☆96co’s−diary☆

髪型

私は月1回のペースで美容院へ行く。
未だに自分に合う髪型が分からず模索中である。
今まで色々試しているので、多分スキンヘッド以外はしたことあるのでは ないかと思う。

ロングヘアーも好きである。アレンジも出来るし、いいとは思うが自分で するとなると長い分髪を洗うのが大変で、乾かすのも一苦労。まとめたり すれば切れ毛等が目立つのがなんとも嫌である。

ショートが似合う人は凄く羨ましい・・・。やはり背が高く、スラリとし た人のショートヘアは見ていてカンジがいい。ショートヘアは洗うのも、 乾かすのも楽なのだが、似合わないと悲惨である。

髪型を決める際に私は市販のヘアーカタログを参考にしているので、何冊 もそのテの本を持っている。で、色々見ては悩み、思う髪型がないとまた 新しい本を購入しに本屋へ走るのだった。
イメージに近い髪型が見つかるとその本を手にし、美容師さんにベースに する髪型を示し、多少の希望を伝えたら後はお任せである。
このお任せできるような関係を美容師さんと築けるまでがまた大変なので ある。以前は6〜7年程お付き合いいただいた美容師さんがいたが、その お店は遠く、時間等の問題もあり自宅近辺の美容院に変えることにした。 何件が美容院を渡り歩き、やっと今の美容師さんに巡りあえた。今お世話 になっている方は2年位のお付き合いになるが、痒いトコに手が届くよう に言葉で伝えきれない私のイメージをキャッチし、それを表現してくれる ありがたい方である。
そんなプロセスを踏んでやっとしてもらった髪型はいつもイメージとおり で、美容院の帰りはルンルン気分なのだが、数日経つとその髪型も自分に は似合ってないような気がしてくる。
そうなるとTVで見る芸能人や道行く人の髪型が気になりはじめる。 時々凄く気に入る髪型を見かけることがあるのだが、絵心もない私はその 髪型を上手く表現でないので、そのベースになる髪型をいつもカタログか ら探すしかないのである。
だが、どんなに気に入ってもその髪型はその人に似合っているからこそ素 敵なのであって似合わない人間がしてもチグハグにしかならない。

とにかく面倒なく、極力パーマをかけない髪型を希望する私としては最近 専らショートヘアであるが、自分に合っているかはやはり疑問である。
ショートヘアが似合う条件に、アゴのラインが逆三角形でスッとしている ことも挙げられる。残念なことに私はホームベース型なのでベリーショー トは似合わないのであるが、このところ『これだけ色々トライしても自分 に合う髪型が見つからないと言うことは、ないのではないか?』等と思い、 見かけよりも実&自分が楽しめるコトをとることにして今の髪型になった。

人間誰しも髪はある。(一部該当されない方もいるが・・・)あるので 必ず自分に合う髪型は存在するハズだが、未だに巡りあえない。
もしくは既に巡りあっているのかも知れないが、己を知らずに『もっと 合う髪型があるのではないか』と思っているだけかもしれない。

似合う髪形を探す以前にまず己を知ることが先決なのかもしれないが、 なかなか難しそうなので、スキンヘッドにして、色々なウィッグを服を 着替えるように毎日装着する日がくるかもしれない。

2001年08月05日 15時16分13秒

記憶の基準

同窓会でどうしても思い出せなかった同級生達がいた。
帰宅後、卒業アルバムを見れば思い出したかもしれないが、面倒くさがりな私はそういうことはしない。

毎日、勤務先と自宅との往復時にラジオを聴いている。 先日「カメ」の話が話題になった時、私の記憶にある「カメの思い出」が蘇った。
子供の頃、祖母の家で夏休みを過ごしていたある日、近所でカメを見つけた。
体長15センチくらいのカメで、私はそのカメを連れて帰り、飼うことにした。水槽等がなかったので大きくて少し深めの洗面器に水を入れカメの住まいとした。
数日間が過ぎ、祖母の飼っている「十姉妹」が近所のネコの襲撃にあった。
騒々しい物音と鳥の羽根音から祖母は慌てて十姉妹の様子を見に庭に出たので、ヤツは逃げていった。
私も後に続いたが、私の心配は私に慣れてない十姉妹ではなく、鳥かごの下に置かれたカメである。
十姉妹もカメも無事だったが、またいつヤツが襲ってくるとも限らないのでカメは庭から洗濯機の上に移動しておいた。
翌朝、エサをやろうとカメのところに行くと、洗面器はカラだった。 カメだからまだその辺にいるかもしれないと近所を探したがどこにもいなかった。きっとネコに襲われ怖い思いをしたので、身の危険を感じて脱走したんだと思い、ネコを恨みつつあきらめた。

先日のラジオに出演していた人や番組のスタッフのカメも脱走したと言っていた。
カメには脱走がつきものなのだろうか? カメが脱走したことにより学んだカメを飼う時の注意事項は
 1.洗面器ではなくもっと深い水槽に入れるべし。
 2.必ずフタをするべし。
だったが、ここで思うのは、カメというキーワードからカメにまつわるエピソード〜それを基にカメを飼う際の注意事項は私の記憶に保管されていたのに、同級生は何故保管されていなかったのかということだった。
どう考えてもカメより同級生の方がストックしておくべき情報ではないか?
保管される情報と削除される情報の基準は何なんだろう?

カメは脱走する習性をもっているか否か?興味深いので知りたい気もするが、私の少ないキャパの記憶スペースから、カメと引き換えにまた誰か削除されてしまうとまずいので、探求しないことにした。

2001年08月02日 13時08分34秒

変人

時の内閣総理大臣は「変人」と言われている。
奇人を表す変人(ストレンジ ⇒ 奇妙)や(エキセントリック ⇒ 風変わり)ではなく、普通を超越している(エクストラオーディナリー⇒並外れた)だとご本人は受け止めているようだ。

だが、私はエキセントリックな変人を知っている。
他でもないうちの「叔父」である。数えだしたらキリがないが、例えていう ならテレビ。祖母の部屋にあったテレビにある日突然異変が起きた。テレビ を見ようとすると何故かテレビの背面しか見えない。何が起こったのか理解 できず、まじまじをテレビを見てみると、逆さまになったテレビの画面は壁 を向いていた。

私 『これじゃ、テレビ見れないよ』
祖母『あそこを見るんだよ』

と祖母が指差す先を見てみると、そこは天井の隅ではないか。またしても 「理解不能・理解不能」の言葉が頭の中を駆け巡る・・・。
とりあえずテレビをつけてみた。すると祖母の示した場所にテレビ画面が映 っている。逆さまになったテレビ画面に鏡Aをあて、その鏡Aに映ったもの を鏡B(天井隅に設置)が映し出すというややこしいことになっていた。

何でも年老いた祖母が寝ながらにしてテレビが見れるようにという叔父の配 慮だったらしいが、鏡を2つ介して映し出された黄門様や遠山の金さんは今 まで祖母がみていたサイズより更に小さくなり、かなり見づらくなっていた ことを祖母も誰も口には出さなかったので、叔父はその事実を知る由もなか った。

そんな叔父ではあったが祖母が亡くなった時にもその変わり者ぶりを発揮し た。私は宗教のことはわからないのだが、仏教にも種類?があり、祖母の葬 儀の際にも母はちゃんと『うちは〜宗です』と葬儀社の人に告げていた。
それぞれが自分のすべき事にバタバタを追われているうちにお坊さんがやっ てきた。とても若いお坊さんだった。
ほどなく葬儀が始まり、お坊さんはお経を読んだりと着実に儀式は進行し、 表面上は滞りなく終了した。
祖母の戒名をもらい、書いてもらう段になるとお坊さんは『私は字がヘタで』 を書くことを渋った。だが、仮にもお坊さんである。何をご謙遜なさって・・ ・と言い、数回お願いすると渋々筆をとった。
その書き終えた文字を見て一同唖然とした。ま、まさかこんなことがあろう とは・・・といったカンジである。お坊さんは達筆であると皆が思い込んで いたが、一概にそうではないらしい。

気を取り直し、お清めの際に母や叔父がお坊さんに色々質問等をしていた。 叔父は普段はあまり喋らない人なのに珍しく積極的に質問等をしていた。が、 このころから叔父の中ではひとつの疑惑が生まれていたようなのだ。
お坊さんがお帰りになり、叔父もどこかへふらりと出かけていった。家に残 った者は片付けを終え、一息入れていると叔父が凄い剣幕で帰ってきた。
叔父は一つの疑惑を胸に、お坊さんを尾行したらしい。で、そのお坊さんが 入っていったお寺がうちとは違う宗派のお寺だった。それを確認した叔父はお 坊さんのあとを追い、吊るし上げて情報を収集した。
「繁忙期につき、僧侶の手配が付かず、止む得ず身代わりをたてた」という ことのようだ。
叔父は葬儀社にもクレームをつけた。だが、担当者はさらりと『よくある事』 だと宣ったらしい。叔父は祖母が成仏できないと、早速故郷でお世話になっ ているお寺に依頼し、飛行機代を負担するので、お経をあげに上京してほし いと依頼した。皆怒りと不快感でいっぱいだったが、今となって考えてみれ ばそういう心理的なもの以外に違う宗派のお坊さんにお経を読んでもらい不 都合なことがあるのだろうか?
普段接しないお経を読んでもらっても、そのお経が正しいかどうかなんて分 かるわけはないし、叔父は何故「怪しい」と睨んだのだのかは謎である。

その行動に至るまでのプロセスはさておき、お坊さんを尾行して吊るし上げてしまった叔父はやはり「変人」であろう。

2001年08月01日 15時02分15秒

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