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○ テレマコス
ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」の劈頭、テレマコスの舞台となるマーテロ塔(The Martello Tower)は、
ダブリンの中心部からダート(市電)に乗ってサンディ・コーブ(Sandycove)駅へ、(片道約2ユーロ、20分)
駅前を南側(右手)に向かい、1つめの信号を左折すると、
海辺に出て、南側(右手)に見えてくる。(トップの写真)
海岸線を歩いて、塔までとりついてみると、想像していたよりかなり小さく感じる。
この塔はジョイス博物館になっているが、11月から3月は閉館していて入ることができない。
しかしながら、そもそも要塞で、石壁は分厚いことでろうから、
ここに3人寝泊りしていると、かなり気詰まりだと思う。
ユリシーズのダブリン歩きは、ここからスタート。
○ カリュプソ
ブルーム夫妻が暮らすエクルズ・ストリート(Eccles Street)7番地の住居は、取り壊されて残っていない。
現在、その場所に建つ「慈悲の聖母病院(Mater Misericordiae Hospital)」の玄関脇には、
ジョイスのレリーフが付けられている。
”At the housesteps of the 4th of the equidifferent uneven numbers, number 7 Eccles St,
he inserted his hand mechanically into the back pocket of his trousers to obtain his latchkey...”
(エクルズ通り7番地の玄関階段の等異奇数4段目で、彼はズボンの後ポケットに機械的に手を突っ込み
扉の鍵を取り出そうとした、、、)
ブルーム宅は、レリーフの位置からさらに奥(西側)にあったと思われるので、
そこからカリュプソ・ウォークを開始する。
オロークの酒場があったエクルズ・ストリートとドーセット・ストリート・アッパァ(Dorset Street Upper)の
交差点南西角は、現在でもパブだが、屋号は変わっている。
ドーセット・ストリート・アッパァを南へ、市の中心部にむけて進み、
フリードリック・ストリート・ノース(Frederick Street North)との交差点北西角付近に
ブルームがキドニーを購入したドルドッシュ食肉店があったと思われる。
ブルーム宅からここまで約5分。
○ 食連人たち
次に、レオポルド・ブルームの視線は、市のはるか東部、
リフィ川(River Liffey)右岸サー・ジョン・ロジャーソン河岸(Sir John Rogerson Quay)に出現する。
そこからライム・ストリート(Lime Street)を南下して
ハノーヴァー・ストリート・イースト(Hanouver Street East)を西へ、市の中心部へと戻り、
ウェストランド・ロウ(Westland Row)を南下する。
このウェストランド・ロウの鉄道高架の先に、マーサからの手紙を受け取る郵便局があった。
ブルームは、ウェストランド・ロウの対側のグローヴナー・ホテル(Grosvenor Hotel)の玄関口をながめて、
ウェストランド・ロウの1本東側の裏道(カンバーランド・ストリート(Cumberland Street))に入って
教会の裏口から入って、ウェストランド・ロウへ戻って
ウェストランド・ロウの南端のスウィニー薬局でレモン石鹸を買う。
このスウィニー薬局は、現存する貴重なユリシーズ登場店舗だ。
そしてスウィニー薬局を通り過ぎた、リンカーン・プレイス(Lincoln Place)の先にトルコ風呂があった。
サー・ジョン・ロジャーソン河岸からここまで約25分。(2007年3月旅行)

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