月光よ

己自身で光れぬことを
定めと知っているのだろうか

我等は一人でなんにも出来ぬ
誰かの力を借りねばならぬ

自ら犠牲になることで
我等にそれを教えているのか
暗闇で一人になった旅人を
一人じゃないと励ましているのか

月光よ

そなたをいつも見つめるたびに
私は一人じゃないと思えるのだよ

月光
砂時計
花束
妄想
側で
止まるとき