++閉鎖病棟++
ここは私の心を吐き出す場所です。詩になってないかもしれません。でもこれらは声にならない私の魂の叫び。あなたには聴こえますか・・・・。
「愛情不足」
埋めて 埋めて この穴を
誰か 誰か 埋めて頂戴
誰でもいいって思ってないあたり
傲慢ね 高慢ね どうしようもないね
この空っぽの胸は いつだって
穴の開いた風船のように
一度膨らんでも また萎んでしまうの
穴を埋める術はない・・・?
嗚呼寒い 寒い 暖めて
自分じゃ如何にも仕様がありません
「ピンク」
いつから好きになったっけ
昔は嫌いな色だったのに
女であることを否定してきたのに
今はピンクが好き
女である自分が好き
女である自分が嫌い
揺れ動く ピンク
部屋中をピンクで埋め尽くした
少し気持ちが優しくなった
同時に激しい嫌悪感を感じた
あたしはピンクが好き?それとも嫌い?
「隠し事」
悟られてはいけない
あたしだけの隠し事
あなたも あなたも
決して知ってはならない
あたしだけの秘密
引き出しの奥に隠した
あたしだけの秘密
「眠りの中の記憶」
どれが夢で
どれが現実で
どれが嬉しくて
どれが痛くて
もう何もかも解らない
否、解りたくないのかもしれない
こんな傷だらけの身でも
明日あたしは いつもの通り
七時に起きて学校へ行くのでしょう
もうずっと彷徨っていたいのに
眠りの中の曖昧な記憶の中を
「傷」
あまりにも深手を負うと
痛みが麻痺するらしい
そんな話をどこかで読んだ
あたしの傷ももはやそのレヴェルかもね
どれだけあなたに傷つけられたって
愛してしまうこの心
ズタズタであるが故に
マゾヒスティックな程
ねぇ あたしはそれでもいいんだよ
それでもあなたを愛してるんだよ
たった少しでもこっちを向いてくれたら
「願い」
声よ届け
夢の中にさえ現れて
君を恐怖に陥れる黒い影
そんなものは僕が喰ってしまおう
願いよ届け
僕は君を守りたい
真っ白な羽根はまだ見えてるのかな
君を包んであげたい
脆弱な僕の翼でも
・・・逢いたいよ
「真珠」
抜けない針を包み込んで
まるで核を埋められた貝のように
包み込んで 包み込んで
いつか真珠が生まれるかしら
何度核を埋め込まれても
痛みが永久に続かぬよう
真珠を生み出そう
柔かな光放つ 白い宝石を
「発作」
体が膨張して 魂が萎縮して
破裂するかのような錯覚
毎晩のように襲い来るそれは
透明で真っ黒なバケモノ
僕のはらわたを引きずり出して
喰い荒らす見えないバケモノ
それの足音に怯えながら
毛布の中に小さく蹲っても
僕が僕じゃなくなる瞬間はヒタヒタと
声を潜めてやってくる
気まぐれな白い粒は当てにならない
僕は一人でただひたすら
そのバケモノが喰い終わるのを待っているだけ
「停滞」
停滞が怖い
止まっている事、ただそれだけが
内側から腐っていくような気がする
あたしはまだ大丈夫だと
自分自身に言い聞かせて
昇る 昇る 昇る
錆び付いてしまった翼を羽ばたかせる練習
毎日飽きもせず繰り返す
「手」
どうせその手を放すなら
どうか振り払って
もう二度と
あたしが立ち上がれないように
どうせその手を放すなら
どうか切り刻んで
もう二度と
掴もうなんて気が起きないように
お願い
「雲」
ふわりふわり宙を舞う
涙は雨
けど胸裂かれる思いじゃない
寧ろあなたの存在が嬉しい
「静寂」
また静寂が部屋を満たす
あたしの嫌いな静寂
沈黙
わけのわからない言葉で
頑張って壊すけれど
耳鳴りがする
「コトバ」
一粒の音に感動して
それをうまく伝えられたらいいのに
ほら・・・あなたに
あたしは体でしかうまく表現できないから
あなたの手をそっと握ったり
唇を重ねる事しかできないけど
ほら・・・この瞬間も
消滅を願ったり
もどかしくて叫んだり
見透かして
ほら・・・あたしを
「崩」
泣け
一人泣け
今までだって耐えたじゃない
あたしは
生きてゆける・・・・・?
ああ、この涙が
甘い甘いドロップだったらいいのに
そしたら無駄にはならないでしょう?
どれだけ泣いても
どれだけ泣いても
ドロップが瓶にたまるだけだったら・・・・
「暗がりの中で」
翼を持ってるとあなたは言う
あたしには見えない真っ白な翼だと
愛している事が
気持ちがいい
まるで雲の中にいるみたいだわ
あったかくって優しくって
飛んでいければいいのに今すぐ
架空の翼でも
あなたを包めるのなら
「感情斑」
悲しくなんかない
苦しくなんかない
浸ってなんかない
流されてもいない
だけどこれはあたしの主観で
あなたの目には逆に映るのね
あたし「なり」じゃダメ
自分「なり」じゃダメ
結果を出せと
あたしは益々弱くなった気分
強くなんかない
でも弱くなんかない
感情の斑の中
批判の洗礼を受ける
「否定」
僕の脳みそを否定する事で
キミにメリットがあるのだとしたら
それは優越感
僕よりも優れているという
意識の表れに過ぎない
キミなんかに言われなくたって
僕は僕の事をわかってる
わかってないから愚行を重ねるのだと
キミはすかさず反論するね
僕の脳みそを否定する以上
キミは僕以上でなければならない
それこそ愚かな悪循環の始まり
どっぷり漬かって、サヨウナラ
「葛藤」
あなたの為に生きているわけじゃない
あなたの為に死ぬわけじゃない
あなたの為にする我慢じゃない
我侭なくせに何もできない両手を
振り上げては行き場をなくして項垂れて
しなやかな強さを手に入れるのを願うだけ
言いたい事も言葉にできない無意味な口を
封じて、ただ実行すればいい
だけどあなたの為にするわけじゃない
断じて勘違いをしないで
人は自分の為にしか生きていないから
あなたも・・そしてあなたも・・。
「治癒」
治そう、直そう、治そう
あたしの悪いところを全て
治そう、直そう、治そう
被害妄想や現実逃避
しっかり目を見開いて
消えかかった手を握って、今は
「水」
水のように何にも囚われず
全て入れ物の通りの形になったら
あなたは安心なのかしら
水のように殆どのものに浸透して
濁ってもまた透き通ったら
あなたの思い通りになったといえるの?
ねぇ答えてよ
あたしはあなたの・・・・何?
「見せ掛け」
見せ掛けの愛に狂わされて
見せ掛けの友情に惑わされて
見せ掛けの病に振り回されて
全ては作り物なのにそんなことにも気付かずに
リセットボタン押すのは僕のこの手
終了ボタン押すのも僕のこの手
花を千切るのも僕のこの手
花を愛でるのも僕のこの手
見せ掛けの病に惑うな、僕よ
冷えた手足で這いずってゆけ
「気狂い」
最初に狂いだした8歳位の頃
虫たちを殺し、花たちを毟り
それだけでは飽き足らず
紙の中で人間を殺して
僕には絵があった
それは何者にも侵されない
僕だけの聖域
その攻撃性は自分に向き
ターゲットが定まると
一気に雪崩れ落ちた
足を切って手を切って
手首を切って血を楽しみ
何も気付かぬ大人たちに
こっそり刃を向けたりした
「変な子供」みんながそう呼んだよ
今も変だ、変だ、正常になりたいのに
狂った思考、暴走する手、自分しか止められないのに
泣きながら、叫びながら、僕は笑うよ
笑うほかに何ができる?
未だ死を願うこの体と心に
鎖でもつけて縛り上げてくれ
死んだら終わり、死んだら終わり
痛いほどわかってはいるけどね
「閉じた思考」
思考も感情も全て閉ざして
あの昔
あれ程成るのを拒んだ人形になろう
愛情も同情も全て切り捨て
あの昔
あれ程成るのを拒んだ人形になる
「最後の夢」
この目を閉じる最後の瞬間
見る夢は何色だろうか
カラーかモノクロか
音はあるのか
この目を閉じる最期の瞬間
それさえ見られれば
きっと何もかも受け入れて
飛び立つ事ができるだろう
本当はきっと実験なんだ
あちら側とこちら側の境界線を
ギリギリのところまで覗き込む
戻ってこれない人たちが
手を伸ばす深淵を
「僕」
僕は無力だ
何もできない
大事な人が
泣いていても
何もできない
みんなが僕を嫌っている
そんな気がするんだ
気のせいかもしれない
本当かもしれない
どちらにせよ
それは強迫観念のように
頭の中をぐるぐると
廻り続ける
それだったら
こんな僕の両手など
意味がないから切り捨ててしまおう
こんな僕の頭など
意味がないからこれも切り捨ててしまおうね
こんな僕の命など
虫けらほどの価値もないから、ほら逝って
バラバラになった僕の屍を
薄汚いトラックが
ゴミ処理場まで運びます
「child abuse」
クレヨン持たされて
あたしは嫌々絵を描く
丸い家と緑の空と
羽の生えた小さな林檎を
絵を描けば 笑ってくれるから
上手に描けば 褒められるから
クレヨンが折れた
声がぴしゃりと手を叩く
悲痛な否定と
あのひとの怒った目線
手が染まるよ 赤、黒、青、白
あのひとがあたしの絵を破る
色が散らばる 赤、黒、青、白
何が見たいの 何を描けばよかったの
いい子にしてるから
お願い 怒らないで
いい子にしてるから
お願い 殺さないで
「てるてるぼうず」
黒い雨の降る夜に
てるてるぼうず てるぼうず
憐れな骸の弔いに
森を揺るがす鎮魂歌
てるてるぼうず てるぼうず
明日は二度と来ないけど
どうか天気にしておくれ
「女」
まっしろな狂気とともに
あたしは宙をすすむのですね
乙女の髪を引きちぎったのは
だれ?悪魔の仕業かしら
真夜中とはおさらばしたい
少女のケーキ 夢見がちな目
全て潰して ゼロになるまで
手紙も届かない 地の果てで
真っ直ぐに歩けずに 日常を忘れて
あのひとの愛は 自己愛に過ぎない
あたしを透かして見る 自分自身に
愛していると 呼びかけて