菜摘子の詩
五月の空
       時折の風に吹かれ
    水面に立つ縮緬状の波のように


      ざわつく胸は何故なのか

            焦燥
            不安
            絶望

           それとも
            希望

             ?

     綯交ぜの味は一時の美味か

        酔い痴れることなく
        「カッ」と眼を開き
         見つめる虚空は

       雲一つ無い 五月の空だ!