2002年7月前半



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7/1(月)

 2002年ももう半分終わりか。とりあえず今年前半のベスト漫画は村上かつら「サユリ1号」ということにします。

 斉藤佳素理「琴線」ジェーシー出版、
 を購入。斉藤佳素理は蜈蚣Melibeの別名義。フラミンゴの後半の方は読んでいなかったんだけど「バージェスの乙女たち」シリーズってどうなったんだろう?

 月9は見逃し。別にいいか。


少年ジャンプ No.31 集英社

 河下水希「いちご100%」はヒロインが一人増えることによって、前からいたヒロインが一人減り、あくまでも三角関係の頂点を増やさないという、桂正和的ラブコメ手法をここでも採用している。この漫画の全体に漂う古き良きラブコメ感はもはや最大の売りとなっているけど、高校に舞台が移ったことでイヤでも高まる制服のデザインに対する期待だけど、あれは逆に意表をつかれた。なんであの新しい娘はローファーなのに靴下はいていないんだろう?とか疑問に思うのはまだ早いか。


ビッグコミックスピリッツ No.31 小学館

 グラビアは八幡えつこ。
 漫画の方はいつも通り。スピリッツの「いつも通り」は「すげえ面白かった」と同義です。
 村上かつら「サユリ1号」は今月30日に2巻が発売。


ヤングマガジン No.31 講談社

 2002年ミスヤングマガジンが決定。ということで今週のグラビアはそのグランプリを獲得した和希沙也。大穴だったなあ。ちなみに、川崎真美が受賞することは誰の目から見ても明らかだった去年のミスヤングマガジンの方が色んな意味で面白かったんだけど、その話は長くなるからいいや。




7/2(火)

ヤングマガジンアッパーズ No.14 講談社

 グラビアは昨日のヤンマガにも載っていた和希沙也。
 小林堅太郎「鼻兎」がカラーじゃないけど巻頭。鼻兎の誕生日をテーマにした大増量8ページ。ラーメンズ「鯨」公演での誕生日ネタには死ぬほど笑わされたけど、「振るだけでプレゼントの中身が分かる」あのオチは絶対に漫画では表現できないので、意外とそつなくまとめていた。単行本2巻は8月発売。これでやっと1巻も増刷されると思うので、常に貸し出し中になっているオレ所有の単行本もようやく手元に戻ってくるだろう。


快楽天 8月号 ワニマガジン

 朔ユキ蔵「少女、ギターを弾く」が久しぶりに掲載。さらに、上連雀三平「飲尿女神」も掲載。どちらもやっぱりエロ漫画描いているときの方が生き生きしているよ。エロ漫画誌で描きたい放題描くか、メジャー誌でビッグになるか、どっちを選ぶかは難しいだろうけど、「両方選ぶ」という選択肢もあるはず。


キカスマ Vol.6 松文館

 A・浪漫・我慢は休載。ということで別に買わないでもいいかなと思っていたけどやっぱり購入。
 OKAMAピンナップ付き。
 巻頭カラーはMARUTA「夏から夏まで」この人も絵の力も相当のものだと思うけど、雑誌全体の中で余り印象に残らないのは不思議。2冊目の単行本は18日発売。
 次号から読者欄はバーチャルアイドルちゆ12歳が取り仕切るとのこと。チャンピオンのデジコももうそんなに違和感無くなったから大丈夫かな。




7/5(木)

ヤングサンデー No.31 小学館

 グラビアはおどる11。
 「鳥獣戯画 in バトルロワイアル」にはちょっと笑ったけど、まあ相変わらずのヤンサン。ヤンサンの「相変わらず」は「そこそこ面白かった」と同義です。


ヤングジャンプ No.31 集英社

 グラビアはセクシー8。
 武富智読み切り「若奥様のオナ日記」は98年発表作品のリメイク。これ、この調子で全部描き直すのかな。高橋しんの短編集も全部描き直してあるんだけど、何ももう一度雑誌に載せることはないのに。
 巻末に岩井俊二と広末涼子対談が掲載。次回作でようやく初顔合わせとなる二人だけど、お互いに遅すぎるよ!もし「20世紀ノスタルジア」の頃のヒロスエを岩井俊二が撮っていたら、と考えると悔しくてならない。




7/6(土)

 ここ数週間、土曜日は伊東美咲日記になっているけど、今週は無し。ピエヌの新しいCMは19日からオンエア開始とのこと。Webの方ではもう秋バージョンになっているので要チェック。それを売る会社だからとはいえ、化粧濃いよなあ。マニキュア紫だし。

 関係ないけど、今年のみたままつりのポスターは安藤希。「富江」を観た後なのでいろいろと考えさせられます。

 週刊ファミ通で餅月あんこが新連載開始、らしいけど2回読み返してみてもどこに載っているのか分からなかったよ。


ビッグコミックオリジナル No.14 小学館

 堀田あきお&かよ「Asian Deep Walking」はネパール編ラスト前。意外と泣かせます。幼少の頃に水木しげるの漫画にどっぷり使っていたオレは、やはりこういう風に仕事をしないで毎日のんびりくらすのに憧れてしまう。杉浦日向子が若隠居宣言をして筆を断ってしまったけど、オレも早く若隠居になりたいよ。
 一丸「1年1組甲斐せんせい」は3学期ラストが近づいて、来年度からは担任でなくなることを生徒に伝えられない甲斐先生による最後の授業が行われる。ラストは素直に泣けるいいエピソード。教師モノは普通の生徒と普通の先生による物語でも十分だということを教えてくれた良作。


小学六年生 8月号 小学館

 学校完全週5日授業制について読者やその保護者達がいろいろと議論している。この雑誌を読んでいる子は比較的優等生が多いからかまともな意見ばっかりだったよ。コロコロ読者だとどうなのかな。ていうか、ゲーセンのプリクラコーナーとかで土曜日に小中学生だけを対象としたイベントでもやればいいのにね。
 モーニング娘の新しいトレカの全カットが公開されている。ていうか、もうこれだけでいいじゃん。




7/8(月)

 月9は今週も見なかった。もういいや。今クールは何も見ない。東京人としては「太陽の季節」も見たいところだけど、どうせ滝沢君が障子を突き破るシーンはないんだろうからいいや。


ビッグコミックスピリッツ No.32 小学館

 グラビアは乙葉。巻末の根本はるみグラビアはやりすぎ。
 村上かつら「サユリ1号」はカラー付き。この連載を始めてから間違いなく絵が上手くなってる・・・。村上かつらにカラー描かせるぐらいだったらグラビアに回せばいいのに、とか言ってごめんよ。ちなみに、この間初期の読み切りの切り抜きを引っ張り出して読み返してみたけど、あれだったら短編集を出すに当たって絵だけ全部描き直すのもアリかも。今週号でもその実力を見せつけてくれたけど、村上かつらは漫画の中に挿入される「たとえ話」が非常に上手い。


少年ジャンプ No.32 集英社

 「プリティフェイス」のピンナップポスター付き。いるかどうかは別として、最近のジャンプは華やかでいい。桂正和だったら一人で三人分ぐらいの華やかさを提供できるので、今のジャンプにはお色気担当がもう一人ぐらい必要。


ヤングマガジン No.32 講談社

 グラビアはハッピー7。シャッフルユニットは毎年賛否両論だけど、それが奴らの狙いだ。「オレだったらこう分けるのに」みたいなネタで軽く盛り上がってしまうのも狙いどおりだろう。ちなみにオレだったら「後藤」「後藤」「他全員」にします。あと巻末に大友みなみ。




7/9(火)

 施川ユウキ「がんばれ酢めし疑獄!」3巻 秋田書店
 秋重学「學びの國」2巻 小学館
 を購入。笑いすぎて死ぬ。


ヤングチャンピオン No.15 秋田書店

 グラビアはMEGUMI。ていうか、MEGUMIに教えてもらわなくったって両替機の場所ぐらい分かるよ!でもああいう風にわざと突っ込まれやすいスキを作って印象付ける作戦は大事。MEGUMIがまずそうだ
し。先取り娘は渡部瑞喜。
 新連載、柳内大樹「ガキ☆ロック」。ちょっと前のヤンマガみたいな絵の人だ。と思って調べてみたら、ちょっと前にヤンマガで連載していた人だった。
 板垣恵介「バキ」はヤンチャン編最終回。特に何のオチもなかったよ。雑誌に掲載されているエロ漫画と同人誌のそれとの違いの一つに「オチが付いているかどうか」があると思うけど、その点ではこの一連の騒動を巻き起こしたヤンチャン編「バキ」は同人誌並みだったということになる。早く「浦安鉄筋家族」でネタにしてくれないかな。


YOUNG YOU 8月号 小学館

 羽海野チカ「ハチミツとクローバー」は1巻ではメインだった真山と理花さんのエピソードの続き。「美人が笑うと嬉しい」理論とはまた違った価値観もあるということを教えてくれる。ヤングユー移籍後の初単行本は8月に1.2巻同時発売とのこと。せっかくだからA5にしてくれればいいのに。




7/10(水)

 寺田克也「ペインタボン!」を購入。ABCで買ったのでサイン会の整理券ももらったけど、台風のせいで早くも本が傷んでしまった。これにサインしてもらうのは気が引けるけど、どうせ死ぬほど読み返す本だからいいか。




7/11(木)

ヤングサンデー No.32 小学館

 グラビアは岡本結花。なんか昭和みたいなグラビア。ヤンジャンとヤンサンのグラビアは、どちらかが無名の新人の時はもう片方もそうなるんだけど、これは示し合わせてるのか?考えすぎ?


モーニング No.32 講談社

 ヤンサンが約380ページなのに対してモーニングは490ページ。単純に割って、漫画が5本多く読めるワケだから、そりゃあ勝てないって。でも特に感想は無し。


ヤングジャンプ No.32 集英社

 グラビアは伊藤あい。巻末に蒼井優。
 本宮ひろ志新連載「悪党」。これぞ本宮、って感じの大風呂敷広げまくりの第一回。プロデューサー的なポジションでも良作を作り続けているけど、やっぱりまだまだ第一線で描き続けて欲しい。
 岡本倫「エルフィンリート」はもうワケわかんないよ。


少年チャンピオン No.33 秋田書店

 グラビアは安藤希。笑っている写真が1枚しかないのはさすが。
 今週の施川ユウキ「がんばれ酢めし疑獄!」は4コマスタイルではない回。もちろん4コマでも天才的だとは思うけど、どちらかというとオレはこっちの方が好きだ。松本人志が漫画を描いたら、こういう感じになるのかも。




7/12(金)

ビッグコミックスペリオール No.15 小学館

 小山ゆう「あずみ」が映画化とのこと。主演は上戸彩。漫画と同じ、あの露出度の衣装を上戸彩が着るんだったら、それは観に行くよ。
 土田世紀が新連載。「ギラギラ」ホストとホステスは仕事内容は同じなのに、社会的な評価が全く逆なのは何でだろう?


ヤングアニマル No.14 白泉社

 グラビアは平田裕香。小倉優子DVDの全プレが始まっている。
 柴田ヨクサル「エアマスター」が面白くなってきた。単純にトーナメント戦にしないところがニクイね。




7/13(土)

 ポケモンGBAの正式タイトルは「ポケットモンスター ルビーバージョン」「ポケットモンスター サファイアバージョン」で11/21発売とのこと。


フィールヤング 8月号 祥伝社

 ここん所ずっと立ち読みだったけど、表紙に岡崎京子の名が載っているので買わないわけにはいかない。
 ということで岡崎京子「へルター・スケルター」は95年発表作品(未単行本化)の再録。12話ぐらいまで描いて絶筆となっている作品だけど、年内に単行本化予定とのこと。当時、岡崎京子の二番煎じ漫画なんて腐るほどあったはずだけど、今読んでも色あせていないのは岡崎京子だけだ。個々の固有名詞はさすがに古いけど、岡崎京子のパワーの前ではそんなことは吹き飛ぶ。
 小池田マヤ「ダム」は4コマではない読み切り。こういうのもそつなく描ける実力があるのに、敢えて陽の当たりにくい4コマの世界で戦う小池田マヤを、オレはカゲながら応援させてもらう。




7/15(月)

少年ジャンプ No.33 集英社

 尾玉なみえ「少年エスパーねじめ」が最終回。エスパー設定関係なしの最終回は、深読みしがいのある意味深なラストだった。単行本は8月。


ヤングマガジン No.33 小学館

 グラビアは川村亜紀。
 安野モヨコ「花とみつばち」が掲載されている号なので、まずそこから読む。直前まで行っtてオアズケ〜、みたいな中途半端な漫画を安野モヨコが描くはずもないので、しっかりと、しかもいいエピソードに仕上げている。3ヶ月休んで次回は11月から連載再開とのこと。


ビッグコミックスピリッツ No.33 小学館

 グラビアは釈由美子。根本はるみ。
 巻頭に夏〜秋の新連載陣が紹介されている。個人的目玉は稲光伸二。スピリッツ本誌に載るのは「天使待ち」以来だから、5年ぶりか。当時高校三年生だったオレはあの短期連載にどれほどの衝撃を受けたことか。でも1話目だけ切り抜き無くしてしまったので、他の出版社の細かい仕事も含めて単行本化希望。あとは古屋兎丸、山本英夫あたりに期待したいけど、スピリッツはヤンサンの作家までも引き抜いてしまうのか。恐るべし。
 高橋しん「最終兵器彼女」が読みきりで掲載。主役二人は出てこない外伝的なストーリー。で、アニメ化記念だってのに絶対にテレビアニメでは描けないようなテーマを持ってくるところがニクイ。







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