ご存知のように田中女史は名宰相の誉れ高い(んだよなぁ)故田中角栄氏の娘さんであります。中国との国交を復活させるという偉業を成し遂げた点では誉れ高いのですが、「派閥の論理」「金権政治」という今の自民党の下地を作ってしまったという点が引かれてしまう困った人だと思ってます。
とまあ、このような父親について回っていた人ですからそれなりに外交に関してのセンスとか、政治家としてのセンスあるいは勘所というのが少しはあるのではないかという期待を持っていたんですが、なんというか、政治家としてのセンスが無かったことを露見してしまっているのではないかと思い始めました。なんか、親父のネームバリューだけで議員やってませんか?こんな人を国会に送っていいなこ新潟3区(だったよな?)。そう言う意味では群馬5区も同じですけど、あっちは全国区じゃないしな。ところで、今なにやってんだろうね、ユウコちゃんは。
まあ、それはともかく田中女史です。
田中女史は構造改革を謳ってる小泉内閣の閣僚なだけ、機密費問題で浮き彫りにされた外務省の体質を変えようとするのはいいのですが、それって2の次、3の次の話であってまずは外交問題を片付けるのがスジだと思うんですが、どうも世間はその辺に関しては甘いようですな。個人的には更迭されてもしかたがないくらいの失敗を犯していると思うんですがね。もっとも、世間が甘いと言うよりは今までの自民党のトップが世間をみないで政治をしていた結果ともいえるのかもしれませんね。だからこそ90%なんて支持率が出たり、ちょっと論戦挑んだだけで「苛めるな」なんていわれたり、たまったもんじゃないですな。まあ、あのオヤジも外務委員会でするような質問じゃねーだろ、なんて事をしつこくしてたんで自業自得ともいえますけどね。
さて、ここまでの田中真紀子外相の仕事振りをみてみますと、どうもポイントをあげてはいないように思えます。かといって、失点もあげていないですけどね、外交に関しては。ただ、それ以外でマイナスポイントためてますよね。質問時間制限依頼とか発言問題とか。そのたびに福田官房長官が出てきて詫び入れてますけど、かわいそうですねあの人。森内閣時代から詫び入れしかしてないような感じがするくらい、会見開くたびに謝ってるし。田中外相は自分の意思で本来の業務とは違うことに忙殺されてますけど、福田官房長官は自分の意思じゃないことで本来の業務以外のことで忙殺されてるんだもんな。違う意味で記憶に残る官房長官になったらもっとかわいそうかも。
もし、小泉内閣が瓦解するとしたら参院選惨敗でも次回の総裁選でもなく、田中真紀子という「しゃべる火薬庫」に火がついたときでしょうね。まあ、自分を総裁にしてくれたも同然の人でつぶされるのなら彼も本望かもしれませんね。