戦争は終わった・・・
世界には『平和』が訪れていた・・・
だが・・・・・・・
彼は帰ってこなかった・・・。
***永久の愛を感じて***
戦争が終わろうとしたまさにソノ時・・・・平和と引き換えの様に彼は連れて行かれた。
暗い・・・宇宙の先に・・・
それから1ヶ月・・・・私は妊娠した。
彼の代わりかのように・・・
そして・・・つい1ヶ月前に男の子を出産した・・・。
だが・・・彼は帰ってこない。
家にはカガリさんやラクスさんが手伝いに来てくれたりして結構にぎやかだったりする。
だから・・・たまに何も予定が無い今日みたいな日は庭なんか出ていつにもに無く彼のことを考えてしまったりする・・・。
「お父さんはね・・・この空みたいなひとなのよ・・・」
絶対に過去形では言わない・・・
分かっている・・・彼は帰ってこない事・・・
だけども・・・腕の中にいる息子の前だけでも諦めたくなかった・・・。
「蒼く・・・澄んだ瞳をしていてね・・・素敵な人なのよ・・・・・・」
今でも目をつぶると彼が存在していた・・・
それが幻でも・・・
「マリュー・・・こんな所で寝ていると風邪をひくぞ・・・。」
「ム・・・ゥ・・・」
「ホラ・・・起きてっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・!?
言葉もでなかった・・・
目を開けると彼が私を抱えていた・・・・。
幻だと思い顔をたたくが一向に覚めない・・・。
「久しぶり・・・。」
顔を上げて彼と目が合うと彼は笑ってみせた・・・。
「本当に・・・!?」
彼は頷いて唇を寄せる・・・・
確かに彼だった・・・
変わらない彼のキスだった・・・。
「マリュー・・・・遅くなった・・・。」
「ムゥ・・・あなたなのね・・・。」
彼だと分かった瞬間・・・涙が止まらなかった・・・。
彼に抱きつきキスをする・・・。
一年ぶりのキス・・・
彼は変わっていなかった・・・
私を優しく抱いてくれた・・・