CDレビュー

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音楽の知識も無いのに語ります。それゆえいっぱいいっぱいです。

椎名林檎 無罪モラトリアム

01 正しい街
02 歌舞伎町の女王
03 丸の内サディスティック
04 幸福論(悦楽編)
05 茜さす 帰路照らされど…
06 シドと白昼夢
07 積木遊び
08 ここでキスして。
09 同じ夜
10 警告
11 モルヒネ
お気に入り度 ★★★★★ 扇情度 ★★★★★ 素敵度 ★×100


椎名林檎の一枚目のアルバムです。08のここでキスして。をラジオで偶然耳にした時、ゴゴゴゴゴと鳥肌が立ったのを覚えています。それまで自分は女性アーティストの曲はあまり聞かない人だったのですが、それ以来椎名林檎のCDはリリースされるそばから買いあさっています。彼女の魅力とはなんでしょう?セクシャルかつ情熱的な詞でしょうか。斬新でありながらメロディアスな楽曲でしょうか。引き込まれそうな独自の世界観でしょうか。お答えしましょう、全部です。ルックスも含めて。すいません、DVDも買いました。さておき、彼女の作品には固有名詞がたくさん出てきます。ベンジー(元ブランキーの浅井氏)、グレッチ(浅井氏愛用のギター)、シド・ヴィシャス(ピストルズ)など。このアルバムでは02や03にその傾向が強いでしょうか。これが独自の世界観を構成するひとつの因子になっていると思います。グレッチで殴られたら痛いだろーなあ。04はシングルのリミックスで、原曲とは打って変わって激しい曲になっています。ってゆうかシングルよりこっちを先に聴きました(幸福論はデビューシングルなんですが、出荷枚数が非常に少なかったため、このアルバムがリリースされたころには既に入手することは難しく、後に12cmシングルとして再リリースされたのです)。02と08もシングル曲ですが、このアルバムに収録されている曲は全曲シングルカットできます。マジでマジで。それだけのクオリティを持っています。ぜひ一度聴いてください。その際には歌詞カードを片手に持ちながらをお勧めします。


ガガガSP 国道二号線

01 国道二号線
02 梅男
03 青春街道一直線
お気に入り度 ★★★★☆ 青春まっさかり度 ★★★★★ 梅毒度 ★×100


「卒業」でブレイクした感のあるガガガSPの、一度は発禁食らったもののインディ−ズから見事復活したCD。02の歌詞がヤバかったらしい。そりゃそうだ。01、03ともに、いつものガガガ節炸裂で別れた彼女に対する想いを未練を残しつつ前向きに唄う。どうも最近のこういった青春爆発系のパワープレイには食傷気味だが、ガガガの場合、その青臭い歌詞がくせになってなかなか抜け出せないから不思議だ。特に03の歌詞の「ずっとずっとひきずってやるさ」にはヤラレタ。男なら誰しも少なからず共感できるはず。ただし02には絶対共感したくないが。


SNAIL RAMP GRAVITY

01 ALMIGHTY FIVE MONKEYS
02 STEP ON GAS
03 One night survivor
04 GODLESS TRUTH featuringMINOR LEAGUE
05 Portable Radio
06 Jelly-Boo
07 Good for nothing
08 CHOCOSHAKE
09 TAKE IT BACK
10 HOTARU NO HIKARI featuringAIR
お気に入り度 ★★★★☆ 楽しい度 ★★★★★ 重力 ★×100


SNAIL RAMP2年ぶりのアルバム。彼らのスタイルには、青春パワープレイ系とは対照的に、メッセージ性うんぬんよりも純粋に音楽を楽しんでいるところが伺える。そしてその楽しさは聴く側にも伝染する。聴き手を楽しませることにかけてはまさにプロフェッショナルといえるだろう。曲時間が短いせいもあるが、なによりも疾走感があるので中だるみすることなく聴きとおすことができる。最後の曲は蛍の光をカヴァーしたものだが、原曲のイメージを残しつつもあそこまでカッコ良く仕上げたのは見事。SNAILの音楽とAIRの透明感のある歌声の対比がとても面白い。痛快無比の一枚です。


RHYMESTER  ウワサの真相

01 勝算
02 ロイヤル・ストレート・フラッシュ
03 ウワサの真相 featuring F.O.H
04 Lights,Camera,Action
05 Walk On -Hey,DJ JIN Pt.2-
06 This Y'all That Y'all
07 The Blackbelt featuring PUSHIM
08 前略
09 プリズナーNo.1,2,3
10 グッド・オールド・デイズ
11 スタンプ・ラリー
12 ブレックファスト・クラブ
13 10 Balls+2 featuring KICK THE CAN CREW
14 The Showstopper featuring PUSHIM
15 ツーリング・ブギー
お気に入り度 ★★★★☆ 韻踏み度 ★★★★★ DJ JINの漢気 ★×100


RHYMESTERに対する世間の評価は低すぎる。このアルバムを聴けば分かります。韻踏みまくりかつユーモラスなリリックにハマること請け合い。やはり長くやってるだけのことはあり、技術はかなり高いレヴェルにあります。「キング オブ ステージ」の名はその実力があってこそ。ゲストもジャパニーズ・レゲエNo.1女性シンガーPUSHIM、弟分KICK THE CAN CREW、「キング オブ ハーモニー」F.O.Hと豪華かつバラエティに富んでいながらも、それでなきゃ作れない音を出しています。お気に入りは05。いや〜DJなのに歌っちゃうDJ JIN。かっこいいわ〜。間違ってない、全っ然間違ってない!
ヒップホップビギナーからエキスパートまで納得の一枚。


青き初期衝動からもらったCDレビューのコーナー

LOST IN TIME  冬空と君の手

01 花
02 翼
03 線路の上
04 泣き虫
05 声
06 失敗
07 カガミ
08 通り雨
09 手紙
10 4:53am
お気に入り度 ★★★★☆ マイナー度 ★★★★★ もうあの時間(とき)は戻らない度 
★×100


「後悔、喪失感、それでも後ろを向くことができないあなたへ。
         そこから始まるうたがここにある。」(ジャケット帯より)
お前ら、後悔、喪失感あるだろ?でも、立ち止まれないだろ?そんな気持ちのときに俺が出会ったCD。はっきり言って鬱な歌詞だけです。最近流行の、「俺たちゃクソさ!それでも駆け抜けんのや、青春を!アーアー!」みたいな熱っくるしい青春パンクとは対極のような、「あの青春はもう帰らない〜あうあ〜」って言う感じの曲ばかり。ポジティブさは微塵も感じられない。だがしかし、tr.1“もう二度と あの日と同じ 花は 咲かない”といった鬱で後ろ向きな歌詞の裏には「それでも止まっちゃアカンのや!」という熱いスピリットが感じ取れたらイッチョ前。ぶっちゃけ帯に「後悔、〜〜ここにある。」って書いてないとわかりません。
ある意味、帯が殊勲賞。
帯まで含めた“CD”としての作品完成度はかなりヤバイでしょう。
詩は鬱だけど、曲もかっこいいし。


GOING STEADY 童貞ソー・ヤング

01 童貞ソー・ヤング
02 Twenty one again
お気に入り度 ★★★★☆ 片想い ★★★★★ ちり紙 ★×100


「ゴイステ」のネームバリューと「童貞」という単語によって売れ、そしてその一方、「童貞」という単語によって鼻で笑われ、または敬遠された1曲。ゴイステだから、と買ってみた人、ちゃんと聴け。「童貞」の単語をバカにして敬遠した奴、聴いてみろ。ここまで、片想いの刹那さと情けなさを歌った歌はないんじゃないか。そういうのを表現するために「童貞」という言葉を使ったんだろうと、俺は思うのです。


男のためのCDレビュー