「スープ」
朝が来て
七人の兄弟テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを七つ
七人の前に置く
一番上の兄がスープを飲むなり
「ドブ川の水を飲んでいるようだ」
と言った。
また朝が来て
兄弟六人テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを六つ
六人の前に置く
二番目の兄がスープを飲むなり
「カエルでも入れたのか」
と言った。
またまた朝が来て
兄弟五人テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを五つ
五人の前に置く
三番目の兄がスープを飲むなり
「吐き気がする」
と言った。
またまたまた朝が来て
兄弟四人テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを四つ
四人の前に置く
四番目の兄がスープを飲むなり
「ぬるぬるしていて気持ち悪い」
と言った。
またまたまたまた朝が来て
兄弟三人テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを三つ
三人の前に置く
五番目の兄がスープを飲むなり
「今までのよりはマシ」
と言った。
またまたまたまたまた朝が来て
兄弟二人テーブルへ腰掛ける
母さんがスープを二つ
二人の前に置く
六番目の兄がスープを飲むなり
「やっと普通になってきたね」
と言った。
またまたまたまたまたまた朝が来て
一番下の末っ子一人テーブルに腰掛ける
母さんがスープを一つ
末っ子の前に置く
幼い末っ子はスープを飲むなり
「わぁ、すごく美味しいスープだね。
何が入っているの?」
と言った。