2002年7月後半



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7/17(水)

ヤングマガジンアッパーズ No.15 講談社

 グラビアは川村亜紀。
 神崎将臣「鋼」の連載100回を記念してペーパーPOPが付録。読者の誰も希望していないのにこういうのを作ってしまうヤンマガのバカバカしさは本当に好きだよ。


コロコロコミック 8月号 小学館

 別冊付録で劇場版ベイブレードの原作コミックが付いてくる。ということで、毎年恒例のポケモン映画の原作は今年は無し。せめて姫野かげまるが描く「ピカピカ星空キャンプ」だけでも読みたかったけど、ベイブレードには勝てないか。仕方ないか。そう考えると20年連続で掲載しているドラえもんの映画原作は偉大だ。
 そんなドラえもんだけど、来年の映画の情報が早くも少しだけ公開。


コミック新耳袋2002 メディアファクトリー

 新耳袋に収録されている物語を漫画化してずらりと並べたダ・ヴィンチ増刊号。表紙は伊藤潤二で漫画も載っていると思わせておいて、フラッパー掲載作品の再録という罠。フラッパーは買っていないからいいんだけど。
 で、感想だけど、オレは和製ホラー映画は大好物なんだけど、やっぱり漫画だと伊藤潤二以外はどうもダメみたいだ。おそらく、美女を美女として説得力のある絵で描ける作家がいないからだろう。ホラー映画の評価なんて主演女優で80%は決まるんじゃないかと思うけど、それは漫画でも同じだ。




7/18(木)

モーニング No.33 講談社

 井上雄彦「バガボンド」が表紙。小次郎編でも殺陣の迫力は変わらず。このカタルシスに至るまでの道のりがえらい長かったけど、井上雄彦のことだから、本編に戻ってからはさらに長くなってしまうのだろう。このエピソードは大河ドラマでは描かれないんだろうけど、やるんだったらやっぱり江頭2:50に演じて欲しい。
 枡田道也「朝倉家騒動記」が掲載。もう何が何だか。


ヤングジャンプ No.33 集英社

 グラビアはMEGUMI。最近はセガのAM施設に行くたびに「グラビアにおける巨乳という要素とは何か」ということについていろいろと考えさせられてゲームどころではないけれど、本当に何なんだろうね。ちなみに、オレは胸なんて大きくても小さくてもどっちでもいいと思っているので、その答えは永久に分からないだろう。このテーマについて議論するきっかけを作ったという点でMEGUMIは後世に名が残るのかも。ちなみに、色白黒髪でスレンダーな艶っぽい美人、なのに巨乳、ていう山本直樹の描く女性みたいな娘もいないことはないよ。真樹さくらとか。
 井上雄彦「リアル」が掲載。35ページ、ということはバガボンドと合わせて60ページ。どっちもカラー有りでこのページ数は頑張りすぎ。


ヤングサンデー No.33 小学館

 グラビアは小向美奈子。矢吹春奈。
 新連載、原作・東野圭吾/画・間瀬元朗「HEADS」ここ最近のヤンサンのパンチの弱さは読んでいて心配になるぐらいだけど、新連載陣がどれもイマイチぱっとしないのが原因だろう。せめて佐藤秀峰がヤンサンに残っていてくれたら。


少年チャンピオン No.34 秋田書店

 新連載、緋采俊樹「ひもろぎ守護神」サンデー的なオタク臭い絵と設定の妖怪モノだけど、読まず嫌いは良くないということを改めて思い知らされる意外といい話。この第一話を短編として読めばほぼ完璧なので次回以降に期待。




7/20(土)

 「ピンポン」を観ようと渋谷まで行ったけど、バカみたいに混んでいたので諦める。パルコで開催している原画展には行ったけど、映画で使われていた小道具やセット(ドラゴンがこもるトイレのラクガキは松本大洋の手によるモノ)も展示してあって入場無料とは思えない充実ぶり。それにしても、松本大洋の原画は思ってた以上に雑だ。新装丁版の単行本は給料が出たら買います。


イブニング 8月号 講談社

 安野モヨコ「さくらん」はカラー付き。絵は安野モヨコのそれなのに、吉原の若き遊女を描いた物語展開の見事さはもう円熟の域にまで達しているという不思議な感覚の漫画。まるで見てきたかのように江戸に住む人々の生活を描写する杉浦日向子が引退してしまった今、その跡を継ぐのは意外と安野モヨコみたいな作家なのかも知れない。
 吉田基已「恋風」は相変わらず。これといって目を引く漫画がないから漫画生活日記で感想は書いていないけれど、最近はCheese!とかエルティーンコミックとかのティーン女子向けエロ漫画雑誌もちょくちょく読んでいる。で、妹漫画ブームの対となっているのかどうかは知らないが、やっぱり「お兄ちゃんとどうのこうの」みたいな漫画は多い。日本でこのテーマがあまりタブー視されないのは、やはり伊耶那岐命と伊耶那美命のせいなのだろうか。


まんがくらぶオリジナル 9月号 竹書房

 小坂俊史「月刊フリップ編集日記」が最終回。どんな名作だろうと4コマなので4コマらしいラスト。来月号から新連載開始とのこと。「4コマ王子」の称号を与えられているだけのことはある仕事っぷりには惚れます。




7/22(月)

 MARUTA「少女を脱いだ季節」(松文館)を購入。銃漫→キカスマに掲載された作品が中心。雑誌掲載時はそんなに気になっていなかったけど、こうして単行本で読んで実はむちゃくちゃ絵の上手い人だということに今更ながら気づく。アニメ絵とエロゲー絵と漫画絵の全ての要素を併せ持つ絵がとにかく華やか。

 CANDy増刊サマースペシャルは小松彩夏の8ページぶち抜き特集がとにかく衝撃的。この手のファッション誌を数年買い続けているけど、一人のモデルが8ページ独占した記事なんて初めて見たよ。まあ、それだけの扱いを受けて当然ともいえるルックスとスタイルと表現力を持つスーパー新人モデルだから、近い内にこの程度では済まなくなるのかも知れない。


ヤングマガジン No.34 講談社

 グラビアは安田美沙子。国分佐智子
 桜場コハル「今日の5の2」が載っている。ヤンマガは代原の方が面白いんじゃないかということは多分禁句。


ビッグコミックスピリッツ No.34 小学館

 グラビアは細田あかり。
 今週から7週連続新連載開始ということで、その第一弾は山本康人。7本新連載が始まるからといって、現在連載中の作品が7本終わるかというとそうではないのがスピリッツの不思議。ただ不定期連載が多いだけか。




7/24(水)

スーパージャンプ No.16 集英社

 新連載、伊藤圭一「ソラリウム」第一話から熱く読ませる本格宇宙漫画。予告カットからもう目を引いた、えらい達者な絵が印象的だけど、伊藤圭一って何者?それにしても、こんなにクオリティの高いSF漫画だというのに、降りしきる雨の中で殴り合う男達を迷わず描いてしまうところはさすが集英社だ。


ヤングチャンピオン No.16 秋田書店

 グラビアは平田結香。坂梨亜里砂。
 矢口順一が読み切り「WHICH DO YOU LIKE RAPE OR HOPE?」増刊で名前を覚えた人だけど、本誌の方は初登場。ヤンチャンに妙に馴染んでいるのは何でだろう?「メグミックス」とかぶりぎみだからか?
 岡田和人「教科書にないッ!」はここ数回の卒業式エピソードのラストとにふさわしい本当にいい話。もうちょっと続きそうだけど、今回の話で切ってしまってもオレは構わない。岡田和人の良心が爆発したこの一連のエピソードだけれど、卒業式をどう描くかで作家の人間性が分かってしまうのかも知れない。




7/25(木)

ヤングサンデー No.34 小学館

 グラビアは森下千里。黒川智花。
 原誠治「ミニスカサッカー部」が連載化。パンチラが売りのサッカー漫画。ちなみに、本家「ミニスカポリス」では、出演しているミニスカポリス達は「出来るだけパンツを見せるな」とディレクターのテリー伊藤から指示されていたらしい。つまり、隠そうとしているからこそのエロティシズムであって、全ページパンチラのこの漫画はもうギャグの部分でしか楽しめない。
 次号から石川優吾が新連載。


モーニング No.34 講談社

 新連載、所十三「DINO2」。恐竜漫画はやったらリアルに描き込まれている作品が多いけど、これはアッサリしている方。「特攻の拓」で有名な人だけど、実はヤンキー漫画以外にもいろいろ描けるのかも。


ヤングジャンプ No.34 集英社

 グラビアは久しぶりの末永遥。pure pureとかの専門誌以外では本当に久しぶり。MLD検索によると去年のヤンジャンNo.32以来だから一年以上か。巻中グラビアの杏さゆり、巻末の推定少女にインパクトでは完全に負けている。相手が悪すぎるか。
はらさきたくまの別名義(?)、わごむが再登場。「LOVE&PEACE」濡れ場も有りだというのに、一般誌なのであの人並み外れた性器描写力が全く活かされない。ヤンジャンは何をしても中途半端だという印象がこれでまた強くなる。




7/26(金)

ビッグコミックスペリオール No.16 小学館

 上戸彩のグラビアが載っていそうな雰囲気の表紙だけど、「あずみ」映画化のコメントだけ。やたら勢いのある最近のスペリオールだけど、上戸彩の勢いはそんなもんではないので、「釣りバカ日誌」みたいに映画の方が有名になるぐらいの結果を残して欲しい。


ヤングアニマル No.15 白泉社

 オタクっぽい表紙なので電車の中で読みにくい。最近はもうどの連載でも何らかのページがサービスカットだし。山口貴由でさえも。じゃあスペリオールの表紙が電車の中で読みやすいのかというとそうでもないからもうどうしようもないね。
 グラビアは沢松綾子。初見の人だけど、和服だと言うことをさっ引いてもナイスグラビア。小倉優子は未公開カットの寄せ集め。オタク殺しの破壊力はさすがだ。




7/27(土)

 青山ブックセンターの寺田克也サイン会に行ってサインもらってきました。

阿吽 9月号 ヒット出版社

 当たり前だけど師走の翁は載っていない。が、シャイニング娘。トレカが付録に付いてくる。今回は4種中の2枚。「シャイニング娘。シリーズ」が終わってしまってすっかり燃え尽きてしまったけど、未だに「シャイニング娘」で検索して漫画生活日記に来る人は多い。ということで、ここで書いた「シャイニング娘。シリーズ」の感想を集めたページを一時的に作っておくので、そこを見てください。こうして集めてみると、実はそんなに大したことは書いていないね。




7/29(月)

 二日酔いで一日中頭がクラクラしているのに、いつも通り帰りにコンビニでビールを買ってしまう。ビールばっかり飲んでいるから最近の漫画生活日記がグダグダなわけです。

 見たり見なかったりの濱マイクだけど、そりゃあ今日は見るさ。窪塚洋介は何であんなに自分の芝居に酔いしれられるんだろう?


ビッグコミックスピリッツ No.35 小学館

 グラビアは原田由美子。
 三宅乱文が新連載「ペット」意外と本誌では初連載。天才的なギャグの力を敢えて使わないで挑戦するサイキックもの。
 曽田正人「昴」が面白くなって来た。オレは「打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?」を映画館で観た日の晩は興奮しすぎて一睡も出来なかったので、この展開が大げさだと笑うことは出来ない。


ヤングマガジン No.35 講談社

 グラビアは鎗田彩野。
 小田原ドラゴン「おやすみなさい」はその号のグラビアと話が微妙にリンクしている時が多いけど、それは考えすぎかな。




7/30(火)

 村上かつら「サユリ1号」2巻(小学館)、を購入。ホラー映画を見ているときとかも思うけど、何でオレはわざわざお金を払ってこんな辛い思いをしなければいけないんだろう?読者が脳内で足りない線を補完しないと読めないようになっている、ああいうシンプルな絵だからこそ、思い切り感情を移入させられてしまうのだろう。


YOU&SUPER JUMPできちゃった増刊 集英社

 タイトル通り、YOUとスーパージャンプの共同編集増刊号。多分、どっちの読者も読まないと思うので、売り上げ的には失敗だうけど、この試みはもっと他社の雑誌でもやってほしい。「純愛果実」と「少女革命」のコラボレーションなんてもう大変なことに。
 メインはスーパージャンプ側は小谷憲一。どこで何描いても同じってのは素晴らしい。
 YOU側が森本梢子「ごくせん」なのでまだ救いがある。超雑誌派のオレが単行本だけで追いかけている数少ない漫画だけど、5巻の発売は当初のスケジュールより1ヶ月早くさせられたらしい。遅れることは多々あっても、漫画の単行本の発売が前倒しされるって普通はねえって。





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