2002年10月後半



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10/16(水)

コミックバーズ 11月号 冬幻社

 表紙の千砂は何であんなぶら雲先生みたいな縞の服を着ているんだろうか?ということで、冬目景「羊のうた」が最終回。これはさすがにネタバレしちゃダメだと思うので感想書きにくいなあ。この漫画を千砂中心の視点で読むか、八重樫中心の視点で読んでいたかによって、ラストの評価が決まると思うけど、オレは日本漫画史上最も美しい女性であると思う高城千砂にメロメロなので、どうにも腑に落ちないねえ。こんな美しく格好いい姉さんがいたということを(略)。それにしても八重樫さんは健気だなあ。オレは健気な女性はあまり好きなタイプじゃないよ。難しい問題は後回し、ということで、単行本になってからまた考えよう。

 新連載、作/沼正三・画/江川達也「家畜人ヤプー」。原作は未読なので大まかな話しか知らないけど、漫画化するとしたら作画担当は江川達也がベストであることは間違いないだろう。源氏物語も日露戦争もそうだけど、江川達也は大作ばっかりだ。


アフタヌーンシーズン増刊 Vol.14 講談社

 ご存じの通り、休刊号。一部の連載はアフタヌーン本誌に組み込まれるとのこと。14冊ぐらいだったら丸ごと保存しておいてもそんなに場所を取らないから、むしろ他の雑誌もこれぐらいの期間限定で増刊号を出すのも悪くないかも。IKKIは別として。
 読み切り、須藤真澄「ほねをつぐもの」は初登場。ちゃんとした漫画を読むのは凄い久しぶりな気がする。
 熊倉隆敏「もっけ」は本誌の方で隔月連載ということでとりあえず安心。件の話だけど、特にコレといった事件は起こらないゆっくりしたエピソード。鬼太郎もそうだけど、バトルとか蘊蓄ばっかりじゃなくて、こういうのんびりした妖怪漫画をもっと読みたい。
 読み切り、富沢ひとし「ラジオデパート」は理工系の人向けなのかどうかは分からないけど、「技術力」さえあれば世の中の大抵のことは乗り切れる、という考え方は好きだよ。「どこにもないものならば作りましょう!」(「ミニモニ。テレフォン!リンリンリン」より)
 神原則夫「神原則夫の人生劇場」は残念ながらラスト。5回しか掲載されなかったが、どのエピソードもただの「いい話」では終わらない、素晴らしい読み切り群だった。果たして単行本化してくれるのだろうか。


ビッグコミックオリジナル 11月増刊号 小学館

 秋山勇二「WHO are YOU」は自伝的漫画。「浮浪雲」の作者だからって人徳者でないことはもう分かり切っていることだけど、これが話半分だとしても、ちょっと普通じゃない。
 井浦秀夫「AV列伝」は誰のどんな物語であろうと人生の面白さを教えてくれる。オレはAV女優という仕事はこの世で三番目ぐらいに立派な職業だと思うので、桃井望の死に関するメディアの扱いの低さに憤慨しているんだけど、この事故(事件?)の全貌を是非この漫画で扱って欲しい。




10/17(木)

 「逮捕しちゃうぞ」の放送が始まる。言いたいことは山ほどあるけど、やっぱりテレビドラマなんて美しい女性が沢山出ていれば、それでいいんだと思うよ。CMも含めて、もう伊東美咲アワーだね。


ヤングジャンプ No.46 集英社

 グラビアはMEGUMI。若槻千夏。
 新連載、一色登希彦「モーティブ」。シリーズ連載ということだけど、またヤンサンから才能が流出してしまうのだろうか。

 【重要】桂正和の新連載は48号から開始とのこと。予告カットを見る限り、間違いなくラブコメではなさそう。


ビジネスジャンプ No.22 集英社

 冬目景「イエスタデイをうたって」の連載が再開。やばいやばい、まさか花火大会のエピソードをこの時期に入れてくるとは。先週行われた調布の花火大会ではどれぐらい浴衣ギャルがいたのだろうか。「羊のうた」が終わって、もうしばらく和服は描けないからか、冬目景のその手の趣味が爆発しています。物語全体からすると、別にあってもなくてもいいような話だし。


キカスマ Vol.9 松文館

 最近あんまりエロ漫画誌読んでいないけれど、キカスマはひいきの作家が多い雑誌なので欠かさず買います。今月はA・浪漫・我慢が乗っていないけれど、MARUTAもLINDAも描いているので問題なし。
 りえちゃん14歳「お菓子なお姫様」。意外と身長がある小倉優子だけど、あの胴の長さを初めとしたスタイルのアンバランスさはどこかで見たことがあると思っていたが、そうか、りえちゃん14歳の絵だったのか。理想像である自分の絵に近い雰囲気の女性が実際に現れたら、そりゃあビックリするよな。




10/19(土)

イブニング 11月号 講談社

 シマコーが表紙だとなんかやる気無くす。オレの知らない70年代の雰囲気の再現度は素晴らしいと思うけれど。「テレックス」って何だ?
 作・田島隆/画・東風孝広「極悪がんぼ」で取り調べをしている刑事は「かばちたれ」にも出てくる。そんなつまらないことに気づいてしまうカラーページ。もっと他の華やかな絵を描ける人にカラーページあげればいいのに。


ビッグコミックスペリオール No.22 小学館

 最近のスペリオールはなんでこんなに面白いんだろう。これでグラビアが載っていたら文句無しなんだけど、それはないだろう。


モーニング No.46 講談社

 山下和美「天才柳沢教授の生活」は隔週連載スタート。玉音放送から始まる若い頃のエピソード。終戦直後は柳沢教授の世界に最も相応しくない時代だと思うけれど、山下和美の筆ならば超一流の物語に仕上げてくれることだろう。
 石川雅之が集中連載スタート。「週刊石川雅之」ということで、多分日本漫画史上初の試みと思われる、10週連続読み切りl掲載!回目の今回は、さすがにガツンとかますします。石川雅之は赤青BUTAの「カタリベ」(未単行本化)が代表作だけど、現代の女性を描かせてもあの瞳のハイライトの強さは活きる。
 桝田道也「浅倉家騒動記」が久しぶりに掲載。これはもう時代劇じゃないね。

 「逮捕しちゃうぞ」の広告が1ページ。都心の駅でよく見る超巨大ポスター(通常の駅張りポスターの最大サイズを縦に2枚)と同じデザインだけど、あれは手に入れたとしても自分の部屋には張れないだろうね。


ヤングサンデー No.46 小学館

 グラビアは小向美奈子。これぞ渡辺達夫!って感じのグラビア。巻末にレースクイーンオブザイヤー'02。忘れている人が多いけれど、吉岡美穂はレースクイーンオブザイヤー出身。


ビッグコミックスピリッツ No.46 小学館

 グラビアは磯山さやか。
 村上かつら「サユリ1号」は相変わらずキッツイ内容。頭のいい美人が「何かを壊す」ということがこの世で最も楽しいことの一つであることに気付いてしまったらもう手に負えない。これがいわゆる「悪女」で、それを無意識のうちにやってしまうのが「魔性の女」ではないだろうか、というのがオレの持論。


ヤングマガジン No.46 講談社

 グラビアは深田恭子。熊田曜子。それにしても今クールは刑事ドラマ多いなあ。二つは漫画が原作だし。なんかテレビドラマって新しい物語を作り出そうとするパワーが業界全体に無い気がするんだけど、そんなもんなのかな。
 小田原ドラゴン「おやすみなさい」が最終回。アイドルに対する心構えを初めとして、様々なことを教えてくれたこの漫画だけど、最初から最後までマイペースに描きたいことを描き続けたということは素晴らしいと思う。絵なんて上達しなくったっていいんだよ。




10/20(日)

 普段は一日100〜150ヒットぐらいで細々とやっている漫画生活日記だけど、一言しか書いていないのに、この3日間ぐらいで「桃井望」関係の検索が2000件以上来た。アクセスログを調べるようになってからは異常とも言える記録。彼女の謎の死がテレビメディアで取り上げられないからインターネットに頼るしかないからなんだろうな、と、こんな形で通信と放送の融合における両者の間にある壁の高さを思い知らされる。
 オレは「女性の美しさを売り物にする」行為に対しては全肯定なので、AV女優はこの世で最も立派で素晴らしい職業の一つであると思うんだけど、残念ながら現在の日本での社会的地位は低い。そのトップの一人である桃井望の突然の死に対しても、殆ど報道されないということで、その事実を突きつけられた。AV女優が社会的に隠蔽されて当然の扱いを受ける職業だと判断するんだったら、事故の報道をするときは本名や実年齢は伏せればいいのに。そういう仕事をしていると知らなかった家族や知り合いの心配をするほどオレはお人好しではないけれど、やっぱりこのままではいけない。
 とりあえず、成人男子だったら、彼女の有無に関わらず、大半の人が定期的にアダルトビデオを借りているという事実を、当たり前のことだと日本中の女子に認識させなければ行けない。「最近お気に入りの女優は誰それ」みたいな話を、別におおっぴらに話す必要は無いと思うけれど、web日記ぐらいだったら普通に書いてもいいんじゃないのかな?ちなみにオレは美竹涼子と及川奈央です。




〜10/24(木)

 少し遅れたけど、藤本美貴のDVDを購入。松浦亜弥のは買っていないので詳しく見比べたわけじゃないけれど、プロフィール上は同じ身長(155cm)のはずの藤本美貴の方が背が高く見えるのは、プロモーションビデオ撮影時のカメラの基本の高さを変えることによって意図的に錯覚させているのかも。考え過ぎ?あとは藤本美貴の方が腕が長いということを初めとして、顔がちっちゃくて首が長いとか、肩を出してシルエットが縦方向の衣装が多いとか、上半身しか動かさない動きが多いとか、その要因はいくらでも見つかるんだけど、そんなくだらないことばかり考えてしまうぐらい何度も見返してしまったということだ。ビデオクリップ集は意外と3曲ぐらいが丁度いいのかも。


ヤングジャンプ No.47 集英社

 グラビアは杏さゆり。水着ファイター卒業だそうです。なんかもうグラビアって「言ったもん勝ち」だよね。あとセンターで制コレムックの宣伝みたいなグラビア。そして岩井七世。
 エキセントリックなグラビアの多いヤンジャンだけど、漫画の方はなんかパッとしないけれど、来週号から桂正和の連載が始まるので、もうそれでいいや。ちなみに「ZETMAN」だそうです。


モーニング No.47 講談社

 表紙&巻頭カラーは井上雄彦「バガボンド」。15巻が発売されたけれど、どこの本屋でも思うように売れていなくて店員が必死で売り込んでいる姿しか目に入らないハリーポッターの4巻が初刷り270万部とか言われて話題になっていることを考えると、やっぱり漫画の発行部数って異常だと思うよ。
 石川雅之「週刊石川雅之」は2回目。物語はもちろんだけど、やっぱり絵の力が強い人だと思う。特に瞳の力強さが印象的だけど、ハイライトをハッキリ描く、という意外はそんなに特殊な技法は使っていないんだけど、なんでだろう?
 桝田道也「浅倉家騒動記」は2本立て。なんかバカ殿みたいだ。時代劇って普通に考えればもうそれだけでコントだよね。


ヤングチャンピオン No.22 秋田書店

 グラビアは前田亜季。花畑をバックにしたグラビアだなんて、前田亜季じゃなかったら許されないね。先取り娘で小西美希。
 一智一智が新連載「ハルカミラクル」。古典的だけれど、その絵の華やかさによる力業で無理矢理乗り切る。


ビッグコミックスピリッツ No.47 小学館

 グラビアは島谷ひとみ。
 ヒラマツ・ミノル「アグネス仮面」が連載再開で巻頭カラー。プロレスはスポーツではなくエンターテイメントであるということをこれほどハッキリと示した漫画もそうないだろう。それにしても絵がうめえな。
 曽田正人「昴」は柄にもなくラブラブモードに。天才を描かせたら天下一の曽田正人は天才同士の恋愛をどう料理してくれるのだろうか。バレエなんてもうどうでもいいから、こっちの方が楽しみ。


ヤングマガジン No.47 講談社

 グラビアは安田美沙子。
 CLAMP「ちょびっツ」は次回最終回。ということなんだけど、正直そんなに真剣に読んでいなかったから、何がどうなってこういうエピローグになっているのか全然把握していない。まあいいか。


LaLa 12月号 白泉社

 先月号で衝撃のラストページを読者にたたきつけた津田雅美「彼氏彼女の事情」だけど、なんか肩すかしを食らった感じ。とは言っても今月もまた破滅と救いが入り乱れる泥沼展開なんだけど、津田雅美の切り札はまだまだありそう。恐ろしい漫画だ。




 10/30(水)

 ピエヌはwebの方では早くもクリスマスバージョンになっています。相変わらず化粧濃いなあ。
 日本シリーズの君が代斉唱は見逃しました。ていうか、絶対に野球なんて見ないんだから見逃すに決まっているじゃん。始球式もそうなんだけど、前もってアナウンスしようよ。

 漫画の方は頑張って消化します。







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