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○ 月の下の図書館
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/田 \○ >>月の下の図書館======================================
─── │ < http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/4454/ >
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初めまして。すでにホームページをごらんの方もいれば、メールマガジンが初
顔合わせの方もいるかと思いますので、最初に簡単ですが自己紹介致します。
僕は、MoonBoy。自称小説家ですが、実は社会人だったりします。でも便利な
もので、社会人をやりながらも、自分の作品を発表できる「インターネット」
という場に、ぜひ挑戦してみたいと思い、ホームページを立ち上げました。
重に、「短編小説」や「エッセイ」「詩」などをメインに公開していきます。
ホームページタイトルを『月の下の図書館』とした由来は、僕がまず月が大好
きということがひとつ、そして今後、自分の作品だけでなく僕が読んだ本を紹
介したり、もっと大きく言えば、僕をはじめとするオンライン作家さんの作品
交流の場となれば、という大きな視野も入れて『図書館』という名前を使いま
した。これからもよろしくお願いします。
メールマガジンは、友人の誘いもあって、創刊することにしました。主な内容
は、
1. 新作の発表 (ホームページより一足早く、発表します!)
書き上げたばかりの新作をホームページ更新前にメールマガジンで
発表します!
2. 作品のあとがき
作品には、色々設定とか登場人物にも設定があったりとか、物語の
背景とか書きたかったテーマとか色々語りたいものがあります。
それをメールマガジン限定で書きます。作品を読んだあとに読んで
くださいね。
3. 今週の本棚
不定期掲載になるかもしれません。読んだ本の紹介と感想など、
書いていこうと思います。活字離れしている人にも読みやすい本を
セレクトしようと思っていますので楽しみにしていてください。
4. 気になったニュース
テレビやインターネット、新聞などで見た、読んだニュースで、
気になったものを紹介しつつ、つっこみます。
などを予定しています。続けていくうちに少しずつ変わっていくかもしれませ
んが、基本は『読み物』です。楽しく、読みやすくをモットーに編集します。
発行周期は、大体、週1回(曜日は不定期)です。第1回目の発行は、9月中
です。ぜひご登録ください。
★本日の催し★========================================================
─ ホームページ開設記念 オープニング作品 ─
『小動物』
取り柄もなく自分に自信がもてない高校1年の少年は、ある日、透明の壁、
狭い空間に閉じ込められたハムスターを世話することに・・・。ハムスター
に自分を重ねるようになった少年は・・・。
< http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/4454/ >
トップページ → ショート 『小動物』
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▼ここから下は、ネタバレです。本作を読んでから見て下さい▼
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この作品は、ホームページオープンにあたって書き下ろした短編で、お盆を
利用して執筆しました。書きたかったテーマは、『決められたレール』です。
学生の頃、誰もが思ったはずです。こんなこと将来に役立つことがあるのか?
でも受験のためには、必要、知っておかないと将来、出世できないから、とか。
人間は、いい大学にいくため、いい会社に入るため、終いには、いい老後を迎
えるために勉強している、そんな違和感で悩む少年を主人公にして、その答え
はどこにあるのか、そんなことを表現したかったのですが、さすがに文字数が
限られているので途中途中でのシーンに、言葉が多すぎたりして削る作業の方
が多かったりして、結構苦労しました。
決められたレールってのは、こういった少年ものを書くにあたって結構似た、
作品は多いです。家出したりするのは定番のシーンですが、ここに一役買って
くれたのがハムスターです。
物語の途中で、少年がハムスターになっているシーンがあります。もちろん夢
の中という設定ですが、
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辺りはすっかり、真っ暗になり、体感温度0度近い冷気が体を包み込む。
体を流れる血液も冷たくなっていくように、かかえていたハムスターの水槽も
なんだか冷たくなっていく。意識は朦朧とし、重いまぶたに視界をさえぎられ
る。暗い暗い狭い空間の中に、僕は居た。何も見えない世界、ただただ目先の
取っ手につかまって辺りを探る。おなかもすいてきた。えさは無いか、水は、
ないか。どこを探し回っても見つからない。あきらめて座り込んでいると、ふ
と頭上が明るくなった。太い大きな大きな手が、僕を起こした。
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この部分で原稿用紙2枚くらいは、使いたかった。最初から10枚と決めていた
のでその制限に、負けた部分です。少年は、だんだん、自分をハムスターに重
ねるようになる。「僕も与えられた空間の中で、えさを与えられる小動物にす
ぎない」少年は、ハムスターと一緒に家出してしまいます。
狭い空間の中でえさを与えられながらしか生きることができないハムスターと
同じく親の言うとおりにしか動くことができない自分を重ね、一緒にその場所
から脱却しようとする。
でも寒空の下、少年は、公園のベンチに座り込んでしまう。ここから先は急に
物語は進展するんですが、もちろん、この小説だけでは、結論は出ていません。
でも少年にとって、お母さんは、愛してくれている人、自分も愛している人。
そのことに気づいただけでも、この家出は、大きな意味をもっていたかもしれ
ません。
愛しているからこそ、その先も心配してしまう。それは飼い主とハムスターに
もどこか似通った部分はあるのでは。でも行き過ぎてしまうとストレスは爆発、
自由への脱出をする。これも似てますね。少年がハムスターに感じたものって
自分自身の分身だったのかも。
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このメールマガジンでは、ホームページで公開する作品の舞台裏、設定なども
少し書いていきますので、ぜひホームページとあわせてご購読いただきたいと
思います。
よろしくお願いいたします。
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