以下の詩の著作権は作者<雪月>にあります。
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さみしいから電話を握りしめてる
誰に会いたいわけでもないけど、
くちびるをおしあててる
聞こえなくても文字を書いてる
だれに会いたい訳じゃないけど。

いや、君ならば一番良いけど



ぼくはもっともっとおおきくなりたいんだ。
いっぱい、いっぱいおおきくなって、
どんなに君を想っても、
あふれ出て、こぼれおちなくなりたいんだ。


僕はおにいさんがいないから
大好きな人に、たよってあまえるすべを知らない

僕にはいもうとがいないから
大好きな人を、なごませわらわすすべを知らない

僕にはきようだいがいないから、
大切な人たちも、まもってよろこばすすべを知らない

みんな、みんな、だいすきなのに。
こんなにも、ぎゅうっと抱きしめたいのに。



君に会えた日の夜は
抱きしめた日の夜は
着替えもせずに眠りにつくのだ

僕の真白なブラウスに 君の芳(かおり)が残っているから。


Japanese brown eyes


僕は僕の瞳が悲しいのを 君に見せたくないのです。




痛み苦しむ病の朝は いつだって君にふれたいのに
震えゆがんだ僕の手が 電話さえ取り落とすもどかしさ

せめても蒼い額の上で 君の詩うたってみようか



さよならの後、君はいつも振り返らない


ねえ、今日からは、僕を見て?
後ろ向きで歩いていってよ


手と手


指を絡めてつなごうか
手のひらが合わさるように

ゆっくりならんで歩こうか
感情線が重なるように


遠くへいってしまったあなたへ


この孤独はあなたがくれたものです。
たいせつにとっておくしかないのです。



...さよならのあとほど はなしがしたいです


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