Column 教える



私が塾の講師を始めたのは今年の5月から、採用試験や研修が1ヶ月ほどあったのち、
本格的に講師として授業を受け持った。
対象は小学生に中学生の受験生。
所詮は大学生のアルバイトだろうが、本人はそんなこと考えてもいない。
というよりも、単純にそうやって割り切れない事が分かったからである。
高校のときからこの仕事に興味があり、大学になったらやってみようと漠然と考えていた。
こうして初めて分かったことは教えるというのは学ぶことより、
その倍以上勉強しなければならないということ。
自信の無いことはすぐに生徒に伝わってしまうことを実感した。
これじゃ勉強するのは受験生よりも私ではないか!!って思うけどこれが教えることなの?
正直にいっていまの自分の授業はつまらないと思うよ。
私が授業に出たらきっと寝ちゃうもんね。
それでもこの授業を聞いている生徒がいるんだから学んでいる方も必死だ。
テスト多すぎって文句言ってくるやつもいるけどそれでも律儀にこなすから頭が上がらない。
本当に勉強になる。
時給がいいんでしょ?って人は聞くけど、正直そんなの関係ないんじゃないかな
この仕事は、実際に授業している時間の他に裂かれる時間が多いから
拘束される時間を考えると決して割りの良いものではないと思う。
稼ぎたければ、拘束時間に似合った時給を出してくれる仕事なんていくらでもあると思う。
でも決して損をする仕事ではないと思う。
エネルギーを発散するいい場所であることは確か。
2003.8.11

もどる