男の子は雑だけど速く、女の子は丁寧だけど遅いという特徴があると思いました。 ノートのとり方や復習の仕方が違うのです。 娘はきれいにノートをまとめ、 テストの見直しなども隅から隅まで時間をかけてきっちりやりきるタイプでした。 どちらの特徴が受験に向いているかといえば、男の子のほうなのです。 なぜなら、人間は忘れるから。丁寧にやったからといって一度で覚えられるわけではなく、 受験勉強は重要なところを何度も繰り返して、数をこなすことが重要なのです。 佐藤 亮子 与えられた材料(数字や公式)を使って答えを導き出す発想力 それを養うのにもってこいなのが数学だ 大人になったら問題解決する場面は沢山あると思うし アイドルの仕事でも1つや2つそういう事あっただろ? そのための予行練習だと思えばいい 数字を追うんじゃなくて「与えられた情報の活用力」を養う そう考えてパズルやゲームの感覚で挑めば勉強も少しは楽にならないか? 「カゲロウデイズで中学数学が面白いほどわかる本」 日本の子どもたちは、文章を精読し、 自分の考えを深められるだけの読む力を身に付けていないという実態が分かった。 文部科学省は20年度以降の教育改革で、読解力の改善を中核に据える。 「なぜ」と問いながら、筋道を立てて説明する力が基礎学力となる。 これからの時代を生き抜く子どもが修得すべき、人間にしかない3つの力が 読解力(教科書レベルの文章や説明書などを正しく理解する力) 論理力(自分の考えや意思を相手に明確に伝え、説得や議論ができる力) 数学力(問題を設定し、試行錯誤しながら数字を使って分析的に解く力) まずは日本語を正しく読めるようにする。 それから子どもたちに好きなことをやらせればいいのです。 読む力が不足しているのに、アクティブラーニングとか英語の4技能とか、本末転倒です。 文や言葉の定義がきちんと理解できないと、新しい語彙を正確に獲得できないので、 どんなに積み上げようとしても、積み上がっていかない。 そうして大人になった人がする読書は決まっています。 同じような自己啓発本を何冊も読む。それでも生活は変わらない。 学校の勉強だけで語彙を増やすのは難しいと思います。 子どもの語彙量は、大人同士の会話の場にいるかどうかで変わってきます。 大人の表情を見ながら、言葉のいい悪いを理解しますから。 生活体験を通じたリアリティも大切です。 家がオール電化だと、子どもは火が熱いことを知らない。 すると、学校で先生が何か新しいことを教えるとき、 「火のように熱い」と説明しても、伝わらないのです。 親は「これを選んで失われる子どもの生活体験は何か」と意識的に考えることが重要です。 「週刊ダイヤモンド2018.5.12号」 読解力と論理力は、文章の意味や相手の意見を理解し、自分の意思を他者に伝える力である。 数学力は、問題を設定し、試行錯誤しながら分析的に解く力だ。 そもそも、いままで漢字の書き取りや漢字ドリルをやってきたのに できるようにならなかったのですから、全然、説得力がありませんね。 これまで多くの子どもたちを見てきてわかったことは、 ほとんどすべての子は、勉強の大切さをわかっているということです。 ゲーム会社がゲームを作るうえでいちばん気にかけているのは、 ゲームを簡単に始められることです。 最初から、強い敵と戦わせて、ゲームを「つまらない」と思わせては元も子もありません。 毎日、漢字ドリルを2ページずつやるというのは、 あくまでも親目線での「できる」基準でしかありません。 子どもにとっての「できる」基準(=スモールステップ)ではありません。 子どもが絶対にできるというレベルまでハードルを下げることがなによりも重要なのです。 「覚えよう」という意識がないと、書き取りはただの作業でしかありません。 実は、人間の行動は、やる気が先で、行動があとではありません。 行動が先で、やる気はあとなのです。 やる気を起こすためには、まず、行動しなければなりません. そして、勉強することで、実際に成績が上がるという結果が必要です。 「覚える」には、 頭の中に入れる 覚えている 思い出す という3つのプロセスがあります。 このなかで、いちばん大切なのは思い出すです。 ですから、覚えるということは、思い出せるようにすることなのです。 クイズは、思い出す練習をしているようなものですから、 子どもには最も適した勉強のやり方といえます。 自信や自己肯定感、やり抜く力は、ただはげましたり、ほめたりするだけでは、育まれません。 本人ががんばって、「わかる」や「できる」を体感しないことには身につかないのです。 算数ができない子に限って、必要な途中の計算式を書きません。 小学校の低学年くらいの算数なら、「たす」「ひく」「かける」のどれかをすれば、 たいてい答えが出ます。 しかし、4年生くらいになってくると、「かける」のか「わる」のか、 考えなければ解けません。 いままでよく考えずに問題を解いてきた子は、 4年生くらいになると一気に算数ができなくなります。 まちがいを減らすために大切なことは、図に書いて考えたり、 途中の計算式を書いたりすることなのです。 伸びる子は、まちがえたときに 「なぜまちがえたのか」「どうしたらまちがえなくなるのか」を考えます。 伸びない子は、答えが合っていたか合っていなかったかという、結果にしか関心がありません。 また、きれいなノートを書くことで、勉強した気分になって満足してしまう傾向もあります。 これも、ノートを書きながら覚えるという過程よりも、 きれいなノートが書けたという結果(見ばえ)に関心があるからです。 勉強は大切だからという理屈よりも、やって「できる」、楽しく「つづける」、そして、「伸びる」。 そんな体験をして、初めて心動かされるのです。 「勉強法以前の『勉強体質』のつくりかた」伊藤敏雄 理論的に、理屈をもって、論理的に、理由を解析する学問こそ地理なのです。 地理で最も重要な自然科学にかんする事象は「風」です。 風が吹き、それが湿った空気をもたらすならば雨が降り、 そして農耕が行われ、食料が生産され、人口が増えていきます。 子供に早朝学習をさせると、学力が飛躍的に向上する。 朝に宿る不思議な力に気づきました。 静まりかえった本堂に張り詰める凛とした空気感 荘厳で、自己を見つめざるを得ないような雰囲気 この特別な時間、"朝"を有効に使えば、 大人だけでなく子供にとっても飛躍的に能力を伸ばすことができる。 毎朝6時30分からの学習会に参加することによって、 ・学校の授業で意識を高めて聞くことができるようになった。 ・無駄な行動が減った ・家族の絆化が強くなった ・計画的に学習できるようになった など、予期しなかった副産物もどんどん出てきたのです。 子供たちのケアレスミスの要因として、 1つには"急いでやりすぎる"というのがあると気づきました。 しかし、ミスの原因を追究していく過程で、そうではないことに気づきました。 ケアレスミスが多い子は、理解不足、そして練習不足であるという きわめて単純な結論です。 ・わかった”つもり”でいる。 ・やり方の根拠が十分腑に落ちていない状態で解いている ・なぜそうなるのかがわかっておらず、言われたまま解いている。 ・練習量が明らかに不足している ・問題慣れしていないため、答え方を間違える 定着させるための取り組み、つまり宿題内容や、やり方指導などは、 どちらかというと本人任せ的な要素が強かったと言えます。 私の関心は、授業内容はもちろんのことですが、 次第に「いかにして定着させるか」ということに向いていきました。 「こういう状態で学習できたら定着できるはずだ」ということを、 リストアップしていきました。 ・エビングハウスの忘却曲線の理論に従い「毎日」学習する ・基礎・基本を徹底してたたき込む ・覚えるべきことは、毎日決まった時間に小テストで確認する ・携帯電話いじりや私語など、思考が遮断されない環境で学習する ・毎日決まった時間に一定量必ず勉強する 朝日が差し込む朝の静寂な教室のなか、カツカツカツ……と鉛筆の音だけが響いています。 目には見えないけれど、どこか一体感のようなものがあり、 静かなのですがエネルギーに満ちた不思議な空気が流れていました。 その日の早朝学習を終えたとき、みんなが充実感に満ちて、 笑顔で教室をあとにしていく様子を見て、確信はさらに強くなりました。 朝の脳は必要な知識が整理されています。 また、疲れ知らずでクリアで明晰な状態です。 まさにいいことずくめなのです。 これを学習に利用しない手はありません。 朝は人を精力的にします。 それには体内で分泌されるホルモンとの関わりがあります。 それは、副腎髄質から分泌されるアドレナリンと、 副腎皮質から分泌されるコルチコイドという2つのホルモンです。 これらは互いに作用し合い、精神と身体の両面の活動を盛んにすると言われています。 夜明けから次第に分泌を増し、通常は朝の7時ぐらいにピークを迎えます。 これはもっとも少ないときのおよそ3倍にあたると言われています。 ということは、この生産性が高い時間帯に第一の"学習のピーク"を ぶつけていくのがもっとも効果が高いということなのです。 すなわち、朝7時の段階で、すでに勉強に取りかかっているのが理想なのです。 また、早起きによりセロトニン神経を鍛えることができます。 セロトニン神経が活性化されると、精神的に安定し、活き活きとした状態ができます。 「太陽の光を浴びること」 「早寝早起きの規則正しい生活を送ること」 でセロトニン神経は、活性化させることが可能です。 「早寝早起き」という基本的な生活のリズムを守ることが、 学力の向上の要因になることは間違いのないことです。 深夜学習や徹夜は自分が頑張っている気がして自己満足に陥ってしまうことがあるだけで、 効果はほとんど望めない。 早朝学習は、「8時10分になったら学校に行かないといけない」というように、 きっちり期限が設けられているので、集中しやすいのです。 「朝、期限付きの勉強をする」-それが集中力をアップさせる大きな要因です。 同じ90分なら圧倒的に早朝にするほうが成果は上がりやすいのです。 ・1日のうちでもっとも明晰な頭 ・整理された頭 ・心身の活動を活発にするホルモンがもっとも分泌されている状態 副産物 ・学習を通じて親子の絆が生まれる ・無駄な時間を削ろうという気持ちが芽生える ・早寝になり"邪魔者"がさらに減る ・学校の授業が面白いように頭に入る ・一日の勉強が計画的に進められる ・表情がよくなり、前向きになれる 「試験前たった一週間の早朝学習で5教科100点アップする勉強法」岩田英証 「数学ができない人」から「数学ができる人」に変わる瞬間というのは、 「なんだ、これはすでに知っている知識だけで解くことができるじゃないか」 ということに気が付いた瞬間なのです。 数学は、ほかの教科と同様、最初の段階は「最低限知らないといけない公式と解法」を覚える必要があります。 しかし、それを覚えてしまえば、あとは"それらの知識をいかに応用するのか"を考えれば済むようになるのです。 数学にコンプレックスを持っている人は、 すでに知っている知識だけで解くことができるのに、 (あきらめることで)思考が中途半端な状態で止まってしまうため最後まで解くことができないのです。 つまり、「数学ができない人」から「数学ができる人」に変わるためには "全体像の把握"ができるのかどうかが分かれ目になるのです。 そして、この"全体像の把握"については、それほど大変なものではなく、実際に数学ができるようになると、 「なんだ、問題が解けるようになるために知っておくべき知識というのは、 実はそれほど多くないのか!」と分かるようになるのです。 「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本」細野真宏 知識の外にあるものにアプローチして自分の知識から考察し 根本から理解することを「わかる」というんだ。 知識外のことへアプローチして考察して理解することを反復練習する すると知識外のことが知識になる。 「数学の勉強法をはじめからていねいに」志田晶 小学生の間は、思い切り親や先生に甘えたい時期です。 ましてや9歳や10歳だって、まだまだ甘えたい年齢です。 9歳くらいの子に多いのが、「仲良くしたいのに……」と思いながら、 どうしたらいいのかわからないため、こちらを向いてもらおうと、 小突いたり、手を出したり、罵ったりしてしまうという行動です。 親の質問に答えたり、自分の意見をまとめたりすることで、自分のことや、 言ったことの真意が徐々にわかるようになります。 親が中立の立場に立つことです。 子どもの気もちや客観的な状況を聴くことで反省を促すのですから、 どちらかを責めたり、賛同したりすることは逆効果になります。 9歳くらいから、子どもは「反省する」ことで、 「人の気持ちを理解する」ことを学んでいきます。 「学び」とは、学力面においてだけ言うのではありません。 やたらと人にちょっかいを出すようになる子どもがいます。 ほかの子どもの持ち物を取り上げたり、叩いたり、言わなくてもいいことを言ったりします。 それは、いやがらせのためにしているのではないのです。 注目を自分のほうに向けさせようとしているのです。 子どもは自分の感情をコントロールする術をまだ知らないのです。 コミュニケーションの正しい方法を知らないのです。 だからこそ、まずは、ちょっと甘えさせて子どもの心を安心させて、 どのような言動が正しいことなのか、伝えるようにしましょう。 子どもにとっては、自分がどのように見られ、愛されているのかが最大の関心事になります。 「私だけを見てね症候群」の背景には、 自分が、親や他人にどのように見られているのかを気にするという、 子どもたちの「探りの心」が隠されているのです。 優しいほほえみ、包み込むような笑顔、さりげなく差し出される手、言葉なく抱きしめてくれる温かな腕……、 そのようなさりげなさの中で、子どもは、「ちゃんと見てくれている」という確信を持ちます。 この時期から、子どもたちは「自分の生き方」を考えるようになる。 成長するということは、「生きる」ことを意識することでもあります。 9歳からの行動と心理の特徴 @これまでのように、褒めたり、叱ったり、抱きしめたりが通用しなくなる A甘えたいけど、気持ちを素直に表せなくなる B大人と対等の会話をしたがる C思っていることと、行動が矛盾することがある D叱られただけでは納得せず、「なぜ?」を突き詰めたがる Eちゃんと見てくれているか、愛されているか、"ためし行動"をとることがある。 外で異年齢の子どもたちが集まって遊ぶことは、子どもの育ちにいい影響を与える。 縦のつながりの中で、子どもは成長する。 自立した大人への道のスタートラインには、 お母さんたちが思いっきり甘えさせてあげる休憩所がなくてはならないことを知っておいてください。 その穏やかさで優しい休憩所があるからこそ、子どもは次のステップへと向かえるのです。 「9歳からは、まかせて、はなれて、ちょっと聴く」尾塚理恵子 できない教材はいったん後回しにする。 できるところまでレベルを下げた教材に取り組み、 そこに残っているできかたの不十分さを解消する。 「えーと、えーと」と考えることなくすらすらとできるようにする。 それによって、以前はできなかった教材をできるようにする。 「冗談ではないか」「ばかばかしい」「まったくむだだ」と感じられるほど極端にレベルを下げた教材とは、 別の角度からいえば、「基礎の基礎」ということでもあります。 教材のレベルを下げるだけでは十分な成果が得られない場合には、 部分品のみがき上げでつぎのことをします。 1.うまくできない「複合的なもの」の練習や学習はいったん後まわしにする。 2.複合的なものを<部分品>に分解し、それらについての教材にとりくんでそのみがき上げを行い、 そこに残っているできかたの不十分さを解消する。 3.それによって、以前はうまくできなかった複合的なものを、 それまでとはちがった高いレベルでできるようにする。 複合的なものを複合的なままに練習し学習するだけでは、 部分品のできかたの不十分さがなかなか解消されない。 複合的なものを個々の部分品にまで分解し、 それについての教材に取り組んでその一つひとつをみがき上げれば、 そこに残っているできかたの不十分さはほぼ確実に解消され、 各部分品の正確度はすぐに95%以上といった、ほぼ完璧なレベルにまで上がります。 部分品となるものをほぼ完璧にみがき上げておきさえすれば、 それらを合成した複合的なものは、スポーツのテクニックであれ、勉強の解法であれ、 難なくすぐに習得できるのです。 ほんとうに高いレベルをめざすのであれば、何か特別に難しいことに取り組むのではなく、 よほどの初心者でもしないようなばかばかしいほど簡単で基本的なことを、 ただしふつうの人が決してしないような極端に完璧なレベルにまでみがき上げることをしなければなりません。 すらすらとできるようになっている教材をさらにくり返すと、 能力に劇的で飛躍的な変化がほぼ確実に起きてきます。 「えーと、えーと」が消えてすらすらとできるようになる段階では、 できかたの不十分さの解消としてはまた途中の段階なのです。 その同じ教材についてくり返しをすることで、 それを行っているということを意識もせずに行えるようにする。 それが、できかたの不十分さが完全に解消された段階なのです。 最初にできたときは、できることはできるが、 まだ一生懸命にやっている段階だったのです。 しかし、そのような段階ではまだその教材を卒業してはならず、 さらにくり返しの練習が必要なのです。 そうすることで、能力に劇的に飛躍的な変化を起こさせる。 くり返しをしさえすれば能力が確実に変化し向上するので、 そこにうれしさや悦ばしさも覚えるようになる。 問題を解くだけで精いっぱいの段階を超えて手が勝手に動くようにして解けるようになると、 その問題を色々な角度から考える余裕が出てきます。 くり返しをやめるときのポイント ・手が勝手に動いて解けるようになる。 ・いろいろな角度からその問題の解き方を考える余裕が出てくる。 ・友だちに説明できるようになる ・類題をつくれるようになる ・解説に注文をつけるようになる くり返しだけで、理解の深さが確実に変化したのです。 その分野の基本問題についてだけくり返しをきちんとしておけばよいのです。 「能力を伸ばす四つのポイント」立花均 飛ばし読みで、まずはわかるところを引っかけながら、ざっくり全体を把握し、 繰り返して何回も読み直す中で、だんだんと細かいところに入っていく読み方は、 脳や記憶・理解の構造、文章が表す内容の構造に合わせた読み方といえるのです。 「ゼロ秒勉強術」宇都出雅巳 勉強とは、「知識の暗記」に尽きる。 必要なことを暗記せずには、問題は解けるようにならないし、 大事な場面で応用することもできません。 すっかり忘れてしまったタイミングで復習しても、記憶は20%しか残らないのです。 復習するのであれば、完全に忘れ去ってしまう前に、 何度も行うことが大切なのです。 完璧に覚えていないうちに次に進むから、忘れる数も多くなるのです。 武田塾では、記憶を定着させるためのタイミングを見極め、1週間のスケジュールを 「4日暗記、2日復習、1日テスト」と決めています。 2秒で答えが言えなければアウト。 すぐに口から出ずに、考え込んでしまうようでは、 役に立つまで暗記できていないということです。 「文法系」参考書の最大のポイントは、 「なぜその答えになるのか?」を説明できるようにすることです。 数学や理科は、最初の1行さえ書ければ、 あとは自動的に解答までたどり着く問題がほとんどです。 「文章読解系」参考書の暗記方法 @問題で何を問われているのかをしっかり把握する Aその問題の解答の根拠が、本文中のどこにあるのか、どうしてそうなるのかを理解し、 自分の言葉で説明できるように記憶する 継続して毎日触れることによって、少しずつ読解力・解答力がついてくる。 「数学・理科系」参考書の暗記方法 まず公式を使えるようになること、 次に、途中式まで完全に再現できるようになること、 それと同時に、どうしてその式になるのかを理解すること、 以上3つのことを徹底することです。 「受験合格は暗記が10割」林尚弘 凡人が物事を覚えるコツは、繰り返すこと。 覚えるためのコツは何度も何度も繰り返すことだ。 考えている時間があるってことは、 その問題の基本的な解法を覚えていないということになる。 受験で合格するために必要な点数は、 知識があれば解ける問題を解けば十分に取れる。 ドンドン先のほうを読み進めていると、 つまずいていた部分は大して重要でないことが分ったり、 読み進めることで身につく新しい知識のおかげで、 悩んでいた部分がすっきり理解できたりすることが多くある。 凡人は何度も繰り返して教材を読み返さないと知識は定着しない。 どうせ10回、20回と教材をやりこむのだから、 「覚えにくいところは、次読んだときに覚えれば良いや」と思って、早く何回も読んでいこう。 徐々に知識が定着していって、結果的に教材の中で覚えていない知識が少なくなっていく。 そうして、覚えるべき知識の量が少なくなっていったら、 初めは覚え難しかったことも覚え易くなるはずだ。 ポイントは、まずは大雑把で良いので、早く何回も繰り返して読むことなのだ。 知らない知識の問題は解けないのが当たり前なので、 まずは、答えをいきなり見て、どんどんやり方・答えを覚えていこう。 数学の問題を解いているときに、「あれー。」と悩んでいるのだったら、 その問題の解き方は、まだ定着していない。 すぐに解説を見て、何度も解き直してみることが効率的なはずだ。 「学年ビリから東大・医学部・早慶に合格する法」新宮竹虎 @記憶したい語句や分を「青ペン」で、書いて書いて書きまくる(=青ペン記憶術) Aノートやメモをとるときには、「なにもかも書く」つもりで書きまくる(=書きなぐりノート術) この2つの技術をまとめて、本書では「青ペン書きなぐり勉強術」と呼びます。 用意するのは、 青ペン A4サイズのノート これだけです。 不思議なことに、青ペンを使うだけで、どんどんやる気が出るのです。 何もかも書いたノートは、「再現性」が高くなります。 つまり、一度聞いたこと、見たことをあとで見直したときに、 その情景を「ありありと」思い浮かべることができるのです。 現役合格も仕事も人生も、すべてが、 「期限がある中で成果を出す」 ことの連続です。 早稲田塾では、人生で成功する(=期限がある中で成果を出す)には、 3つのステップが必要になると考えています。 @「選択」 A「集中」 B「継続」 実は、青ペン書きなぐり勉強法には、この3つがすべて含まれているのです。 集中して勉強する上で、シンプルに 「書いて、書いて、書きまくる」 青ペン記憶術が効果的であると、多くの塾生たち実践者が証言しています。 青という色は、興奮した気持ちを鎮め落ち着かせる「鎮静効果」が大きいとされます。 興奮した気持ちで勉強に臨むと気が散って集中力が高まりません。 一方、心が鎮静状態にあると、リラックスした状態で集中することができます。 青という色が、印象として残りやすいという「印象効果」。 赤:呪われた気分になる だいだい:色そのものが薄い 黄:薄すぎて、書いている気分がしない ピンク:薄い 青:落ち着くし、ノートを見返してもホッとする感じがしました 青ペン記憶術を実践していると、勉強のやる気がさらにフツフツとわいてくる。 青ペン記憶術は、筆記用具さえあれば、だれもが今すぐ実践できる方法です。 手を使って書いていると、外部からの刺激を受け入れるかどうかを判断する、 脳幹網様体賦活系という脳の場所が活性化して、集中して書けるようになる。 記憶したい言葉や句を書き連ねるとともに、その言葉や句を「口に出す」ことも推奨しています。 口を使って発音することで、それが聴覚に刺激として入ってくるので、記憶効果が高まります。 そして、触覚。青ペン記憶術も書きなぐりノート術も、ペンを押さえる指先に意識を向けていると、集中力が高まります。 また、もう一方の手の指で書いた部分を「なぞる」と、記憶効果を増すことができます。 初めの1冊、2冊目はしんどかったですが、 4冊、5冊目になった頃からやみつきになりましたという声もあります。 「ノート1冊分、書き切った!」 「これで10冊になった」 「30冊分もやってきたんだから、自分は大丈夫だ!」 このような実感を、積み重ねたノートからも感じられるように、書き切ったノートは捨てずに、 なるべく勉強するところに見えるように積んでいくようにしましょう。 使い切ったペンを貯めていくことも、使い切ったノートを貯めていくことも、 どちらも「自分に自信を与えて、自分を鼓舞する」という点で共通しています。 「頭がよくなる青ペン書きなぐり勉強法」相川秀希 勉強の最大のコツはね、「暗記」なのよ。 何でもいいので、1つずつ「覚えてしまう」のです。 「とにかく覚えればいい」という目標は、結果がわかりやすいもの。 そして、「覚えた」のなら、それは確実に自信につながります。 記憶のあとに、理解は必ずついてくる。 理解というのは、結局は「記憶同士の連絡通路」。 うまく記憶同士が結びつきあって、もとからあった知識と連絡が取れた時、 それは「理解」になります。 確固たる記憶を何度も繰り返し使っていれば、自然と「理解」という道もできてくる。 自分よりすごいなと思う相手は、そう思わせるだけの勉強術や仕事のやり方を持っているの。 どんな人間にとっても時間は変わらないのよ。 でも、相手はあなたが持っていない、気づいていない方法を身につけてるから差ができるの。 それを知る努力をして真似すればいいだけなのよ。 人は、たくさんの情報に接することで、 自分で無意識にバランスよく「役に立つ」ものを取捨選択していくものなのです。 大切なのは、可能な限り、色々なモノを見ていくことなのよ。 ツッコムことによって、より深く記憶に刻み込むことができるの。 自分なりの感想、さらにツッコミを認識することが大切。 ただ漠然と覚えるより、ずっといいのよ。 周りの人がどんなのであっても、私だけは頑張る、 こんなふうに思っても、しばらくすると、確実にみんなと同じ考えになる。 「どうせダメだ……」、そんなことばかり話す友だちがいたら、基本的に、なるべく距離を取ること。 それは気がつかないうちに、あなたの心の中に感染していくわ。 「夢をかなえる勉強術」ゆうきゆう 「あそこはムリ」と言われた学校に通るのが、受験の醍醐味です。 受験では、「絶対ムリ」と言われたところに通る人がいることに感動します。 それがカッコいいのです。 習いごとをしている人は、継続するコツを身につけています。 身につけた継続のコツを受験勉強に当てはめればいいだけです。 姿勢が斜めになると、計算式の縦横がズレてきます。 斜めから見ると、ケタが微妙にズレてきて、間違えます。 計算間違いをしない人は、左手が机の上にのっています。 そうすると、自分の今書いているところが目の前に来るので、間違いが少なくなります。 姿勢が悪いのは、見ていてだらしないだけではないのです。 試験に通る人は、「正確さ×スピード」で勝ちます。 「正確さ×スピード」は反復の回数でアップします。 正確で、なおかつスピードがあるのがポイントです。 基本的な問題をケアレスミスなく得点することです。 それを積み重ねていくだけで合格点に達します。 忘れることが、記憶の始まり。 覚えるためには、1回忘れることです。 1回忘れることが、覚えるプロセスなのです。 「高校受験すぐにできる40のこと」中谷彰宏 覚えている人は、出会っている回数が多いのです。 2,3回では覚えられません。 6回出会ったら、忘れられなくなるのです。 数学は、いかに文章を映像化できるかです。 英語も国語も、文章をいかに映像化できるかです。 これは大人になっても必ず活用できます。 暗記モノは、映像化できると、覚えやすくなります。 映像のほうが、圧倒的に覚えやすいのです。 先に暗記の蓄積量を多くすると勉強の効率がよくなる。 覚えるには、回数を重ねることが大切です。 受験は、暗記の占める比率が高いのです。 覚えていれば、「あのパターンだ」とわかります。 数学は、「なんか見たことがある」の連続です。 数学の問題は、バリエーションが少ないのです。 本番の試験で出る問題は毎年同じパターンです。 「受験生すぐにできる50のこと」中谷彰宏 少しずつ少しずつ進めていくうちに、大嫌いだった中にほんの少しおもしろく感じるところを発見できたり、 思っていたより嫌いじゃなかったり、コツをつかんできたりするはずです。 どんなに嫌だったことでも、続けていくうちに、部分的に好きになったり、 おもしろいと思えるところができてくると思います。 受験勉強というと、ついついインプットに偏りがちですが、 アウトプットすることで確実に定着しやすくなります。 「ミス東大加藤ゆりの夢をかなえる勉強法」加藤ゆり 受験というのは「合否」という勝ち負けがはっきりと出ます。 勝ち負けがはっきりと出る場に自分が正面から向き合うことは、人生の財産になります。 できれば勝っておきたい。しかし、正面からぶつかって負けることもある。 そうであっても、それはそれでとてもいい経験で、若い受験生にはそれも財産になり得る。 勉強は贅沢ですから。 どの大学に入るかによって、会う人間が変わってきます。 それに伴って、考えの基準が変わります。 高いレベルの大学に行くと、 すごく勉強をしていてもそれが当たり前だという人たちがたくさんいて、自分もそれに引っ張られます。 ひと月頑張れる人は1年頑張れる。 1年頑張れる人は、それを積み重ねて10年頑張れる。 10年頑張れる人は結局、一生頑張れる。 「受験必要論」林修 筋道とは、AだからBだ、そしてBならばCだというように、 段階を踏んで、普通の人なら納得できるような「理屈」「ものの道理」に合った説明を言います。 したがって、「筋道を立てて解説する」とは、 一足飛びに結論を説明するのではなく、基礎的な誰でも納得できること(前提)から始めて、 「こうするにはこうしなければいけない。こうなるにはこうでなければならない、ということは納得できますね」、 という説明のしかたを繰り返して結論を説明するということです。 文章の理解の仕方 論説文の場合は、筆者の主張を読み取れたかどうか、 筆者の立てた筋道(論理)を理解したかどうかなんだよ。 大原則 1.すべての答えの根拠は文中にある 次の文を読んだら、必ず設問が解けるようにできている。 2.論理の法則とは筆者の立てた筋道を追うこと 論理とは、物事の筋道のことです。 3.文脈の法則とは言葉をその前後のつながりからつかまえること 文章中では言葉はたった1つの意味しか持ち得ません。 言葉をその前後のつながりから、たった1つの意味に決める力が文脈力です。 論理の公式 1.論理とは物事の道筋である 2.筆者の立てた筋道を追いながら文章の要点をつかまえよ 要点さえつかまえることができたなら、それがたいてい設問の答えとなる。 あるいは、その要点を整理し、組み立てたなら、要約文が完成する。 3.筆者の主張と具体例は「イコールの関係」 4.筆者の主張と体験・エピソードは「イコールの関係」 5.筆者の主張と引用は「イコールの関係」 6.具体と一般を意識して読め 7.問題提起はその答えとなる箇所が筆者の主張 筆者が質問を投げかける場合がある。 そのときは筆者自身の答えを文中から探し出すこと。それが筆者の主張となる。 それによって、読者にも一緒に考える機会を与えたり、強調したりすることができるのである。 8.比喩は何を何にたとえたものか、そして何が共通点かを考えよ 9.象徴は具体的な事物で知覚できないものを連想させる「イコールの関係」 10.論理を追うことは先を予想すること 11.対比は筆者の主張を印象づけるために、対立するものを持ち出す 12.反対意見に譲歩するのは、次にそれをひっくり返すため 13.弁証法は対立するものを高い地点で統一する 14.因果関係とは原因・理由とその結果 文脈 1.一文の要点は主語と述語 2.主語をつかまえるときは述語からおさえよ 3.設問を解くときは、修飾と被修飾の関係をチェックせよ 4.副詞の問題は用言(述語になる語)との関係をおさえよ 5.空所問題などを解くときは、呼応関係を最優先にせよ 「まったく〜ない」「きっと〜ちがいない」「まるで〜ようだ」といったように、 決まり切った言い方になる。 6.個人言語の意味は前後の文脈から判断せよ 7.傍線部・空所前後は必ずチェックせよ 指示語や接続語があるときは、文法的根拠なので大切である。 8.指示語と指示内容は「イコールの関係」 9.指示語は近いところから順次検討せよ 10.指示語は前に指示内容がないときに限り後ろを探せ 11.論理の流れ通りだと順接、それがひっくり返ったら逆説 12.理由を問われたら「だから」「したがって」などの因果の接続語を探せ 13.「つまり」「すなわち」「要するに」はイコールの接続語 14.「たとえば」例示・「しかも」添加・「また」並列 15.「さて」話題の転換・「または」選択 16.「AよりむしろB」の比較の「むしろ」は、Aと比べてBがより適当な場合 読解の公式 1.論説文は論理を追って筆者の主張をつかめ 2.論説文では趣旨(最終結論)を意識せよ 3.題は趣旨を語句に縮めたもの 4.一般と具体とを意識し一般的な箇所に線を引く 5.筆者の主張(A)から入った文章は、最後にもう一度Aを繰り返す 6.具体例(A')から入った文章は一般化した箇所(A)を探して読む 7.A→Bの因果関係をつかめ 8.譲歩や挿入箇所は()にくくり出せ 9.小説問題は小説の一場面を切り取って作ったもの 10.客観的根拠から場面の状況を把握せよ 11.登場人物の心情(気持ち)をつかまえる 12.登場人物の心情が表れている動作はチェックせよ 13.登場人物の心情が表れているセリフはチェックせよ 14.風景描写は登場人物の心情の投影 15.登場人物の心情はその前後の根拠から判断せよ 16.小説は回想シーンに注意せよ 17.文章表現の問題は主人公の心情から判断せよ 18.随筆は作者の心情をつかまえる 19.随筆は背景にある論理を意識せよ 20.随筆は文学的表現に注目せよ 21.詩は作者の心情を捉えよ 22.詩は反復(リフレイン)に注目 23.詩は比喩をつかまえる 24.短歌や俳句はまず文字数を確認せよ 25.短歌や俳句は季語や季題に着目 26.短歌や俳句は掛詞・枕詞・序詞・縁語などの修辞が鍵 27.韻文は「言葉のつながり」が大切 28.融合問題は現代文の説明箇所に照らし合わせて古文・漢文を読め 29.古文・漢文は現代文の箇所を利用 30.作文は他者意識を持ち筋道を立てて書け 解法の公式 1.いきなり答えを出そうとせず1つ1つ手順を踏め 2.文中にあるシグナルをつかまえる 3.必ず文中の根拠をつかまえる 4.抜き出し問題は探す範囲を絞り込め 5.抜き出し問題は条件チェックが大切 6.記述問題は根拠のほとんどが文章中の要点 7.記述問題はまず語尾を確定せよ 8.記述問題では文字調整は最後 9.要約問題は要点となる言葉を抜き取れ 10.要約問題は論理の順番に組み立てる 11.説明問題は書くべきポイントを数える 12.字数制限のない記述問題は解答欄の大きさが制限字数 13.説明問題は簡潔を第一とし、不必要なものは書かない 14.説明問題は傍線部・空所前後の指示語、接続語をチェック 15.理由を答える説明問題の語尾は「ので・から・ため」 16.説明問題でレトリックは一般的表現に変える 17.説明問題は不足や省略部分を補って完成させよ 18.選択問題は選択肢の共通点と相違点を探せ 19.選択問題は本文にないものはすべて× 20.選択問題はイイスギに注意せよ 21.選択問題は最後は相対的判断 22.選択問題は表現が変えられている正答を見抜け 23.空所問題は「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」の論理で解け 24.空所問題は前後の文脈で解け 25.欠落文挿入問題はまず欠落文自体をチェックせよ 26.欠落文挿入問題は全体の論理構造から挿入箇所を探せ 27.欠落文挿入問題は指示語・接続語などの文法的根拠をチェックせよ 28.段落分け問題は論理展開から検討せよ 29.小説の段落分け時間に着目 実践の公式 1.知識の問題は必ず先の解け 2.時間のかかる問題、難しい問題は後回しにせよ 3.空所問題などは迷ったら保留せよ 4.難問・悪問は時間配分に気をつけよ 5.最低限の知識を整理して記憶せよ 6.語彙力は感じの問題集で修得せよ 7.まずは解答用紙の6割を埋めよ 8.分かりにくい文章に出会ったら、そこで立ち止まらず先を読め 9.論理力を鍛えるためには目を速く動かすことを意識せよ 10.論理力は習熟がすべて 習熟するまで繰り返し練習せよ 11.普段の話し方・聞き方を意識せよ 説明とは、筋道を立てて話すことであり、すでにその段階で、頭は論理的に働きだす。 どんな文章でも、筆者は筋道を立てて書いている。 論理とは一本道である。 いまがこうなら、次はこうなる、次がこうなら、最後はこうなるしかないと、最後まで見通すことができる。 一本道にならないときは、論理にどこか矛盾があるのである。 日本語で書かれた美しい文章、深い味わいのある文章、筋道の通った明晰な文章、 レトリックを駆使したきらきら輝く文章、こうした最高の文章に思う存分浸り、 論理的な頭の使い方に習熟する。 大切なのは、蓄えた知識を有機的に結びつけ、血肉化し、真の基礎学力とすることである。 論理的思考能力は、まさにその知識を有機的に結びつける働きをしてくれる。 論理力が身につくと、人の話の筋道が理解できるようになる。 論理的読解力が高まると、 現代文・英語・古文・漢文の読解力がアップする 速読力がついてくる 要点を取り出し、図式化できる 数学や理科の文章題に強くなる 日本史の史料問題が読解できる 読書力が強化される 得点が上がり、成績がアップする いまの子どもたちは日常生活で論文の言葉を使ったり、論文の文体を駆使したりすることはほとんどない。 ましてや、文章を論理的に着目して読み取る訓練も受けていない。 だから、「しょせん日本語だから、勉強しなくてもなんとかなる」とはかぎらないのである。 しかも、設問の大半は、「傍線部を説明せよ」である。 採点官という他者にわかりやすく説明するためには、筋道を立てなければならない。 そのためにはなんとなく文章を読んでもだめで、文章の論理構造を押さえることによってはじめて可能になる。 入試問題で問われるのは、 「小説のなかの一場面をどのように客観的に分析したか」という学問的能力の有無であり、 あなたが作品をどう評価したかなどはいっさい聞かれない。 文中から確実に根拠を探し、登場人物の心情を客観的に把握していかなければならない。 そのためには、一貫した方法論と、一定量の訓練を必要とする。 「論理エンジンが学力を劇的に伸ばす」出口 汪 数学ができるようになるコツは、"考えること"ではなく、"暗記すること"なのだ。 数学が得意になるヒケツは、"解法パターンの暗記"である。 入試問題を見ると、参考書に載っている問題のどれかと解き方のパターンがおなじであることに気づくだろう。 たとえ難問といえども、結局はこの解法パターンをいくつも組み合わせたにすぎない。 数学の正しい解き方というのは、覚えている様々な解法パターンを思い出し、 それらの中からこの問題に使えそうなパターンをいくつか選び出して、当てはめてみることである。 数学が暗記科目であるということは、頭の中にある解法パターンの"数"が多いほど得点力がUPすることを意味する。 だから、なるべく"多く"の問題を”短い”時間で勉強すべきである。 そのためには、少し考えてわからなかったら解き方をサッサと覚えてしまうと効率がよい。 数学の暗記は非常に論理的なので、覚えやすく忘れにくい。 計算力を高める方法には2種類ある。 第1にミスを減らすこと。 自分がどういう種類の計算ミスをしやすいかを知っていれば、 その種類の計算をする時に注意を払い、計算ミスを未然に防ぐことができる。 第2にスピードをアップすることである。 「一発逆転マル秘裏ワザ勉強法'15年版」福井一成 過去の頻出問題をいかによく知っているかをチェックするのが大学入試とも言える。 数学の力はあたった問題数に比例する。 数学は論理的な世界だから、かならず解法の組み合わせに分解できるはずだ。 問題を解く能力は、どれだけの解法パターンを丸暗記しているかにつきると言ってよい。 入試問題はつねに、過去の問題の焼き直しである。 解法をたくさん暗記すれば、ほとんどの問題は解ける 答をすぐ見て解法を暗記したほうが、はるかに暗記量を伸ばす。 解法の丸暗記の方がはるかに役に立つ 復習でつねに暗記量を保っていく必要がある 暗記の努力をムダにしないためには、復習するしかない 覚えてから7から10時間までのあいだに、急速に忘れ去られていく 同じ文章を何度も音読して、部屋の中でも散歩中でも通勤途中でも、 立ったり歩いたりしながら、ぶつぶつ暗誦する 苦手ということは、その単元に関する問題の暗記量が少ないということだ 問題集の中の解法をどんどん覚えていくと出題のポイントがつかめてくる。 100や200の問題を自力で解くのではなく、 1000,2000の出題と解答を読んでいくのだから、当然のことだ 自力で問題を解かないこと。 最初の段階は徹底的に、問題の解答を読みこなし、それを覚えるのに徹する。 1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と繰り返すたびに、 チェックに要する時間は、等比級数的に短縮される 信頼できる問題集を1冊、完全に頭のなかにいれてしまったほうが、 ずっと点になるのである 先に解答を見て暗記してしまう場合でも、私は必ず自分の手で、 答案を作り、計算部分は自分でやるよう心がけた とにかく正解にいたるプロセスを、手で紙の上に書いて、 視覚と触覚の両者で記憶に定着させていった 丸暗記するからこそ、大量の解法を頭に入れることができる 「受検は要領」和田秀樹 勉強を習慣化するにはどうしたらいいのでしょうか。 そのコツの1つは、毎日、決まった時間に、決まった場所で、きまったことをやる、ことです。 もう1つのコツは、例外を絶対作らないことです。 人が何か新しい行動を起こすとき、ワクワクするような「感情」を上手に引きだしてやればいいのです。 行動したらどんな楽しい結果をもたらすのか、どんな得をするのかなど、 具体的にイメージすればするほど、行動へのエネルギーも湧いてきます。 頑張っているのに得点が伸びない人に見られる4つの時間のムダ使い @できる問題ばかりやっている時間のムダ Aいくら考えてもできない問題をウンウン考えている時間のムダ Bすでに覚えていることを繰り返し覚えている時間のムダ Cサブノート作りなど作業時間に費やす時間のムダ 復習は「すっかり忘れてからする」のではなく、「忘れる前にする」が鉄則です。 復習は、回数が増えれば増えるほど、しっかりと記憶に定着します。 その結果として、その分野の復習にかける時間はだんだん少なくて済むようになります。 暗記系の科目は、最初の記憶があいまいでも、翌朝にもう一度復習すれば 記憶の定着度が良くなる(忘れにくくなる)という体験を次々としてきました。 テキストではわからなかったことでも、問題を解いてはじめて理解できることがあります。 また、わからない問題でも、解説を読んで理解できることもあります。 わからない問題は、さっさと解答・解説を読みます。そのほうが時間の節約になります。 資格試験の問題は、考えてできるものじゃなく、知っているか、知らないかが問われることが多いからです。 問題集をやる1つの意味は、問い方のバリエーションになれることです。 どういう問い方をされても、正しい答えを想起できるよう訓練するということです。 時間がない人には、短期間に合格までの実力を引き上げるために、 解説が詳しい問題集をテキスト代わりに使うことをおすすめします。 テキスト兼問題集として活用するのです。 「いつも目標達成している人の勉強術」福田稔 普段の練習の段階で、省略しないで計算の途中のプロセスを書いたり、 図を丁寧に描いたりしたほうが、結局は効率的なのです。 試験本番でも、計算過程や図が正確に書いてあれば、時間が余って見直しをする時も、 かなり効率的にチェックできますし、仮に、計算ミスを発見した時の修正も素早くできるのです。 頭の中で考える前に、とにかく書く。 書き出すことで、自分が、どこがわかっていないか、明確になるのです。 生徒からの質問が漠然としている場合、どこがわからないのかを逆に質問します。 解けない原因でもっとも多いパターンは、図を描かないこと。 方程式の応用にしても、関数にしても、きちんと図を描かないで、答えを出そうとしてしまっている。 多くの「親切な」先生、「熱心な」家庭教師がやってしまう過ちは、 「先生この問題がわかりません」と生徒に言われると、最初から丁寧に一方的に説明しだしてしまうことです。 そうすると、生徒が「考える」ことをしなくなります。 生徒自身が「考える」ということをしなければ、 説明を受けているときはわかっているつもりになっても、結局、得点できません。 「自分で考える」ことを生徒は放棄していて、さらに、「親切な」先生が、 「教える」ことに夢中になって、その生徒が「考える習慣」を奪ってしまっている。 考えてから解くのではなく、とにかく、書き出せることは書き出す。 数学で、特に、図形や、証明問題、関数、数列、ベクトルは、不得意という人が多いです。 でも、実際、それは、図やグラフを自分で書いたり、 「書きながら考えていったりする」ことに気を使うだけで、ずいぶんと解けるようになる。 図に書き込みながら考えていくことで、正答率は抜群に上がります。 受験勉強で、ベクトルや微分積分など、数学で難しい問題を解いたところで、 あるいは、歴史の年号を丸暗記したところで、大人になってから使う人はほとんどいません。 でも、自分が理解できないことを、必死になって考えて答えを出すことは、とても人生にとってプラスです。 ひとつの目標を達成するために、やりたいことも我慢して、受験勉強をすることによって、 さまざまなことを学びます。 受験勉強で勉強する内容自体は、将来的に自分とは関係ないものであっても、 強い精神力とか、自信とか、受験勉強を通して、自分自身で身につけていくのです。 そろばんがうまくなるにも、水泳がうまくなるにも、 受験勉強をスムーズに進むためにも、重要なのは順番です。 どういった順番でやっていくか。 「幸せをつかむ勉強法」藤崎奈々子 2桁の数の二乗を覚えて、計算をスピードアップ! よく出てくるのが2桁の数を二乗する作業です。 30くらいまで覚えました。 11×11=121 12×12=144 30×30=900 応用問題の対策として、とにかく問題を解きました。 問題を見たときに全く解法が浮かばなかったら、まずは解答を写します。 できなかった問題はできるようになるまで、何回も解いていくことで、 もう大丈夫と思える問題を何パターンもつくっていきました。 模範となる解答を覚えて解き方を体に叩きこみました。 物理の問題を解くときは、問題文に描かれている状況を図に描くことが大切です。 図に描いていくと状況が整理されてわかりやすくなるので、ただ頭の中で考えているよりも解きやすくなりますよ。 力学が苦手な人は、どこに何の力が働いているかわからないことが多いと思います。 ものが接しているところには必ず力が働くので、ものが何かに接している場所には、 力の矢印を必ず描くようにしましょう。 受験は自分を訓練する機会になる。 自分で目標を設定して、どうアプローチしていくか、スケジューリングや自己管理の訓練になりますから。 大学に入って一番思うのは、一般常識が大事だということです。 そういうものを学ぶのは中学から高校にかけてで、 どの教科においても最低限の知識は持ってないといけないと思います。 幅広くいろんな教科を勉強しておけば、将来の選択肢が広がると思います。 受験勉強で得た知識や思考力は絶対何かの役に立ちますよ。 「花道の先輩の勉強法」NHK出版編 受験に専念したからといって、それでできた時間をすべて勉強にあてることができるかと言うと、 そうではない場合が多いのです。 何ごともメリハリをつけないと、勉強にも仕事にも、生活にも集中できず、 すべてが中途半端になってしまいます。 朝は集中して勉強ができる 朝勉強することで、締め切り効果をうまく使える 「時間が決まってしまっている」ということが、勉強を集中してやるためには重要なのです。 まずは過去問などをやって、そのあとにできなかった部分をテキストに戻って確認していく、 という方法がいいのです。 テキストの目次を見ながら、やった過去問でわからなかったところを探し、読んでいきます。 読んだら、テキストについている練習問題をやっていきます。 日が空いてしまうと、同じ間違いを何度もしてしまう。 試験に「合格する人」と「落ちる人」の習慣 山本憲明 問題集を繰り返し解くメリット 1つには、知識として定着しやすい。 入試では「単なる記憶ではなく『考える力』や『思考力』が大切」だとよく言われる。 だが、思考力が問われるという問題であっても、あくまで習ったことの組み合わせでしかない。 その習った知識を確実に使えるようにするために、解答を知識として身につける必要があるのだ。 次に、何度も解くと記述に必要な語句や決まり文句が覚えられる。 多くの問題集に手を出してしまうことによる弊害が、 勉強する分野に偏りが出てしまう。 いろいろと手を出すことで不必要に分野が被ってしまったり、 重要な部分の勉強が抜け落ちてしまったりということがある。 まとめノートを作るデメリットは、効果のわりには圧倒的に手間と時間がかかること。 しかも、まとめたからといって、それでそのトピックを完璧に覚えられるわけではない。 自分がまとめたノートを使って、さらに「記憶」という作業をしなければならない。 こうしてみると、信じられないぐらいにコストパフォーマンスが悪い。 「頭のなかで未整理なトピック」だけを選んで、それと関係ある事柄だけをまとめなおすのだ。 「合格のための勉強法」東大勉強研究会 歯が立たない問題に出合ったら、あまり考え込まずに解答を見て、その解き方を完璧に覚えたほうが得策です。 そして、数日以内にもう一度挑戦してみましょう。 そこでしっかり解答できれば、あなたはその問題をものにしたということです。 きれいなノートを取ることに何の意味も感じません。 ノートは知識を身につけるための手段にすぎません。 「東大に合格した人のなかに、きれいなノートを作る人たちがいた」というだけではないでしょうか。 ノート作りにとらわれてしまうと、それが目的化してしまい、 「合格に必要な知識を確実に自分のものにする」という部分がおろそかになります。 世の中には必要な情報がわかりやすくまとめられた参考書が山のように出ています。 わざわざゼロから自分でノートを作る必要なんてないのです。 「普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法」安政真弓 認知心理学でも、 「思考とは知識を使って推論をすることだ」と考えられている。 ひらめいたように見えても、思いついたように見えても、これまでやったことのある解法を頭の中で当てはめて、 それによって新たな問題を解いていることがわかってきた。 ひらめきが大事とか、思考が大事というけれども、無から有は生まれない。 だから頭の中に蓄えられている知識を使って推論するという思考法を取る。 知識がインプットされていないと、どんなに頑張って「考えよう」としても、 思考するための材料(知識)が一定以上アタマになければできないのだ。 頭の中に蓄えられている知識、 インプットされている情報(解法パターン)が多ければ多いほど、数学は考えやすい。 暗記数学3段階ステップ法 第1段階は「計算力」をつけること 途中までのアプローチ、途中までの式の立て方や計算がせっかく合っていても、 計算力がしっかりしていないと、なかなか正答が引き出せない。 第2段階は「暗記力」 5分だけじっくり考えてみる。最後まで解けなくても、糸口だけでも考えてみる。 その段階で解けないと判断したら、解答をじっくり見る。 どうやって解いたか、自分はどこが気がつかなかったのか、 なぜそのように式を展開しているのか、そういったことをすべて理解できるようにする。 解法パターンを理解したら、その流れを覚える。 第3段階は「試行力」 覚えた解法パターンを似たような問題で試してみる。 覚えた解法を実際にあちこちで使ってみて、うまくいくかどうかを試行錯誤するのである。 覚えた解法パターンの、どれが使えるかをあれこれ試してみることで 「知識の定着」をはかるということだ。 「数学アタマのつくり方」和田秀樹 数学の解き方がわからなければ解答を丸写しする。 入試問題は、例題の組み合わせにすぎないから、解答のパターンをたくさん覚えている人間なら、 たいてい誰でも合格点をとれるようになっているのである。 「勉強法そんなやり方じゃダメダメ!」平成暮らしの研究会 学業成績は、情報収集量の差によって決定する。 記憶の秘訣は「記憶しよう!」と意気込むことにあらず、 "いかに大量に忘れるか"にある。 数多くの問題をこなした者が合格し、こなせなかった者が落ちる。 理科系の科目は、95%まではパターンである。 現在の受験戦争に勝ち残る最大のポイントは、 頭を使って考えて解くことではなく、いかに多く問題をこなすか、にある。 30秒考えても解法が思い浮かばないようだったら、 あなたは、その問題を解くだけの実力がまだ備わっていない。 パターン暗記は丸覚え以外に方策なし。 解法や解説を読んで、ソックリそのとおりに真似することから始める以外にない。 受験戦争においては、最高の基本は、何度も繰り返すことであるが、 勝敗の分かれ目となるのは「いかに深く考えたか」ではなく、 「いかに数多くの問題を接したか」なのだ。 理科系科目の苦手人間は、徹底して解答を写しまくれ! 「頭がよくなる速読術」川村明宏 できる生徒は、「勉強のやり方」を知っている。 一方、どんなに努力しても、がんばっても、成績が伸び悩む生徒もいました。 それは、「正しい勉強法」を知らないからです。 セルフレクチャー 先生がどんなふうに説明していたかをもう一度自分の言葉でリピートしてみたり、 何を板書していたかノートを見ずに頭の中に思い描いたり、紙に書き直してみたりします。 それは、今までやってきた受動的な勉強から、 自分が教える側に回って相手に教えるという能動的な勉強に変わるという点で、 180度コペルニクス的転回をするものだからです。 セルフレクチャーをやるということは、もう一度問題を見て、自分の力だけで解説を再現し、 正解に至る道筋を自分に説明できなければいけないのです。 何となく覚えた気になっていても、 いざセルフレクチャーをしようとすると全くできないはずです。 説明できないところが自分の弱点。 自分ではわかっているつもりも、人にわかりやすく説明しようとすると、 あいまいにしている箇所が自然に浮かび上がってきます。 セルフレクチャーができない箇所こそが、自分の苦手な箇所、 そして試験に出る場所発見器になってくれるわけです。 セルフレクチャーはなぜ最強なのか? 1.勉強したつもりがなくなる 2.頭の中で整理し、定着させることができる 3.自分の弱点をはっきり知ることができる どんどんカンニングしよう スラスラできなければ意味がない まずは1ヶ月続けてみよう 説明しながらわからないところが出てきたら、すぐノートや参考書の解説を見てかまいません。 「あっそうか、こうなるんだったな」と思わずつぶやくことが多いでしょう。 その瞬間が、とても勉強になっています。 ほとんどの受験生は、模試を受けた後せいぜい自己採点して一喜一憂するだけです。 それでは模試を受ける価値の何分の一も利用できていません。 模試は本番に近い問題であるうえに、真剣に受ける分、日ごろの授業などより記憶に残りやすいものです。 基礎というものを、もし皆さんが、 「やさしいこと」「簡単な内容」というふうに認識しているとしたら、これは大きな間違いです。 基礎とは、「大事なこと」「入試に出る内容」というふうに認識を改めてください。 基礎的内容の組み合わせや、基礎力からの類推で解ける問題が8割の得点を占めている。 本当の意味での基礎力というのは、 応用問題や入試本番において鍵となる問題を解く力のことを意味します。 勉強とは"繰り返すこと"である。 一番うまい人は一番繰り返しています。 もしかしたらその逆かもしれません。一番繰り返すからいちばんうまいのかもしれない。 繰り返しを上手にやるコツは、模擬試験を受ける時や、演習問題をやる時と同様に、 時間を計って行うということです。 超速反復とは、具体的には時間を決めて計りながら、 セルフレクチャーによる復習や暗記チェックを行う復習のやり方です。 「わかる」ことと「できる」こととの間には大きな差があります。 速くできないものは、できているうちに入りません。 さらに言うと「速く、かつ正確に」できていなければ無意味です。 受験のための勉強の本質は、むしろ思考よりも暗記にあるといっても過言ではありません。 「学ぶ」ということの定義は、「知らないことを覚え、知っているものに変える」ことにある。 暗記が最初にあるからこそ最終的な独創性や創造性を生むのであり、 逆に言えば、学びの土台に確固たる知識がないような独創性や創造性などは薄っぺらい偽物に過ぎないのです。 思考力と言われるものも、自分が知っている知識を駆使して考える力のことを指します。 自分が知らないことに対して思考などできません。 受験に勝つには次の2つの暗記が必要です。 1つは「丸暗記」。覚えてください、とにかく。 覚えては忘れ、また覚えては忘れということを繰り返していく中で、 できるだけ使える知識として蓄えていってください。 2つ目は、「解法暗記」。 解答に至るプロセスの理解の伴った暗記をしてください。 「こういった場合にはこういうアプローチをして解くものなんだな」 というような経験を数多く積まなければなりません。 そして「理解したうえで」暗記するのです。 数学なら公式の使い方のパターンを数多く経験してください。 問題を見たら瞬時に解法が思い浮かぶまで繰り返す。 解答までのプロセスを人に全部わかりやすく説明できるまでやり込む。 基礎演習が積まれ、「使える暗記量=知識量」が増えていくことで、 初見の問題に対する一種、勘のようなものが磨かれていきます。 英単語であれば、ある程度単語を覚えたところで、語源の知識を仕入れます。 すると、暗記効率が高まったり、その後の学習中に出てきた英単語が 飛躍的に脳に定着しやすくなったりするというような効果が表れます。 模試や過去問など、本番に近い演習を数多く積むことによって得点能力を高め、 勝てる勉強を体に刻み込むことが必要になってくる。 当たり前レベルになるかどうかは、どれだけ多く触れきたかの経験値で決まるのです。 各大学の志願者の実力は本当に拮抗しています。 自分の実力が十分についたとき、最後の合否を分けるのは「強い気持ち」です。 現実にあと2点、あと1点また1点未満の点数が合否を分けています。 強い気持ちを持って、最後の数点をもぎ取ってやるという意識を忘れないでください。 試験本番では、いつもどおりの力は出せても、いつも以上の力は間違いなく出ないと思ってください。 「前に質問して『間違っても気にするな』と言われたのですが、 どうしても気になるので教えてください」 …完全主義の質問魔型 合格するためには、誰もができない難問は切り捨て、 本当に合格に必要なことを効率よく勉強すべきなのであり、 それは「大切なこと」「基本的なこと」「本質的なこと」に尽きるのです。 「模試の結果は悪いですけど、これはたまたまケアレスミスしたからです」 …客観的な結果を見て見ぬフリをするプライド重視型 受験は「結果がすべて」なのです。 できない自分を認めたくないプライドの裏返しにすぎません。 入試において差のつく問題は、単純な1対1の知識というよりも、 基礎事項の組み合わせによって作られている。 カードにする内容を、皆さんが難しく感じた問題や、とても重要な暗記事項、 そして間違えてしまった問題に限定するのです。 3回目の復習をしてもまだ不安な問題こそカード化するのです。 カードの数を増やしすぎないこと。 覚えたものから段ボールに入れてシャッフルし見返す。 完璧に覚えきってしまったものは「完全に覚えた箱」の中へ。 カード式のデメリットとしては、作るのに時間がかかる点と、 どうしても広い視野が持てないので、流れや全体像に関する勉強には向いていない。 勉強の記録をつけると、自分がやるべきことの全体像や、 やったことの成果が見えるようになります。 1日でやるべき勉強の項目をリストアップし、A4の紙に書きます。 そして、勉強の項目を1つこなしていくごとに二重線で消していきます。 できなかった項目は「次の日へ」などと書き込んでいきます。 勉強の成果が目に見えるので、"やる気が持続"します。 進学校の生徒たちの強みというのは、頭の良さ以上に周りに自分と同じように上位大学を目指す仲間がいて、 学校全体で頑張る空気ができていることなのです。 また、先輩からの伝統や進学実績もあり、その高校にいることで上位大学を目指すのが当たり前であり、 一生懸命に勉強するのも当然という雰囲気です。非常に恵まれた環境だと言えます。 タイムマシーンに乗ってやってきた将来の自分から お礼を言ってもらえるような「今」にしていきましょう。 とりあえず大学受験というものに打ち込んでみて、 自分の限界に挑戦してみるというのはどうでしょう。 インプットはあくまで理解するだけのもの。 そのインプットの内容が入試ではどういう設問の形となって尋ねられるのかを把握し、 問題を解く経験値を積み上げていかなくてはいけない。 アウトプットこそ点取りの鍵。 インプットの重要性を理解している人は多いけれども、 実はアウトプットこそが合格に直結する鍵だということでした。 できない受験生の5大パターン 「わかりました、やります、やってみせます!!」 …その場だけやる気になる1日興奮型 最低3ヶ月は淡々と日々努力を積み重ねるような勉強のスタイルに切り替えてください。 「自分は毎日○○時間も勉強している」 …無駄な努力の自己満足型 そういう人は、簡単に言えば「非効率的」な勉強の仕方をしているのです。 「今からでも間に合いますか?」 …無意味なことを永遠に尋ねる不安型 間に合うかどうかではなく、間に合わせるのです。 ただ「勉強しているフリ」に終わっています。 人は覚えたものを寝ているあいだに長期記憶に変えると言われています。 今本気で勉強しなければ、一生やれる時期はないということ。 大学という門が、皆さんの前に開かれているのはわずか1,2年に過ぎないのです。 「理解する」ためには「覚えている」という前提がなければ無理なのです。 物事の本質を理解するためには、それに到達できるだけの材料や言葉が あらかじめ自分の中に用意されていなければ不可能なのです。 東大二次試験レベルの数学ですら、「暗記した解法を組み合わせて解く」のであって、 無から有を生み出して解いているのではないのです。 本物の思考力とは、覚えているものの組み合わせにすぎません。 2個の暗記ものから出てくる組み合わせは1パターンですが、 3個から2つを選ぶ組み合わせは3パターン、4個なら6パターンと増えていきます。 意味はあとからついてくる。 受験勉強は一見無味乾燥に見えますが、その向こうに自分の将来や夢があると思ってください。 国語に関してはできれば3回は解いてほしい。 1度目は「演習」、2度目は「理解」、そして3度目は「定着」のために必要です。 センター数学を解くコツとは、「問題の解法パターンを暗記していること」、これに尽きます。 数学は解法パターンを暗記してナンボ。 多くの生徒たちを見ていると、 数学を解くときに「考えて解く」という無駄なことをしている人が多いのに驚きます。 センターレベルの数学を解くのに「考えて解く」という姿勢は時間の無駄です。 数学のできる生徒は、問題を見たら「条件反射的に解く」ことをしているのであって、 考えて解いているのではありません。 どちらかというと試験本番では思考ではなく、作業をしているのです。 「問題を見たら、瞬間的に解法のパターンがわかる」というところまで、 経験値を上げることが大切なのです。 センター数学が解けない人の原因の大半は、「問題を見ても、解法がわからない」というところにあり、 そのための対処法は「考えること」ではなく、「基本的な解法パターンを暗記しておくこと」に尽きます。 「勉強の鬼原則」坂野博行 受験ほど公平で平等な競争はない。 逆境があろうとなかろうと、「点数さえ取れれば合格」。 だから、だれにでも平等にチャンスがあるのです。 ひとつのことを長時間やり続けるよりも、 いくつかの作業を同時に並行して進めたほうが効率的であることがわかっています。 ひとつの作業に没頭してしまうと、「生産性」が下がってしまうのです。 リラックスしながら取り組める「暗記系」と、 考え抜く「思考系」を交互に繰り返すことで、メンタルが常に「新鮮な状態」になります。 自分の勉強をポイントに換算していく方法があります。 ポイントに応じて「ごほうび」を設定すると、さらに学習意欲が高まります。 精神的な不安要素をなくすためには、毎日の生活に「規則性」を持たせることが大切です。 「1日の生活リズムが決まる」と生活が安定してくるため、精神的な揺らぎも少なくなります。 「中途半端なまま、勉強をやめる」というテクニックがあります。 「途中でやめるとすっきりしない」という気持ちもわかりますが、 むしろその「すっきりしない気持ち」を残しておいたほうが、翌日の勉強に入りやすくなります。 この気持ちが「机に向かわせる後押し」になるのです。 「朝」(9〜12時まで)は、「ロジカルな時間帯」といわれ、分析的な思考が強い時間帯です。 朝の時点で「1コマ」でも勉強を終えておくと、気持ちのうえでも安心しますし、 1日のリズムがよくなります。 「日中」(13〜15時)は、「エモーショナルな時間帯」といわれていて、 「考え抜く」ような「思考系」の勉強よりも、 「暗記系」や「イメージを膨らませる」ような勉強が向いています。 受験生の多くは、「休む勇気」を持っていません。 あるいは、休んでいても、頭の中は「勉強のことばかり」考えてしまうことがとても多いのです。 「受験に合格した自分」を強くイメージするとそれが現実になる。 脳には、何かを強くイメージすると、 その方向に向かって行動するという「観念運動現象」が働くのです。 人間は、新しいこと、不確実なことにチャレンジするにあたって、確実なものを必要とする。 受験参考書を選ぶときも、「新しことばかり書いてある参考書」よりも、 ある程度「知っていることも書かれてある参考書」のほうがいいのです。 英単語の場合、中学1年〜高校1年までのレベルをしっかり勉強していれば、 それだけで「約1000〜1500語」の英単語がアウトプットできるようになります。 この「約1000〜1500語」は、大学受験に絶対に必要な英単語の「2割」に該当しているのです。 「慎重性が高い人」は、学習を早めに進める。 「慎重性が低い人」は、しっかり理解する。 「理解する」「覚える」「アウトプットする」と本当の学力が身につく。 「理解する」とは、「全体の流れを押さえること」です。 一度「理解」する過程をふまないと、学力の伸び幅がとても少なくなってしまいます。 知識を確実に定着させるため、「2ヶ月間に5回の復習」を提案しています。 効果的な復習のタイミング 1回目の復習……勉強当日の就寝前 2回目の復習……翌日 3回目の復習……2回目の復習から1週間後 4回目の復習……3回目の復習から2週間後 5回目の復習……4回目の復習から1ヶ月後 「人に教える」という行為は、「自分が持っている知識をわかりやすく相手に伝える作業」ですから、 「自分自身の知識の見直しと定着」につながるのです。 大学受験レベルの英語力があれば、 「ニューズウィーク」は読めますし、最低限のコミュニケーションも可能です。 「現代文を学ぶ4つの目的」 @「全体の構造」を意識できるようになる A部分から全体を把握できるようにする (1文1文を理解し、かつ、1文1文が積み重なって全体をつくっていることを理解する) B全体の中の1文1文の立ち位置・ポジションを判別できるようにする (全体と部分の関係性をしっかり理解する) C段落の一部分だけを読んで、全体の内容を推論できるようにする 「全体と部分の関係性を理解しながら文章を読み解いていく」と、 「論理的思考力=ロジカルシンキング」が身につきます。 「論理的思考力」とは「筆者が言いたいことを、客観的に読み解く力」のことであり、 「現代文」のみならず、他のすべての教科を勉強するときにも必要となる能力です。 この能力が身につけば、「書かれている文章の全体像をあぶり出す」ことができます。 「現代文」は、「文章の内容を論理的に理解できるか」が問われる科目。 現代文に必要な「3つの思考パターン」 @共通項を導き出す(公式化) A共通項から、「新たな結論」を導き出す(推論) B原因と結果を導き出す(因果関係) が身につくと「論理的思考力」が身につき、 「部分(1文)」と「全体(複数文)」の関係性が把握しやすくなります。 その結果、「その文章に書かれている結論」を正確に読み取れるようになる。 「9割受かる勉強法」松原一樹 入試問題というのは限られた範囲から出題され、解答が用意されている問題です。 新しいものを創造したり未知の何かを発見したりというものではありません。 これは「訓練」によって身につき、高められる種類の能力です。 だったら話は簡単。そのトレーニングをみっちり行えばよいのです。 逆転合格を可能にする5つの秘訣 1.体力と気力 2.モチベーションをもつこと モチベーションはどんなものでもかまいません。具体的なものでなくてもいい。 3.基礎を大切にする、迷ったら基本に帰る 4.部活と勉強を両立させた人の身近なお手本を探す。 5.受験勉強は、得意科目をもて。勉強の核をつくれ。 伸びる人は「まねる力」のある人 理屈はあとからでも、まねる力があれば、必ず伸びます。 入試問題というものは、 基礎的な問題の言い換えや類推、組み合わせなどにより作られています。 基礎のできている人は応用問題ができなくても、その模範解答を見たとき 「なるほど、こういうことか」と飲み込みが早いのです。 入試問題は応用問題であり、応用問題にはいくつかのパターンがあります。 そこで受験にあたっては、そのパターンに慣れておく必要があります。 そうでないと時間切れになってしまうからです。 読解力はあらゆる教科の基礎となります。 読解力は「やさしい言葉に言い換えられる能力」ともいえます。 国語の試験にかかわらず、数学でも化学でも社会でも、 すべての試験問題には「文章」が使われています。 それを正確に読み取るには、読解力が必要不可欠なのです。 読解力は、国語、社会、英語を解くうえで、特に有効です。 「身についている」とは自分で解けるだけでなく、 人に教えられるレベルになっているということです。 極論すれば、東大に合格する学力とは、 模範解答を何度もまねするうちに自然に身につく学力です。 だから、部活の「練習」同様、課題達成のためのトレーニングをすればいいのです。 受験とは、限られた時間のなかで取り組まなければいけないものです。 試合日程が決まっているなかで、 試合に向けて計画的にトレーニングを積まなければいけないのと同じです。 そのためには時間管理がとても重要になってきます。 限られた時間のなかで、どれだけの知識を頭の中に詰め込み、きちんと整理できるかどうか。 これで合否は決まってきます。 国語力を身につけることで、5教科すべての偏差値が、必ず底上げされると断言できます。 「完全に理解した」といえるには、「4つのT」が指標になります。 「Trace(まねする)」「Think(理屈を考える)」「Training(練習する)」「Teach(教える)」 中身もさることながら、この順番が重要です。 まずは教科書を読んだり写したり、模範解答や優秀な人の考え方や方法をまねします。 理屈はいいからとにかくまねてみる。 その次に理屈を考えます。ああなるほどと納得することでしょう。 それから応用として練習問題をこなします。 人にわからせるよう説明するのは、自分が本当の意味でわかっていないとできません。 教えた記憶は強い印象をもって心に刻まれます。 こうして学習内容は整理され、記憶が定着するのです。 受験勉強の中で1つでも楽しいと思える科目があれば、 勉強時間にメリハリもつき、集中力を維持できます。 これから続く長い人生を考えたとき、部活を最後までがんばった経験は、 何物にも代えがたい貴重な財産になります。 もっとも時間を割くべきものは苦手科目です。 なぜならもっとも伸びる可能性があるから。 不得意科目だけをとにかく、教科書の内容を確実に理解できるように勉強していくのです。 得意科目で息抜きをしながら、不得意科目を集中的に底上げしていきましょう。 受験生に必要なのは、「教科書+過去問」の最低この2冊です。 赤本の問題を見て、しばらく考えても解答できなければ、すぐに模範解答を見てかまいません。 10分考えて解法が浮かばないような場合は、その思考回路は間違えています。 さっさと模範解答を見て、その解法をまねしてノートに書いていってください。 このようにまねをすることで、どこをどうやって解いているのかがわかってきます。 わかったら、あとでもう一度同じ問題に挑戦すればいいのです。 問題集はいわば「模範解答をたくさん学習するもの」。 基本ができたらあとはどんどん問題集を解いてどんどんトレーニングに取り組んでください。 人は何かを覚えるとき、視覚的なイメージがあると覚えやすいのです。 東大受験を制するのは、教科書をどれだけ使い倒せるかにかかっています。 とにかく教科書や副教材だけ徹底的に勉強すれば、確実に合格ラインの特点を得られます。 理科と社会は「教科書率」が高い。 「現代文」の教科書は一般常識ですし、「英語」の教科書は基本例文の宝庫です。 入試問題も参考書も教科書から作られています。 不得意科目は、教科書のおさらいから。 得意科目の勉強は、基本である教科書はだいたい頭に入っているはずなので、 赤本やそのほかの問題集の問題を、とにかく解いていくのがいいでしょう。 数学が苦手な人は、まず教科書の例題をまねることから始めましょう。 それができたら、問題集を買って実践として問題を解いていきましょう。 わからなければ教科書のときと同じく、模範解答をまねします。 物理はなんといっても公式が重要です。 ですから教科書に載っている公式が何を意味しているかを理解することが第1ステップ。 公式を「日本語訳」するのが重要です。 「具体的な数字を入れて確認してみる」ことも、大変役に立ちます。 公式の意味するところを感覚的につかむことができるのです。 わかってしまえば「公式」というほどのものでなくなるものもありますし、 1つの公式を覚えてしまえばそこから類推できるものもある。 資料集には、図や写真などが豊富に掲載されています。 教科書の内容を補足・強化してくれる、ビジュアル要素が満載なのです。 こうした図や写真は、教科書よりも視覚的にできているため記憶定着に効果を発揮してくれます。 すべての基本は国語にあり! 国語ができれば、ほかの教科も上がる。 1.国語に親しみがあり文章を読むことに慣れていると、 そうでない場合よりずっと速いスピードで文章を読むことができます。 これは、「問題文を読むのが速い」というメリットになります。 2.問題文の意図を正確に読み取れる。 3.問題文に問題作成者が隠した「ヒント」を読み取れる。 入試というのは、問題文のなかにヒントが隠されていることが多いのです。 行間や言葉の裏を読めれば、正答までの距離はぐんと狭まります。 入試問題も推理小説も、 読んだ人が正答を導き出せるだけのヒントを必ずその中に入れています。 それがルールだからです。 基本パターンだったらすぐわかるのに、表現をちょっとだけ変える、 図形の向きを変えることでわかりづらくさせるのです。 ヒントのある文は往々にしてくどくどと長いものです。 問題作成者は、わざわざ大事なヒントを残します。 それが、問題文についている「ただし」などの言葉です。 問題文中、「ただし」のあとに続く数字は、それを使って解いてくださいということです。 これを読み飛ばしてしまう人が多いのですが、それではもったいない。 わざわざ付記しているのですから何か重要な意味が隠されているのです。 まねる力のある人は伸びる人。 うまい人のまねを、理屈抜きで、謙虚に、それこそ何百回と繰り返すんです。 ノルマは簡単なものに設定する。 「部活しながら東大に受かる勉強法」浜田一志 「1,3,1,3,1] 理想的だと考える復習のサイクル 勉強してから1時間後の復習を指します。 2回目の復習-3時間後に行います。 そのあとは1日後、3日後、1週間後に再度復習を入れていきます。 「開成番長の勉強術」繁田和貴 問題を解く力を身につける最短距離は、 過去に出た問題とその解答を覚えることだ。 試験には、想定された出題意図と客観的正解がある。 それらは実は、問題集で修得できる程度のありきたりのことだ。 そして「ありきたりの解答」書けばいいのだ。 問題が解けるようになるためには、単純知識と問題をまずリンクさせ、 次に単純知識の使い方という「手続知識」を知らなければならない(処理パターン) さらに難関の試験になると、単に単純知識と問題をリンクさせるだけでは問題は解けない。 単純知識と問題をリンクさせたものを、さらに組み合わせる必要(処理パターンの構造化)があるのだ。 この能力は、問題集をきちんと検討しなければ決して身につかないものだ。 すでに学習した解法や手順を使って解いているに過ぎず、 その場で新しい何かを考えだしているわけではない。 @基礎知識と基本的なパターンの貯蔵庫を基本にして、 A出題された問題を貯蔵庫の問題パターンに持ち込んで、単に解決しているだけなのだ。 問題文を一読するや否や、「あぁ!例のあのパターンだ」とすばやく似た問題を思い出して、 その思い出したものにリンクされた知識を当てはめているだけなのである。 要するに記憶と経験に従って解いているに過ぎないのだ。 制限時間のある試験場では、自分の持っている知識を再確認し、 それとリンクされた問題を、出題された問題に合わせて再構成するのが限界である。 その場で、新たに自分で何か考えだして問題を解決するなど、時間的に不可能なのだ。 また、実際のところ、試験に出せる問題など無限にあるわけではなく、 出題される問題は限定されたパターンに分類されるのだ。 とすると、合格するためには、出題されるパターンをとりあえずすべて押さえてしまえばいい。 問題の解決能力は先行経験に依存するから、経験をたくさん積むことが重要だ。 問題をどんどん読んで、考えなくても解けるようになろう。 実際、試験場でうんうん考えたり、必死になって思い出したりしているような人は決して合格しない。 問題を一読するだけで、考えなくても「何だ!あのパターンか!こう解けばいいのさ」が 一瞬でわからなければならない。 そして、このような条件反射を身に就けるには、実は、 繰り返し繰り返し何度も問題集を読むしかないのである。 答えを見てから考えればいい 問題を解く力を身につける最短距離は、過去に出た問題とその解答を覚えること 有限なパターンをとりあえず覚えてしまえ 出題が予想されることを丸暗記して事前に準備しておくことが、試験勉強の王道なのである 自分で考える必要はない 「問題を見る→あっ!あれだ、あれだ→答えはこうだ」 のつながりを蓄積していけばいい。 できなかった問題は科目ごとにノートを作り、間違った問題が貼られた自分だけの 「できなかった問題集」を作るべきである。 どれだけの情報量を持っているかで、実際の結果が決まる。 「試験に受かる超効率勉強法」井藤公量 スランプのときには、単純な暗記作業だけをする。 やる気が出ない有力な原因として、運動不足が挙げられます。 特に原因が思い当たらないのにやる気がなくなったとすると、 それは2〜3日前の睡眠不足が原因かもしれません やる気日記をつけよう 勉強を始めるときは、毎回必ず何か同じ動作をするのです。 それを続けていると、脳は「この動作をしたら、勉強が始まるのだな」ということを覚えて、 条件反射で勉強モードに切り替わるようになる。 楽しい気分ではなくとも、ウソでいいから笑顔を作っていると、 脳は「楽しいのだな」と勘違いして騙されます。 その結果、人の気持ちは前向きになってくるのです。 脳の覚醒度を上げるために手の指と足の指をただグーパーグーパーと、 握ったり開いたりを繰り返すだけの体操をする。 15分に1回程度全身で伸びをする。 ランニングをすると記憶力がよくなる 「脳を天才にする勉強法」吉田たかよし 勉強でもスポーツでも練習どおりやれば大体成功する 世の中大概のことは普段やってることをやれれば上手くいくようになっているのだ 人は仕事でも何でもきっちり終わらせようとしがちだが… これは効率の悪いエネルギーの使い方だ 少しだけ残して翌日そこから始める… これが余計なストレスを溜めずに物事を円滑に進める秘訣だ 最低限なしとげたい目標と… もしできたら理想的な目標の2つを用意するのです 一番記憶に残りやすい関連性… それは因果関係だ 因果関係とは”なぜ”を先にもってきて考えると明らかになりやすい 結論を先に掲げて”なぜ”でひもといていく すると出来事の意味がはっきりして記憶に定着しやすくなるのだ 実力を発揮できない「本番に弱い人」は 初めから不安を打ち消すために虚勢を張ろうとするが… ミスをした途端にパニックに陥って 心の中が失敗のイメージだけに支配されてしまう その結果後の修正が利かず本当に失敗する 実力を発揮できる「本番に強い人」は まず自分が不安を抱いていることを自覚したうえで 誰にでもミスは起こりうると想定して いざ自分がミスを犯したとしても動揺しないよう心の準備をする 個性も自立性も規律と統制の中で生まれるんだ 野放しで育てられた子どもは決まりを無視して自分勝手に行動するだけ… そんなものは個性でも自立性でも何でもない 規則を守ることと自分のしたいことを両立するために知恵を絞って工夫する つまり… 規則を利用して自分を磨くことが個性と自立性を伸ばす鍵となるんだ 人は客観的な数字がないと成長を実感できないし 成長を実感できないと頑張りつづけられない 誰もが生きていく上で必要なもの… それこそが数字なんだ その日やった勉強内容をその日のうちに記録として手帳につける 自分が費やした時間とそこで得た知識量を確認することが 成長に大きく貢献する ・他人に聞かせるために覚える ・目標を決めてから学習にとりかかる ・「20秒集中法」で覚える ・ニッチ時間を利用して、復習しよう ・目をつぶりながら覚える ・「赤く」「大きな」文字で書き直してみる ・ガムをかみながら覚えていくテクニック ・「魚」と「オレンジジュース」で頭をよくする ・甘いものを食べて脳を活性化する ・疲れたら、わざとあくびをしてみる ・立ったまま勉強する ・先に、制限時間を決めてしまう ・朝一番の時間は、早朝勉強にあてる 記憶を鍛えようとすると、それと同時に、独創力、創造力、企画力、発想力といった 思考トレーニングにもなります。 自分で理解できる範囲についてのみ、記憶することができます。 記憶するコツは、なるべく同じような刺激の繰り返しを避けること。 時間と目的を決めれば、おのずと記憶力はアップするものです。 自分自身に積極的に話しかけると、理解が促進されます。 20秒から30秒、1つのことに意識を集中すれば、どんなに年をとっても忘れない。 集中力を高めるには、「1点を凝視する」というテクニックがある。 身体全体で、記憶するようにしましょう。 ジャスミンやカモミールの香りは、記憶力を高める。 松や杉、ユーカリ、レモンなどのウッディ系の香りは、集中力を促進させる働きがある。 バラやラベンダーなどのフローラル系の香りは、 緊張を解きほぐし、神経を休める働きがある。 大きく深呼吸すると、脳内への血流と酸素の流れが良くなって、思考能力が良くなる。 息を吸う、止める、吐く、というリズムはだいたい3秒リズムがよい。 暗記のために紙に書き写すときなどは、あえて利き手とは反対の手を使ってみましょう。 重要なことだけでなく「周辺情報」を追加すると、記憶しやすくなる。 1つの知識や情報だけ覚えるよりも、2つとか3つをペアにして覚えたほうが、 かえって効率がよいこともあるのです。 きちんと記憶したいときには、本を読むときに、声を上げて読んでみる。 歌っているような感じでリズムに乗せると、記憶することもたやすくなる。 覚えたいことを声に出しながら、調子を取って机を打ち鳴らす。 「記憶する技術」内藤誼人 私自身、司法試験を受検するとき、定義などを「丸暗記」していたら、 どんどん記憶力が伸びていったのを実感しました。 やればやるほど、効果がどんどん上がっていくということです。 私は断固として「詰め込みと丸暗記は勉強の王道である」と信じています。 暗記が進むにつれ、不思議なことに「理解が後からついてくる現象」が起こったのです。 問題をひたすら解いていくうちに、記憶と理解がついてくる。 法律学のポイント @「法律学は条文の解釈学だ」ということがわかっているかどうか A「条文には体系がある」ということがわかっているかどうか 「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦 「夢をかなえる勉強術」ゆうきゆう 「高校受験すぐにできる40のこと」中谷彰宏 「受験生すぐにできる50のこと」中谷彰宏 「幸せをつかむ勉強法」藤崎奈々子 「花道の先輩の勉強法」NHK出版編 試験に「合格する人」と「落ちる人」の習慣 山本憲明 「合格のための勉強法」東大勉強研究会 「普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法」安政真弓 「数学アタマのつくり方」和田秀樹 「勉強法そんなやり方じゃダメダメ!」平成暮らしの研究会 「頭がよくなる速読術」川村明宏 「勉強の鬼原則」坂野博行 「部活しながら東大に受かる勉強法」浜田一志 「開成番長の勉強術」繁田和貴 「受検は要領」和田秀樹 「試験に受かる超効率勉強法」井藤公量 「記憶する技術」内藤誼人 「脳を天才にする勉強法」吉田たかよし 「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦