

もしあそこで食べ終らなければ私は死んでいたでしょう。

誰もきずかなかったでしょう、店員も他の客も私があれほど苦しかったのを・・・

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昨日米が,底をつきました。よって夜米を買いに行きました。するとお米が値上りしていました。

3kgで1720円 以前は1570円だったのに。そして篭に入れようとすると以前の値段のママのお米も一緒にありました。そこで私は迷いました。

安いほうをカウンタ−に出してもし店員さんが違っていると大騒ぎされたら私の小心は気絶してしまいます。

では見栄をはって高い方にするか? これも出来ません。

迷っていたら上の台に1.5kg 900円が目につきこれに決めました。

帰ってからお米をといでいて(私の場合一発で水を被せるだけで,入換えしません)気がつきました。

この米は3kgにすると1800円で一番高いではないか!!!

私はその夜,納豆と悔し涙の塩味をおかずにして寂しく食事しました。

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リカチャン

リカチャンは、いつも元気です。ボ−イフレンドにワタル君がいます

でも、、そんなリカチャンにライバルが現われました。。

アメリカから来た、バ−ビ−チャンです。 バ−ビ−チャンはドレスを 沢山持っています。 またジョ−という強い兵隊さんと友達です。 ジョ−は、関節をポキポキしていろんな格好をする事ができます。

リカチャンは、とっても寂しくなりました。。。

そんなある日、リカチャンに双子の兄弟ができました。

リカチャンは 喜んで「私は、お姉さんヨ!」 とバ−ビ−チャンに威張りました。

バ−ビ−チャンは、悔しくて色々なドレスを着ました。 ミニがとっても似合うのでジョ−さん達にもてました。

リカチャンも対抗しようとしましたが、スタイルの良いバ−ビ−チャンには かないません。 バ−ビ−チャンは、何と言っても自身があり、No.1なのです。

リカチャンは、バ−ビ−チャンに頭が上がりません。。

そこでリカチャンは、台所セット等沢山揃えました。

そしてバ−ビチャンの所にいきました

リカチャンが、あまりにも沢山の品物を、バ−ビ−チャンのお家に持っていくのでお父さんのレ−ガンさんが、怒りました。

だからバ−ビ−チャンもリカチャンのお家に沢山持っていきましたが、リカチャンは

見向きもしてくれません。

 そこにいたヤスケ父さんが「さあさあ、リカチャン自分の物で遊びなさいネ」と言ったので、バ−ビ−チャンはシクシク帰りました。

帰る途中バ−ビ−チャンの、帽子が風で飛ばされ木にひっかかてしまいました。

取ろうとしましたが、届きません。。「エ−−ン、高いや!」

これが円高の始まりでした。。。

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傘子の思い出2

 

梅雨に入り、私の傘美は忙しくなりました。。

「ネエ、、もう傘子さんの首が折れてから3回忌ね」

こぶ茶を口にしていた私は思わずこぼしそうになりました。

今まで、一言も傘美は傘子の話題に触れていなかったので、私の心は動揺しました。

何事も起こらない、無事平穏な傘美との生活が一挙に崩れさる思いがかすめました、、

「傘子を殺したのは、杖の代りに使っていたからだろう !」

警察の再三にわたる尋問に耐え、結局 台風による不慮の事故 として逃れる事が出来ました。

傘美は、傘子の事はまるで知らない筈なのに。。。

まさか私が傘子を、杖の代りに使っていたなんて知るはずもありません。

返答に困っていた私を見抜いてか、傘美は続けて言いました。

「私の足も随分錆びてきたわ、、ほら。。それに、、、」

傘美は、何故か私に体の不調を訴えました。

「な、何言っているの、、まだまだ君は美しいよ」

そう言いながら、私は心の奥底にしまいこんでいた ある計画 を思い浮かべてしまいました。。

実は、来週の火曜日は 燃えないゴミの日 なのです。

これは隣の叔母さんから聞いた確かな情報で、 傘美が調度入るくらいのダンボール箱を用意していました。

「どうしたの、なんか顔色がわるいわ」

「どうも昨日食べた、特上うな重 1500円也 が原因らしい・・・」

「ソウ・・・・」

何時もなら、  「 そんな豪華なもの食べるからよ」 ト言う明るい返事が返ってくるのが、なぜか返って来ませんでした。

「傘美、、 今度 地下街でも散歩しようか、、 」

傘美は、 すなおにゆっくりと首を縦に振りました。。

後日、ゴミ山の中からダンボール箱に入っていた首が折れた身元不明の傘が発見されたと新聞に載っていました。

雨の振る日、、傘をさしていない男、、それはきっと私です。。

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ねこ

 

 そうあれは仕事の途中、いつものように車で細い道を、しかし見晴らしのよい道を走っていた。

別に急ぎではない。 日差しが強い昼下がり、、

突如右の畦道から3匹の猫が、私の車の前に飛びだしてきました。

アクセル全快。。 もう間にあわない。。

一匹の白い猫は気がついたら、、ただ見たくない そのまま走りさる

3匹の猫は、一緒に遊んでいたようだ・・・・仲よく

昼めしをすませ、3時間ぐらいたったでしょうか

私は再び同じ道を通ると・・・・

仲間の2匹の猫は、1匹の白い猫に寄り添って・・泣いているのです

殺したのは俺だ、、

ゴメンと言っても通じない

目を合わすこと冴えできない私はそのまま立ち去るが、まだ泣いている どうして死んだのかと。。

いや、どうして動かないのかと・・・・

何時まで泣いているのか、 もう泣かないでほしい

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パンツ

 

 こうも雨が長く続くと、下着のサイクルが停滞し降り積る雪のようにたまる。

雪のようにたまっても、雪合戦する気にならない

たまった下着は、そこから妖気を感じる時もある。

以前、下着の山で私は窒息しそうになった事もある。

このままカビが出来るまではくべきであろうかト、一抹の不安が脳裏をかすめる

一連の孤独が、津波のように押し寄せる

このままではイカン、、私は急いで洗濯する事を選択するわけである。

脱水された後のパンツは、まるで雑巾。

一体雑巾とパンツの違いはなんであろう・・ト考えこみながら部屋の中に吊す。

茶色に塗れば、まるで大きな蓑虫。

あした新しく洗ったパンツをはきたいのであるが、果して乾くであろうか。。

一般的な乾かしかたは、アイロンで乾かす方法であろうが 私はアイロンを持ってはいない。

では、どうやって・・・熱を加えれば繊維の中の水分は気化温度に達し、乾いてくる。

熱のでるものは、今は残念ながら夏に近い季節の為、温熱器は押入にしまっている。

熱のでるものは何であろう? TV、湯沸器、ト−スタ−、そして体温・・・

どれもこれも生温い! フライパンに入れて火であぶれば早く乾くであろうが、、

オ−ブント−スタ−でも乾かすことができるであろうが

しかし、そこまでやる必要があるのだろうか、、、、

そこまでしてまで、はく事の価値感は あるのだろうか?

でも誰か実行するものが、キットいるに違いない。

この広い世の中、なにを考えているのかわからない人々が多過ぎる。

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ねこ2

深夜です、、人各々の生活が寝静まり誰も起きていない夜。。

私は、折り畳みの自転車を外にだしサイクリングするのである

夜の心地よい寂しさ、暗さ、、それを満喫するために。。

商店街の路地裏を、学校、公園の中を、田圃道を、、この世はわたし一人

車道の白い白線、、背中には私の背後霊、、

「ニイチャン、、運転ウマイネ、、、」背後霊はそう言いながら私の首筋をなめてくる

なんと穏やかな夜、、

交差点にさしかかった時、一匹の猫が私を見ていました、、

「ドオウ、、私のダンス、、見て、、ホラ」猫は女でした。。

「ああ、、なかなかうまいもんだ。。」こんな時間に一体どうして、、

私は構わず立ち去ろうとすると、、

「あの時の猫よ、、わすれたかしら。。」

私は、背筋に氷を入れられた感触を感じました。

全速力で、、足がちぎれるくらいに、

明るい電気のついているサークルKを目指して、、、

途中、背後霊は言いました、、「ニイチャン、、コワイぃーー  」

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電車

アーー暑い、、満員電車は、特に暑い日の電車は取り分け気分が悪くなる。

私はドアの近くに頑張ろうとしても、次から次から乗ってくる客にどんどんと中の方へ押しやられてしまいました。

まるで、乗客がゾンビと化したように、無表情にそれぞれの定位置へと移動して行きました。

すぐ近くにいた小太りのオバサンも私とおなじ方向に押しやられ、遂に私とオバサンは向い合わせになってしまいました。。

オバサンは、比較的胸が大きかったので私はバツが悪くなり、なんとかして反対の方向に体をよじって背中をオバサンに向けました。。

しばらくするとオバサンの胸は私の背中を刺激し始めました。

「アァーーン おばさん、、決りが悪いからヤメテェーー」

声を出さずに、全身で私は訴えました。。

が、しかし、 私はオバサンのなすがままになってしまいました、、

「栄ーー 、、サカエーー」

やっと私は苦痛から逃れることが出来ると思い、降りようとしたら、、

なんと、私の後ろにいたのはオバサンでなく、、女子大生らしき可愛い子だったのです。。

私は背中のぬくもりをいつまでも止めておこうとしたのは言うまでもありません。。

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マッチ

暗闇の中、 整然とマッチたちは、 ひしめき合っていた

オイ、お前のアタマデッカイゾ!! なんとかセイ!!

何言ッテル!! お前のほうがデッカイゾ!!

小さな箱に入っている、マッチ棒達はお互いに 押し蔵饅頭 をしていました

最後の野郎が出ていってからもう1週間になるなーー、ト、、誰が言い出したのか皆そうだそうだとうなずきました

・・・・・・

マッチ達は、信じていた

知らない世界が、この扉の向こうにある。。

こんな所に閉じ篭っていて、 一体俺たちは、幸せだろうか、 ト、、

そのとき、、箱の中にまぶしい光が差し込んできた。。

「あなた、、禁煙1週間続けたのにまた吸うの 」

「 へへ、、 もう止めた」

マッチ達は、固唾を飲んで待ちかまえました

亭主と思われる男の手が マッチ助 の頭をかすめ マッチ男 の頭にいった 。。

やっと俺の番だ、、、 マッチ男はそう言ってマッチ箱から取り出され、頭をこすられて燃え尽きました。。。

燃え尽きて死を選ぶ、、 私はマッチの生き方に感動しました。。

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わかれの日々

 

「頼む、、別れてくれ」

昼下がりの、オフィス街。。

太陽の日差しは私と、彼女の間に熱いカーテンを降ろしていった。。

彼女は、無表情でハンドバックを両手で持ち 遠くのビルを見つめていた

私は、ズボンのポケットに手を入れたり出したりして、彼女の反応を待っていた。。

突然なのは解っている、、しかし、、

何故、返事をしてくれないのか、、私は胸ポケットから1本のタバコを取りだしゆっくりと火をつけた。。

「君との出合は、一瞬だった。。僕は君を愛している、、でももう時間がないのだ」

人の目も気になり、声には出せなかったが、、私の顔はこわばってきた。

思い起こせば14秒前、、交差点で信号待ちをしていた彼女に私は「この人だ!!」

、ト、、思いが募ってきた。。

しかし、、破局は必ず来るもの、、それが私の哲学である

いくら私が、彼女を愛しても、愛には限界がある、、それが私の結論である

そうこうするうち、信号は青に変わり彼女は何も言わず雑踏の中へ消えていきました

「フーー今日はこれで ++インクリメント回目の別れか 、、」

私はそう つぶやきながら 次の信号待ちしている美人タイプの女性の横へ向かうのであった。。

(アベックでも可)

最初へ戻る。。。

信号の待ち時間が短すぎるト思うのは私だけでしょうか、、

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本屋

私は暇があると本屋さんで立ち読みします。

ついこのまえ、何時ものように本を読んでいると下から「トウチャン、トウチャン」と聞えてきました。

見ると3才位の子供が、私のズボンを引っぱていました。

私はこんな子を産んだ覚えがありません。腹を痛めた事はありますが、

彼は「アレ アレ」ト言いながら絵本のほうを指差していました。

「ぼく、どうしたの」と声をかけると彼はやっと私が私でない事に気がついたようでしたそして彼は「オカ−チャン」ト言いながら母親に駆けていきました。

母親は、平均以上に美しい人でした。私は彼のオトウチャンになれなかったのを残念に思い寂しく本屋を立ち去りました。

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 深夜のドライブ、洗った髪の毛を風になびかせ国道を突っ走る。

気持のいいものだ、チョット アクセルをふかしてみたい

交差点で信号待ちになると、にわかに蛙の合唱が聞えてくる。

ああ、もうすぐ夏・・どこから聞えて来るのかわからない声、ふと耳を済ますと私に語りかけてくる。

「オイテイケ おいていけ」ここは置いて池か、、ちょっと背筋が寒くなる。

まだオタマジャクシの頃、私は元気に池の中で泳いでいました。

ある日サウナで私は頑張りました。

汗は全身をなめるようにポタリ、ポタリ落ちてもう失神しそうです。

呼吸をすると、前歯が暑く 手で顔を仰いでも暑い風が来るだけ。動くと暑い もし冷房が無く、こんな世界にほうりだされたら私は自殺するでしょう。

一人が出、また一人が出、最後に私だけが残りました、勝った!!

その頃、私は人生に疑問を感じました。。

大人になっても、人間につかまってひきさかれたり 暑いアスファルトの上で車に踏み潰ぶされる

柳の枝に飛び付いても一体なんの為に、

一連の寂びしさは、涙にかわり雨によって流されてしまう。

泥沼の中で、只寂しく鳴いていると他の仲間も俺も俺もト鳴いている。。

大人なんかになりたくなかったと鳴いている。

みんな同じだト・・・・・

楽譜の中のオタマジャクシ、あれは涙の歌なのだ。

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泥団子の作り方

 1.まずドロドロになった土を、手で丹念に丸める。

   この時 なるべく小さくしておくのが、後々よい

 2.乾燥したさらさらの泥状の泥? をピラミッド型又は山型に盛り上げる

 3.1で作成した丸団子を2の山に、そっとのせてさらさらの泥を上にも振り掛ける

 4.水分を含んでいた丸団子が、さらさらのドロに浸透して丸団子の回りに新たな泥

   が、ついてくる

 5.時間を見計らい、さらさら山ヲ丁寧ニ崩す

 6.一皮ついた丸団子を、傷がつかないように取りだす

   あまり力を入れないように、ソット握りながら整える

 7.丸団子を、ソット水に付ける(あまりつけると崩れてしまうので注意)

 8.'2'に戻り、夕食の時間になるまでひたすら繰り返す。。

泥団子は、何回もくりかえすと木の年輪のように泥輪が出来上り、如何に努力したかは

団子を崩してみないと分らない

小さい頃は、この泥団子を作って皆で競っていたものである。。

うまく、丹念に作った子供は「泥団子作りの名人」として 後々尊敬されたものである。

 〈〈〈泥団子の重要性〉〉〉

一見、無意味なようであるが、根気・努力・繊細性 そして重要な事は、努力したにもかかわらず、一夜でまた新たに作らなければならないト言う義務感が養われる

作っては壊し、作っては壊し・・それは最終のない努力である

努力をしても、努力をしても報われない。。

泥団子を保存するのは、大変に難しい。。乾燥させるとヒビが入るし、湿ったところだとカビができる。

泥団子・・・それはロマンであるに違いない。 今から思うと何故、泥団子の作りかた或いは、泥団子のすすめ が教科書にのせなかったのか不思議である。

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