秋の一日
菜摘子の詩
秋の日の河川敷は色とりどり
子供達は訳も無くはしゃぎ
親たちは喜びに目を細める
男達は白球を追い
女たちはそのたくましさを追う
男達は男らしさを際立たせるため
体を鍛え上げ
女達は女らしさを振りまくため
化粧を凝らす
今、そのお披露目のとき
男は女を勝ち取らんがために
お互いに競い合って汗を流す
女は男を勝ち取らんがために
華麗な服装と媚態で男を見つめる
そしてわたしは鍛え上げた男の体に
女の心を宿すもの
わたしは誰を追い求めればいいの
わたしはわたしを追い求めるしか
無いと言うのだろうか