Column 文化人類科学技術論
私たちはもう既に、科学技術なしの生活には戻れないでしょう。
人類は生活がより良く、快適にするために知恵を使ってきました。
今でもその精神は変わって無いと思います。
実際、今の親の世代とは全く世界が変わってしまったでしょうし、
さらに我々の子や孫の代になると今では想像もできない世界になることは容易に想像できます。
よく、人は退化するするなんていっている人も時に見受けられますが、
私は全くそんなことは無いと思います。
もちろん、その変化に対応できなかった人は退化していくかも知れません。
人類の生活や営みはより快適になるでしょう。
いずれ人は頭脳を用いて知恵を提供するだけの、まるでSFやAIのような世界が来るかも知れませんよ。
しかし、それと同時に人類は科学技術の檻に捕らわれてしまいました。
便利だと思って作っていたものが実は我々人類を、
それから逃れられない厄介な問題となってしまったのです。
そして、それからはもう逃れられないということも、もう既に認識を得ていると思います。
核の問題や温暖化といった顕在化しているものもあります。
潜在的なものもかなりあるように思われます。
これっていうのは科学技術だけじゃなくて、経済にも当てはまります。
そもそも、経済活動自体がもう既に人類をそれから逃れられない檻であり、
我々はその中にいるのでは無いのでしょうか?
2004.4.19
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