<説明会、体験レッスン>

1月某日

日本速読教育連盟(NBS)の説明会に行く。
教室は渋谷警察署の裏あたりの寂れたビル。
どーせ、自分一人なんじゃないかと思ったが、
説明会には10人以上も集まっててびっくり。
男7割、女3割くらいだったと思う。

まず始めに、2年前、
「特命リサーチ200X」で取り上げられた時の
ビデオを見せられる。
速読の原理についての説明がメイン。
「音声化を無くしてですね〜、云々。」
TVの中で工学博士が語ってる。
自分の中では原理なんかどーでもよくて、
はたして自分にも可能なのかどうかが知りたいだけだったから、
あんまり真面目に見ず、
菅野美穂若いな〜とか思ってた。

ビデオ終了後、TVに出てた博士が前に立って、
速読の歴史みたいなものを話す。
これまたど〜でもいい話。
ぼんやり聞いていると、
どうやら去年の始めに「ためしてガッテン」で取り上げられて以来、
結構混んでいて、あんまりまとめて予約を取れないとのこと。
3月までに一気に習得しちゃろうと考えていたから、
どうしよっかな〜と思う。
あと、他の教室との差異についても話してた。
「うちは分速1万字以上を最低ラインとしています。
他の教室では4000字5000字で”速読”と言ってるところもありますが、
うちでは1万字を達成する、ノウハウが揃っています。」との事。
ふ〜ん。

その後、授業風景を見学する。
6,7人の生徒が椅子に座って教材を睨んでいる。
それぞれ進度が違うみたいだったが、
何人かは、速読の本で見た、
眼球を動かす訓練をやってるみたいだった。
インストラクターがそれぞれの生徒を回って、
「もうすこし顔上げて。」
「顔を動かさない。」
なんて言いながら、見方を修正したりとかしてる。
みそのHPでインストラクターとの相性って重要ですよ。
って書いてあったのを思い出し、
インストラクターを観察。
黒ぶち眼鏡でスポーツ刈り、
20代後半から30代前半くらいの男性。
スポーツ刈りでさわやかに見せかけておいて、
ホントは理屈っぽくて嫌なやつに違いない。
と自分の中で勝手に決め付ける。

最後に質疑応答。
結構みんな質問する。
半信半疑で来てる人が多いみたいだ。
その中で、自分が一番知りたいと思ってた質問も出た。
「一体どのくらいの期間で分速1万字を達成するんでしょう?
どの位の割合で達成者は出るんですか?」
しかーし、
「それはやはり本人の努力次第なところもありますし、
年齢によってもやはり違います。
また、インストラクターの言う事を聞く素直な方が早いですね。
今まで一番早かったのが3日間。
外科医の女性で、この方は旦那さんが速読が出来たこともあり、
素直に受け入れられたという事があると思います。」
てな感じで具体的な数字の明言を避けた。
やっぱり挫折率は結構高そうだ。
きっと公開したら、人が集まらなくなるんだろうと思った。

あと質問を聞いていて思ったのが、
男の人のほとんどが、
「理論的にどうなのか?科学的にどうなのか?」
という事を質問してた。
だいたい脳の事なんて、まだ未知な部分が多いみたいだし、
いくらでも仮説は立てられるだろうから、
そんなこと聞いてもしょ〜がないじゃないかと自分は思った。
問題はこの教室に通って速読が出来るようになるのかという事じゃないかと。

逆に女の人は、はなから入るつもりで来てるっぽくて
「あんまり体が強くないんですが、訓練に耐えられますかねえ。」
「目があんまりよくないんですが、大丈夫でしょうか?」
てな感じの事を質問していた。
これまた、この人たちは他の教室もちゃんと見てからここにきてるのだろうか?
それともTV見て、勢いで決めちゃったんじゃないのか?
などと、余計な心配をしてしまった。

男と女、本当はどっちが現実的なのかよくわからないが、
速読は若い女の人の方が上達が早いってのは当たってるような気がした。


なんだかんだで結局、うさんくささが消えないまま家に帰る。
とりあえず、ここに通ってた人のHPを探そうと、いろいろネットで検索してみる。
するといくつか事例が見つかって、この教室の特色が少し見えてくる。

@元々3万字とかそれ以上の速読を目指している教室で、他の教室よりも望みは高い。
Aそのために、目の動かし方についての基礎訓練をする時間が他の教室よりも長く、インストラクターの指導も細かい。
Bよって結果がついてこない場合、その厳しい指導に不信感を持つことが多い。
Cまた最初に払う10万円で、1万字レベルに行くのは極少数。
Dネット上での評判はあんまりよくなさそうだが、TV効果で教室は大盛況。

ってな具合。

う〜ん、やっぱここは俺には向いてない気がしてくる。
とりあえず、保留ということで、
次は最近東京に進出したばかりのSP速読学院の1000円体験レッスンに行く事にする。






1月某日


SP速読学院、70分体験レッスン。
新宿新南口を出てすぐのビルの一室に、
去年の11月にOPENしたばかりの教室。
小学校時代通った公文式みたいな雰囲気だった。
部屋にはパソコンがずらりと10台くらい並んでいて、
3、4人の生徒に3人のインストラクターがいた。
体験申込者は自分ともう一人、
眼鏡をかけた、30才前後と思われるサラリーマン。
インストラクター担当は20代後半の女性。
ちょっとかわいい感じ。

まず始めに、教室にあるいくつかの小説の中から
読んだ事のない小説を2冊選び、
現在の読書スピードを測る。
自分は吉本ばななの”アムリタ”と”フォレストガンプ”の小説版を選んだ。
なんか、ちょっと集中力が散漫だったんだけど、
”アムリタ””フォレスト”ともに分速1000〜1200文字くらいだったと思う。
(ごめん、記憶曖昧。)
隣の人も同じくらいだった。

この数字を踏まえ、訓練の開始。
最初にやったのは、
パソコン画面上に次々と表示される文字を追う訓練。
右上から一文字づつ文字が表示されていき、
20行くらい、1ページ分表示し終わると、
表示されていた文字が一旦、全部消え、
2ページ目が右上から始まる。
その繰り返し。
「ここをクリックして、はっきり文字を追える限界のスピードに調節してください。」
と言うので、だいたい見えるなっちゅうスピードに適当に調節。
すると「では、スピードをあげます。」
と、どんどん文字の流れるスピードをあげていった。
はっきりとは見えなくなるが、
無理矢理でも文字を追っていく。
最大速まであげて、しばらく経つと、
今度は元のスピードに戻す。
するとさっきよりもはっきり見えるし、
スピードを少しあげても見える気がする。

てな具合で、この訓練のように
限界よりも速い速度で見て、
その後速度を落として見ると
今度は前より楽に見え、
認識出来る限界のスピードが上がりますよ。
と言う原理で
この他にもパソコンで似たような訓練をいくつかやり、
次に実際の本とメトロノームを使って同じ様な訓練をし、
その後記憶力の訓練みたいなのをやって、
最後にもう一回測定をした。

すると”アムリタ”の方は1600文字くらいだったんだが、
”フォレスト”の方で”2600文字”というびっくりする数字が出た。
(この数字だけは覚えてる。ちなみに最初に読んでない部分を読んだ。)
理解度は?と聞かれれば、やっぱり落ちて、
ストーリーが大まかにつかめる程度だったんだけど、
それなりに集中して読めた。
ちなみに、隣の人は2冊とも1500文字行くか行かないか位だった。

ちょっと嬉しい結果が出て、
すっかりその気になっちゃてたんだけど、
なんかパソコン上でやった訓練は
SRR無料ソフトとあんまり変わらない気がした。
最初にやった文字追跡は無料ソフトにもまったく同じのがあった。

んじゃ、無料ソフトだけでも速読は出来るんじゃないか?
とも考えたが、やっぱ家は集中して訓練できる環境にないし、
一人でやる気を持続させるのも大変。
困った時頼れる人もいない。
これは宅浪生活で痛いほど感じていたので、
少し出費は痛いがやっぱ教室に通おうべきだと思い直した。

このSP速読学院は受験英語用の速読コースもあって
受験にも使えそうなかんじだし、
実際今日のレッスンで結果も出たから、
個人的にはとても好感が持てた。
そんで
「体験レッスンから1週間以内に申し込めば、
1万円の入学金が無料ですよ〜。
それから”費用”対”効果”の面ではうちは自信があります。」
などと勧誘を受けもしたんだが、
「とりあえず他の教室を見てから決めます。」
ってなもんで、即決は避ける。
隣のサラリーマンは入るつもりで来てたらしく
はやばやと入会手続きをしてた。

家に帰ると、またこの教室の体験記を探し回る。
マーブルの体験記速読のスレッドの過去のログなどを見ると、
どうやらこの教室の批判はほとんどなく、
わりと信頼がおけそうな感じだった。

んで、翌日はクリエイトの無料体験に行くつもりだったんだけど、
三倍速保証ってのは
最初の日の測定値の三倍みたいだから、
ここで速度を少しでもあげとけば保証される速度も上がるってなもんで、
2、3日、ちょいとフリーソフトで練習して、
すこしスピードが上げてから行く事にする。

早速フリーソフトをDLして、
レッスンやった訓練と同じ様なかんじでやってみる。
でも疲れていたのか、あんまり集中力がでず、
1時間くらいで飽きて、寝る。






1月某日


クリエイト速読教室、無料体験レッスンへ。
3日くらいフリーソフトで訓練したので
少しは読書スピードあがってるはず。。。

教室には生徒が6,7人いて、
体験レッスンは自分を含め3人だった。

まずは腹式呼吸で呼吸を整え、レッスン開始。
たこわさんのHPにもあるように
短い訓練の連続で、
言ってみれば、簡単な小テストみたいな感じ。
次から次へと訓練が変わっていくから、
だれて集中力を切らす暇もなく、
ここんとこ集中力の無さに嘆いていた自分にとっては
なんかいい感じに思えた。
そんで訓練結果としては、
たこわさんとは逆で、イメージ訓練の方が出来た。

紙媒体での訓練が終わると、
受講生は本を使ったトレーニングに移り、
体験レッスンの3人は読書スピードの測定をする。
意気込んで読んでいったものの、
結局は1300文字程度だった。
なんか残念、この前の2600文字は一体なんだったんだろう?
でもまあ、少しは早くなってる感じだし、いっか。

最後に事務所で説明を受ける。
「ただいまキャンペーンでお徳ですよ。」との事。
どこの教室も客集めに苦労してんだな〜と思う。
聞けば今の時期が一番暇で、
3月になると小中学生が春休みでやってきて、
ちょっと混みはじめるそうだ。
でも教室が一杯になることはほとんどないようで、
予約なしで、いつ来てもいいみたい。
それから家で訓練はしなくてもいいですよとの事。
他の教室にくらべ訓練時間が長いのがその理由っぽかったが、
家であんまり集中したトレーニングが積めなそうな自分にとって、
ちょっと魅力的だった。
ただ池袋ってのはちょっと遠い気もした。

家に帰るとDIZZYの速読教室比較表をみながらぼんやり考える。
自分が通える距離で、
無料体験や説明会をやってる教室に後一つ、
新宿の新日本速読教室があったのだが、
ここもパソコンをつかった訓練だし、
SRRのフリーソフトはここの発展系みたいだし、
というか、何よりめんどいので行くのはよすことにして、
とりあえずこれまでに行った3つの中から選ぶ事にする。
NBSはまず自分には向いてないだろうって感じがあったから消えたとして、
SP速読学院かクリエイト速読教室のどちらかにしようと決意する。
う〜ん、どっちだ?
、、、分からん。
とりあえず今日は寝て、
また明日考える事にする。



1月某日


結論を出す。
パソコンの訓練はSRRでもできるし、
SP速読学院はやめておいて、
クリエイト速読教室に通い、
一方でSRRの方でも平行して訓練を行う。
ダブルで行けばきっとなんとかなるだろうってなもんだ。
目標は40回受講し終わるまでに、
分速5000字を達成。
とりあえずそれまでに気をつけること。
@うまく行かなくても、とりあえず40回受講し終わるまでは教室のメソッドを信じる。
A少なくとも1日1時間は訓練する。
B体調が悪くても、訓練は強行。集中力が散漫になってもOK。(質より量)
ってな感じ。
なんか受験と一緒だな。

さて、次回からは実際の訓練日記になります。
クリエイトの方は訓練がたくさんあって、
いちいち訓練結果を記録していくのがめんどうなので、
読書スピード変化と感想を中心に、
SRRの方はコンピューターが勝手にレポートを作成してくれるので
それをのっけて行こうと思います。