カメラにまつわる怖い話その2
上のカメラにまつわる話の続編





篠知の父は自営業。その会社は光風台という場所の近くにあります。
光風台の空はとってもカラフル。
夕暮れ時には青に紫に赤に黄色にと派手に色が変わるし、雲の形だってとっても素敵なの。
その光風台に、空も大地も全て見渡せる気持ちになれる高台があります。

空が綺麗なその日、篠知お気に入りの場所で写真を撮って父の会社に帰ろうとしていた途中、 空が血で染まったように妖しく美しい事に気付きました。
篠知は再びそこで慌てて写真を撮ったのです。

そして次の日。会社から帰ってきた母の言葉に篠知は驚きました。
篠知が写真を撮ったその場所、ちょっと奥に行くと大きな栗の木があったのですが その栗の木の下で死体がみつかったそうなのです。
しかも篠知が写真を撮ったその日に亡くなってしまったそうで・・・。

その日の夜のこと。
篠知は学校の課題で自画像を描かないといけなかったので例のカメラで自分の写真を撮ろうとしました。
するとどんなにシャッターを切っても写真が撮れないのです。
ためしに別のものを撮ろうとすると、普通に撮れます。でもどうやっても篠知が写せません。
しょうがないので妹のカメラで写してもらおうとしましたが、それでも篠知だけ写りません。
不思議〜〜〜。

さらに1ヶ月立ったその日、友達皆で写真を撮っていて、篠知も一緒に撮ろうと呼びかけられたので 仲間に入って写真を撮ろうとしたところ、篠知が入ったとたんシャッターがきれなくなりました。
不思議〜〜〜〜。

さらにさらに立った頃、おじいさんがデジカメで篠知を撮ろうとした所、篠知がフレームに入ったとたん、 デジカメの電源がおちました。しばらく立ってデジカメが直ったらしいので、再び篠知の写真を撮ろうとしたら、 またデジカメの電源がおちました。
不思議〜〜〜。

その夜の事、篠知は布団の中で思いました。もしかして栗の木のあの人に呪われとるとやろうか!?
篠知は一人でこう思った。
「篠知に怒っとるとやったら、こがんようわからん方法じゃなくってちゃんと出てきて喋れ〜〜!」
すると、ドアの外で「ドン!ドン!」と音が聞こえてくるのです。しかもその音はどんどん大きくなっていきます。
篠知は恐くなって必死に心の中で叫びました「ごめんなさ〜〜〜〜〜い!!」 その後のことはよく覚えておらず、気が付けば次の日になっていました。

不思議な事にその日から篠知はカメラに写るようになりましたよ。