2003年も終ろうとしている。私はこの年を総括するつもりはないが、個人的にホームページのことに触れたい。 実は数カ月前に、ホームページの掲示板が当局の都合で閉鎖されてしまった。すぐに新たな掲示板を設置しようかと考えたが、不精な私は取り組みを怠っていた。
そのうちに、掲示板がないことにも慣れてきて、そのまま放ったらかしにして今日に至っている。このままの状態が続いても良いという感じになってしまったのだ。 その一方で実は、掲示板の有難さを充分に体験したという満足感がある。
それというのも、数人の方から熱い激励の言葉を頂いた。テレビ局時代の後輩の何人かと、友人からである。 そして、ある日、まったく面識のない大阪・堺市の人から、ホームページの内容について身に余る讃辞を頂いた。それはほとんど予想もできないことだったので、私は感動した。
私はすぐにその人に感謝の意を伝えたが、こういう方が一人でもおられるということに、私は充分すぎる喜びを体験したのである。 この広い(?)日本の中に、心から共鳴してくれる方が一人でもいるということは、ホームページをやっていた“甲斐”があるというものだ。
「足りるを知る」ことが、幸福の原点だと思う。私はそれで十分に満足してしまったのだろう。 おそらく、大阪の人以上に私のホームページに感動してくれる人は、もう現われないと思う。私は身に余る喜びを味わったのだ。 その満足感・達成感が、新たな掲示板設置の気持を削いでいるのかもしれない。
但し、ここで申し上げておきたいのは、私は本来“不精”な人間なので、掲示板に寄せられた質問や相談に対し、克明にお答えすることがやや重荷に感じたことである。 また、私の回答が本当に的を射ているものなのかどうか疑問である。 誠意をもってお答えしているつもりだが、時には自分の“能力不足”を感じることがある。
そうしたことで、新たな掲示板を設置しないまま年末を迎えてしまった。 しかし、「足りるを知る」ことが幸福の原点であるとするならば、私は数人の方から激励や讃辞を頂き、まことに幸せだったと思う。 ここに数人の方に深く感謝しつつ、年を越したいと思う。(2003年12月29日)