サイゼ、辞めようと思ってたんだ。もう。お店行くのも、店長と会うのも、想像しただけ
で苦痛だったから。

でもね、辞めなくて済むなら辞めたくなかったんだ。あのメンバーと仕事が好きだったか
ら。旅行だって、帰郷してなかったら行ったんじゃないかな。

んでもね、何より店長と関わる行為が恐怖だったから、辞めようと思って涼子さん(3Mか
つサイゼの先輩)に連絡とったのね。したら、辞める前に一度やる気があるなら、店長と
話す機会を持ったらいいんじゃないかって、うちが辞めるのは残念だって言ってくれたん
だ。もし身体のことが心配なら、自分が代われるときは何時でも代わるから深刻に考えな
くても良いって。

涼子さんはすごく仕事が出来て、考えがあって、自分が甘ちゃんだって事を思い知らされ
るんだ。言い訳ばっかだなって。今こうなってる原因はやっぱ自分の落ち目だなって。自
分が悪いのに、嫌なことから逃げるのかって感じ。身体の事を理由に出すのも汚いし。そ
れはやっぱ自分でも嫌だったんだ。もう一度認められて、仕事に入れてほしかった。必要
としてほしかったんだ。

とりあえず、電話して三月のシフトを伝えて、今までを謝って、身体のことは今の時点で
はなんとも言えないけど、時間にルーズなとこは頑張って直していくから、もし仕事がも
らえるならお願いしますって事を伝えようと思ったんだ。

店長と話すの怖いけど、涼子さんと話した後だったから、勇気が持てた。

閉店を見計らって電話して、三月の予定を伝えたら、「四月に契約更新だけど、こっちで
更新しない事に決めたから、三月もシフトには入れない」って言われて、了解して電話を
切った。

今までバイトしてきたけど、短期だったり、高校卒業を機に辞めたりしてきたから、向こ
うから「いらない」って事を言われたのは初めてで、ショックだったよ。自分の存在があ
そこには必要じゃないってはっきり思い知らされたから。必要とされたかったから、余計
にね。うち基本的に特別扱いされるの大好きだし、仕事してると、上の人から褒められた
い願望が人一倍出るし(笑)。

原因が思い当たるって事は、自分が悪いって事。社会で働くという事の厳しさを受け止め
て、先生を続けます。生徒かわいいし。合格させたいし。

まだ思い出すと泣きたくなるし、お腹痛くなるけど、良い経験だと思えるよう頑張りま
す。