最近、驚いた「数字」

 インターネットやマスコミ等のアンケート調査で、最近驚いた数字が二つある。 一つは、日本の核武装に賛成というのが53%、もう一つは、高校3年女子の処女喪失が46%というものだ。 どの程度の信憑性があるのか分からないので、出所については何も言いたくない。あくまでも“雑談”として聞いてもらいたい。

 唯一の被爆国であり、核アレルギーが最も強いといわれる日本で、どうして53%もの人が核武装に賛成するのか。 いろいろな条件があると推察するが、もしこの調査結果が“真実”なら、時代は大きく変化していると言わざるをえない。

 もう一つの高校3年女子の処女喪失46%には、驚かない人も多いだろう。 最近の性の自由化で、こんな数字は当たり前と思う人もかなりいるはずだ。しかし、私のような“古い人間”は、やはり驚いてしまう。(私の若い頃、処女でない高校3年の女子生徒などは、ほとんどいなかったはずである。) ちなみに同じ調査で、童貞喪失の高校3年男子は36%ほどとなっていた。

 だいたい私自身が、処女や童貞の“喪失”という言葉を使うこと自体が、古い感覚なのだろうか。 他のある調査によれば、中高生の70%近くが「同年代の女子が見知らぬ男とセックスする」ことを容認しているという。 もし、これが真実なら、現代では処女や童貞は“喪失”するものではなく、みずから“廃棄”するものだということだ。

 今や「出来ちゃった結婚」は当たり前になっている。(その方が、自然で望ましいと思っている人もかなりいるらしい。) “古き昭和”の時代には、結婚前に男女がセックスすることを、わざわざ「婚前交渉」と呼んで特別視(異端視)していたと思うが、そんなものはとっくに“死語”になってしまったのだろうか。 

 日本の核武装賛成が53%というのは、これも古き昭和の時代には考えられないことだ。 私自身は条件付きで核武装に賛成する者だが、実は、まだ極く少数の意見だと思っていた。従って、日本人の過半数が賛成しているという結果には、信じられない思いだ。本当にそうなのだろうか? もしこれが真実なら、日本の「非核3原則」はどうなっていくのだろう。

「テロ国家」北朝鮮がすぐ隣にあるということが、日本人の意識を変えてきているのかもしれない。その他にも、いろいろな要因があるだろう。 しかし、唯一の被爆国であり、核廃絶を唱える日本が、今や大きく変わろうとしているのだろうか。

 二つの調査結果は、どこまで信用していいのか分からないが、ただ一つ言えることは「昭和は遠くなりにけり」ということか・・・(2003年10月25日)

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