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もう一つのpoem

ー神様からの贈り物ー

大きなおめめは 神様からの贈り物

きれいなものを たくさん見て
     心が豊かになるように

悲しいものも ちゃんと見て
     しくしく心が泣くように

大きなおめめで ようく見ましょう
静かな心に映しましょう
     

金木犀に漂って



金木犀が香ると
幼い頃を思い出す


朝 目が覚めて
甘い香りに誘われるまま
2階の窓からのぞいてみると
夜のうちに散った金木犀の花で
地面が厚く覆われていた

おままごとの小さな茶碗に
山吹色のその花を
山盛りついで
「はい、どうぞ」と差し出した


けれど
その先に誰がいたのか
それから何をしたのか
記憶の中に何もない

はっきりと見えるのは
たった一つ

そのシーンだけ

私は真剣にその花に向かっていた
感覚の扉を全開にして
地面に積もった花の厚さと

山盛りのおいしそうな花と
たとえようのない香りとに
対峙していた


金木犀の香りの渦に漂って
幼い私の中にあった
まっすぐなまなざしに出会った