鍵屋さんのお話

中古物件を買ったら、やっぱり新しい鍵にすべきでしょう!

1:業者選び
2:不動産業者を断ってよかった
3:何だかすごい鍵みたい
4:引越し当日の作業

1:業者選び

  まず最初に不動産業者に頼んでみた。
  中古物件を取り扱っているから相談されることも多いだろうと考えたからである。
  電話をしてみると担当者がでてきて「当社には専門の部隊がいるのでバッチリです」
  と言ったので「よろしくお願いします」と頼んだ。
  手配を依頼したのは「ピッキング対策」仕様のものだった

  3日程して「鍵の手配には2ヶ月ほどかかる」という電話がはいった。
  入居まであと3週間ほどしかない。何がバッチリだと思いながら、入居と同時に
  つけてほしいと頼んだところ「手配に2〜3ヶ月てのは常識ですよ」と言われて
  カチンときた。知人が住宅を購入したときは1週間前に手配しても手に入ったのに
  そんなはずはないのだ。
  もちろん材料手配からはじめればそうかもしれないが、在庫ぐらい探せばあるだろう。
  「では結構です」と言って発注を断った。鍵は家の防犯対策の要である。
  いいかげんな対応をするところにはまかせられない。

  しょうがないので自分で業者を探すことにしたものの、見ず知らずの業者がちゃんとした
  ところかどうかは見分けがつかないので、物件の売主側の不動産業者に聞いてみた。
  そこで2〜3の業者を紹介してくれたのでさっそく電話をしてみた。

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2:不動産業者を断ってよかった

  電話にでた業者の印象は良かった。
  しかし、ここで不動産業者の時と同じ失敗を繰り返してはならない。
  「手配にはどれくらいかかるでしょうか?」とたずねると「3日もあれば十分」という
  素晴らしい回答がかえってきた。
  不動産業者を断って正解だったようだ。

  「鍵はどんなものにしますか?」と聞かれたので、「ピッキング対策」仕様の鍵を
  お願いした。前回不動産業者からここが一番と教えられたメーカーの名をくちにすると
  「あそこの鍵はやばいですよ」と言われてしまった。
  驚いて「どういうふうにやばいんですか?」と私は理由を聞くと、待ってましたと
  ばかりに業者は説明をはじめた。

   「あの鍵はピッキング対策は大変しっかりしている。でも防犯という意味では
    致命的な欠陥があるんです。マイナスドライバーを鍵穴にあてて叩くと簡単に
    壊れちゃうんですよ。泥棒の目的は家の中に入ることですから手段が変わって
    入れるのなら、ピッキングなどせずに叩きますよ。」
  やっぱりプロに聞いてみるものだ。不動産業者に頼まなくて本当によかった。
  「では叩いても壊れない鍵はないのでしょうか?」と私が聞くと業者はやや勿体をつけた
  ようないい方で「実はとっておきのがあるんです」と言って再び説明をはじめた。

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3:何だかすごい鍵みたい

  業者はとっておきの鍵の話をはじめた。
  「日本は平和なので、日本製のものはまだ上品なんです。その点、海外の政情不安な国は
   頑丈でピッキング対策もバッチリですよ。」
  やれやれまたバッチリかと思いつつ「では外国製のものが良いのですか?」と聞くと
  「そうです。私がおすすめなのはイスラエル製のが良いですね。」と業者が答えた。

  しかし頑丈と言っても、どの程度頑丈なのかわからないのでさらに詳しく聞いてみた。
   「それはマイナスドライバーで叩いてもこわれないのですか?」
   「ええその程度ではビクともしませんよ。なんといってもテロ対策用ですからねぇ。」
   「そうなんですか!そんなにすごいのならすごく高いんじゃないですか?」
   「いいえ大丈夫です。物価の違いもありますが日本製とほぼ同じ価格ですよ。」
  そこまで言われるとつけてみたくなった。

  「ではそのタイプでお願いします」と言って電話を切った。
  世の中にはいろんなものがあるのだなぁと感心しながら、自分は何にも知らない
  ちっぽけな存在だと改めて思った。
  こうして我が家にはイスラエル製の鍵がつくことになったのだった。

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4:引越し当日の作業

  引越し当日は午前中に荷物を運び込んで、午後3時頃に鍵屋さんにきてもらった。
  時間ぴったりにやってきて、まず鍵の現物を見せてもらった。
  現物は見たこともないような鍵でやけに分厚い。見るからに頑丈そうなので、
  なんとなくシリンダーも丈夫な気がしてきた。

  20分程度で取り替え作業は完了した。いよいよ施錠/開錠テストである。
  えいっとまわそうとしたがうまくまわせない。何度やっても同じである。
  「取り付け直した方が良いのでは?」と言うと「これはこういう鍵なんですよ。」
  と言われた。壊れにくい鍵というのはいわゆる遊びの部分が殆ど存在しないらしい
  「日本人はみんな自分が使いやすい鍵が良いと思っている。でも本当は多少癖があっても
  泥棒を入れないのが良い鍵ですよ」と説得力のあるせりふに納得してしまった。
  (1週間ほどすると慣れてきて、以前所持していた鍵と使い勝手はかわらなかった)

  さて作業が完了して残るは費用の支払いのみとなった。
  1セット22000円(税込み+作業料込み)で2つの錠がついているドアの両方とも
  変更したので2セット分の44000円である。日本製のものと金額が変わらないので
  価格が高いという印象はなかった。このとき手持ちは5万数百円なので無事支払うこと
  ができた。引越し屋に比べてかなり印象が良く満足でした。

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