第十回短編集
第十回短編集は2002年12月2日から行なわれた。
この回のテーマは”雨”と抽象的なもの。
集まった作品数は55で、過去最多である。
抽象的なテーマのためもあり、さまざまな作品が集まったが、今回特筆すべきは、中学3年生の4人が目だっていた。
優勝作は、加護卒業後の未来の辻を描いた十五の思い出。
なんと、この作品の作者は前回第九回の”タンポポの家”の作者でもあり、史上初の二連覇である。
二位は、幼い辻と加護を用いて、鬱屈した子供の世界を描いたサーカス。
賛否両論あった様であるが、独特の世界がそこにあった。
三位は吉澤の語りであるが、全体としてみると四期メンバーについての話し。
四位には、今回はやったこんまこの代表作として、紺野視点でクラスの中心人物へのひそやかな憧れを描いた秀作、ダイヤモンドレインが入った。
五位の小さな反乱は、今回貴重なネタ物、同票で五位のIt
is not rainingは、小川視点のこんまこで、思春期の心模様をほのぼのと描いた。
上位に入った作品はすべて中三生がメインに入っており、短編コンペでは一般スレッドとは傾向が大きく異なっているように見られる。
今回のMVPは、テーマ設定の名残から生まれた、中澤組四代目に主演した文太におくられた。
また、テーマ”雨”を最も生かした作品としては、音大での一幕を雨をテーマにした曲を用いて描いたト長調の雨に送られている。
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