『A-A-C』
と、そこに困っている
インド人がいます。
その人の持っているカレーと
土地を交換しましょう。
というワケで、
手に入れて来たカレーが
こちらです。
しかし残念な事に、
これはビーフカレーではありません。
ただのカレーでございます。
ビーフカレーにするには、
最高級のビーフ、
つまり牛肉を手に入れなければなりません。
そこで今、
私はスペイン・バルセロナに来ております。
理由は勿論、
最強の闘牛を倒して、
ビーフカレーの素材にする為です。
早速、
マタドールと化して
闘牛場に乱入しましょう。
赤いマントをなびかせ、
次々と闘牛をかわします。
始めは仔牛、
少し大きめの牛、
大人の牛、
ワァ〜
ワァ〜
ヒュ〜
ヒュ〜
観客も、
やがてプロのマタドールまでもが、
私の華麗な身のこなしに見とれて、
声援を送ってくれています。
そして・・・
出て参りました!
この闘牛場のボス、
『マッド・ロー』です!
幾人ものマタドールを
その鋭い角で串刺しにし、
幾つもの命を奪って来た
『マッド・ロー』
しかし、
この『マッド・ロー』の肉こそ、
最高のビーフと言えるでしょう。
命に代えてでも倒し、
その肉を
持ち帰らなければいけません。
いざ、勝負!!
勝負は一瞬でした・・・
ほんの少しばかり
マントを引くのが遅かったばかりに、
私の身体は
『マッド・ロー』の角に突き上げられ
宙に浮かび、
天を仰いでおります・・・。
力無く地面に
崩れ落ちる私を、
容赦無く、
更に鋭い角が
何度も突き刺してまいります。
・・・やはり、
一介の
料理番組の司会者に、
『マッド・ロー』を倒す事は
適わなかったようです・・・
もう私は
ビーフカレーを作る事は
出来ないでしょう・・・
皆さん・・・
忘れないで下さい・・・
『ユキピー最短で三分、
ヘタすりゃ三世紀クッキング』
という番組があった事を・・・
ビーフカレーを
作る為に命を賭け、
そして、
散った司会者がいた事を・・・
・・・それでは皆さん、
さようなら・・・
さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
風カレーという、
当番組オリジナルカレーを
作って参りましょう!
あら?
もう今日は
お時間が無いようですね。
明日はいよいよ
調理に取り掛かりたいと思います。
では続きはまた明日、
この時間に
お会いしましょう。
完
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