日記(6月後半)

6月27日(金)
やっぱり女の同僚って苦手だ。
職場には女は要らない。というと差別的に聞こえるが、正直言って、彼女達の社内の人間に関する噂話が大嫌いなのだ。
以前も書いたが、彼女達をお昼を共にする時、話題に上るのはいつも、社内の誰かの噂話。はっきり言って、悪口。
聞きたくない。
やっぱ昼の時間をずらすしかないのかな。外に食べに言ってもいいのだが、何しろお金がかかる。毎日なんてとても無理。
引越しに備えてお金を節約したい時期でもあるし、引っ越したら引っ越したで、今よりもはるかに高い家賃になるため(今はシェアしているので、それを考えると、引越し後の家賃負担は、なんと今の2倍になる)、また通勤時間が短縮されるため、お弁当を持参で行こうかと思っているのだ。
やっぱそうだなぁ、時間ずらしていっしょにならないようにするしかないか。
まったく、何でこんな業務以外のことで頭を悩ませなければいけないのか。

さて今週末。
懸念事項になっていた、インタビューテープ起こしがある。やっと今日届いたのだ。
週末は雨みたいだし、引越しのための物処分とそのテープ起こしだな。

6月26日(木)
今日は海外送金を一気に片付けた。・・・・なんて、実は今やっているのは5月半ばに送金予定の分だったりする。
通常の業務が忙しく、終電覚悟の残業でないと、海外送金なんて手がつけられないのだ。

同じ会社の新卒の女の子に音大出身の人がいる。
授業で何をやったのか今日話していて、彼女のひとこと。
「狂言も1年間クラス取ってましたよ〜。野村万斎さんが講師でした。」
なぬ!!私は彼のファン。ちょっと今のひとこと、聞き捨てならない。
「構え(?)がちょっと違った時に、こう(と肩に手をやりながら)触られたりして。」
きゃぁ〜・・・・。うらやましい。
写真ないかどうか聞くと、撮ってないんだって。
惜しい・・・。
やっぱ、音大ってこういうのがあるから、授業料がとんでもなく高いんだろうな。
彼女は今22歳。もちろん家を出たことは一度もない。
っていうか、出れないよ。彼女みたく、しょっちゅうコンサート行ってたりすると、一人暮らしじゃまず無理。お金が続かない。
芸術に触れるのはとてもいいことだと思うし、美術館なら旅先で必ず行っている。
でも。
私はいくら芸術に触れているとしても、自宅にいてパラサイトしているより人より、コンサートとかいつも「行きたいな」って言ってるけど、金銭的余裕がなくてなかなか行けない、一人暮らしの自立している人を友人に持ちたい。

6月24日(火)
何かもう、1週間終わったくらいの精神疲労。
すごく気が張って準備をしていた例のインタビュー、終わった。
実際のところ、考えたほど酷なものではなかった。
まず1誌目。ここは英語インタビューだった。逐次通訳するのかと思っていたら、対話をMDに録音していて、後で訳して送るという方法だった。インタビュアーもある程度英語を分かっていたので、彼の日本語の10ぐらいの質問と感想を英語で訳すというものだった。
カメラマン付きで、インタビューの最初及び最中に何十枚と写真をとった。こんなに撮ってどうするの?つかうのはほんの1、2枚じゃん。おまけに白黒なのに…。
ところでこのインタビュー、六本木のとあるホテルで行われ、中庭で写真撮影。庭を取り囲むようにオープンカフェがあり、ギャラリーを目の前にしての撮影。恥ずかしかったけど(もちろん私は撮られていない)、こういう撮影に立ち会う機会、そんなにないかも。貴重だ。

そして2誌目。インタビューに同行してくれるMさんが、半ば直前に言う。
「この雑誌からインタビューされるなんて、ほんとに名誉なんだよ。毎日“このアーティストをインタビューしてくれ”っていう依頼が(所属事務所などの)あちこちから届くんだから。その中で取捨選択してやっと(今回のインタビュー張本人の)彼女が選ばれたんだから。」
…そんなこともっと早く聞かせて欲しかった。何かすごいプレッシャーじゃん!さっきはだいぶ、楽だったのに…。
ところが行ってみると、インタビュアーはドイツ語堪能。よってドイツ語のインタビューとなり、英語の通訳として同行した私の出る幕はなかった。
彼女が話すドイツ語はとても柔らかく、話の内容もとても興味深いものだった。

インタビュー自体は13時半に始まり、2誌分が終わったのは18時過ぎ。いったん帰社したが、席についたとたん、留守中に溜まった仕事への質問が矢のように降りかかり、3分で疲れがピークに達した。
19時過ぎ、私が退社したのは言うまでもない。

もっとインタビューについて書きたいところだが、宿題、すなわち持ち帰り仕事を思い出した。とても長い英文メール作成なんだけど、今からやらねば…。
6月22日(日)
そうめんでも食べたいくらいの暑さ。
何日か前に「引っ越す」と書いたのだが、その引越し先が変わった。物件を変更したのだ。
最初に決めた物件は家賃が高かったため気になっていたのだが、それよりも心もち安く、利便性が高く、環境の良い(スーパーなどの買い物できるところが多くあるなど)方に変えた。
幸い、最初の物件では、担当者の手違いにより未納金があったため、契約まで至らず、途中で止まったままになっていた。
今回、その未納金を納めるにあたり、物件を再度見直すことにしたのだ。
実際に住むこととなった物件をAとし、契約途中で止まっていた、当初住むはずだった物件をBとする。
Bは会社に近い。徒歩5分の最寄駅付近にも、そこそこの店はある。築1年で新しくて広い。これが決めた条件。
対してAは築10年ちょっと。狭い。なんとAよりも10平米も狭い(大丈夫だろうか…)。ただ徒歩10分弱の最寄駅はコンビニくらいしかないが、15分歩いた駅はJRの駅であり、かなり大きくて広びろしている。駅前には主要スーパーが4件。ちょっとしたデパートっぽいものもあり、飲食店や個人商店が並ぶかなり長い商店街もある。これが決めて。家賃はBより7000円安い。

家は私にとって重要である。広さ、立地、間取り、家賃・・・どれをとっても妥協したくない。今回は立地に引かれて、間取り以外の要素にはすべて妥協した。広さは、昔、Aよりも狭い部屋に住んでいたことがあるので、“何とかなるだろう”と思い、家賃も安くはないが、“何とかなるだろう”。重要であるはずの家なのに、“何とかなる”と考えていいものだろうか?
思えば、私はいつも深く考えすぎて、疲れてしまい、結局は“適当に”選ぶことが多いような気がする。
私の人生の中でなんと、“何とかなるだろう”ということが多いか…。

ここ給料安いけど“何とかなるだろう”
この通訳は大役のような気がする。自信ないけど“何とかなるだろう”
海外送金、まったく手をつけてない。とってもまずいと思うけど“何とかなるだろう”

今の仕事においてもこれだけ“何とかなるだろう”が浮かぶ。
でも実際に今まで“何とかなって”きているのだから、こう考えるのも悪くはないだろうか。

狭いところでも苦労しないように、物、処分していかなくっちゃ。
6月20日(金)
今日は締めだったのだけど…。余り意味なし。私にとっては毎月20日の締めよりも、10日ごとに出力される海外送金リストへの計上処理が問題である。前任者が去って、今のところ2週間。まだ私への責任が問われることは少ないが、そのうちのしかかってくるんだろうな…。

今日は“ビッグ寿司”へお昼に行く。ランチメニューの“ビッグ丼”はネタがてんこもり。午後の仕事が辛いほど、おなかいっぱいになってしまった。

ところで最近、何を食べても“すごくおいしい”と思うことが少ない。
今日のお昼もそうだったが、おいしいといわれるものを食べてみても、あまりぴんとこないのだ。
味覚が狂ってきているのか。
最近口にするのは炭水化物ばかり。朝はパンと紅茶、昼は買ってきたおにぎりかパン、夜も帰りが遅いと手早く軽く済ませたいし、消化の良い物でないともたれて目覚めた時気持ちが悪くなっているため、大抵パン。
まずいよなぁ。2ヶ月ほど前に購入した2キロの玄米は一度炊いたきり。玄米自体、口にする気分がなくなってきた。
引っ越して通勤時間が短縮されれば、お弁当を持っていったり、もっと自炊に戻りたいと思っている。

さて、24日午後のインタビュー。
これは今のところ2誌からが予定されている。1誌は純粋な音楽雑誌。内容はもちろん今後の活動や彼女の音楽観についてなど。問題はもう1誌。
オーディオ専門誌なのだ。
インタビューに同行する社内の人に聞いてみても、
「どうして彼らがレーベルの取材をするのか分からない」
のだそうだ。今後の収録予定やレーベルの方向性になどについては、
「そんなことを聞かれることは絶対無い。」
そうでもある。

・・・・ひぇぇぇ・・・。私に通訳、できる!?不安。
でもやるしかないけど。
とりあえずは音楽専門誌のインタビュー用にバックナンバーの主要インタビューの和訳を試みて語句を憶え、オーディオ雑誌用には、該当雑誌が社内にはなかったため、似たような雑誌を借りてきた。
週末は勉強だ。

6月18日(水)
今日は同行だったのだが、その感想を述べる間もなく、午後に事件勃発!
来週、レーベルの人と所属アーティストがコンサートをかねて来日するのであるが、コンサートを行う彼女を取材するいくつかの雑誌のインタビュー時に通訳をすることとなった。
単なる出来事として、彼女達の来日とインタビューが行われるであろうことは知っていた。
しかし、まさか自分に通訳役が回って来ようとは・・・・。
実は打診された時は、いきなり「通訳して」というものではなかった。
むしろ、「一応こういうことがあるので事実として伝えるけど…」
というものであった。
“通常の業務が最近忙しいようであるし、インタビュー付き添いやその後の会食のため、(仮に私が)半日以上会社を空けるとなるとそれはそれで会社にとっても痛い。
入社間もないし、音楽の専門用語もまだ慣れていないだろうから、今回は外部の人に通訳を頼もうかと思う。少し高くつくけれど・・・。”
以上が最初言われたことである。
勉強になるので、外部の人の通訳している姿を見たい、と私の希望を伝え、話を持ってきたディレクターとしばらくいろいろと言い合っていたが、そのうち
「私、やります」
という流れになった。

正直言って、自信がない。音楽の用語どころか、知識も全般的に欠けている。人の名前を言われて、それが指揮者なのか、作曲者なのか、演奏なのか、はたまたレーベルの名前なのか、ちっとも分からないのだ。
今回はしかるべき雑誌に掲載されるため、完璧な通訳が要求される。
怖い…。
そう思った私を上回ったのは、私の“でも挑戦したい”という気持ちと、好奇心。
雑誌のインタビューに同席できるなんて、これからの私の人生、そうそうないだろう。

とにかく、インタビューが実際にある火曜日まで、できる限り英語に接することにする。
後は自分の潜在能力(あるものと仮定して)を信じることだ。

しかし、往年のディレクター、さすがだ…。
外部に頼もうかと思う、と言っておきながら、その実、最初から私を通訳として考えていたのではなかろうか…。
そうなると、私は彼の目に見えぬ策略にはめられたことになる。真相は謎だが。
いずれにしても、仕事なので、はめられた、なんて言うのもおかしいのだけれど。

6月17日(火)
今日は珍しく、何てことのない一日だった。
会社の半分以上の人間が研修に出かけていたため、とても静か。仕事もはかどった。
スポーツクラブは今は“行ってシャワーを浴びるだけ”。
無理すれば運動できるほどの時間はあるのだが、そうなると、家に帰るのは確実に12時を回る。
今は家でゆっくりしたいため、そそくさとシャワーを浴び、ジャグジーにつかって、髪を乾かして帰る日々。
土日会員でないため、このような感じだが、これで月5800円。
う〜ん、やっぱ運動しないともったいないよな。
しかし今週は金曜日に締めがある。「締め」と言われても、業務にまだ慣れきっていないため、あまりぴんと来ない。
まあ、でも、帰るのはきっと遅くなるだろうな。

明日は京王プラザホテルに、またもや同行。最近はプライベートでもホテル利用してるし、なんだかホテルづいている。
6月16日(月)
私は読んだ事ないけど、姫野カオルコの本に
「愛は勝つ」、もんか
というのがあった。
今の私は
「愛は勝つ」なんて嘘じゃん
って感じ。

何か、私の思いが砕かれた、って感じだよ。こんなに好きなのに。今ではかわいさ余って憎さ百倍。

去年は、自分が“いいな”と思った人に、軒並み“彼女がいた”り、“好きな女の人がいた”り、ということが実に3回もあった。それも連続して!つらかったなぁ…。それを転職などの環境の変化や、自分の考え方を切り替えて、何とか乗り切った。
そんな中で今年、というより最近突如起こった、彼への片思い。

声が“かわいい”と(一部から)云われるゆえ、ある程度ぶりっ子(死語?)している私だが、根は純粋(そうか?)。
彼と話す前から緊張して、会話を想定したロールプレイやったり(もちろんひとりで)、話しているときも、指がきれいだななんて観察したり、思わず寄りかかったり、抱きつきたい衝動に駆られる。

あ〜でももうおしまいにしよ。こちらを向いてくれない人をいくら好きになってもしょうがないし、全霊傾けて振り向かせよう、何て力、今の私にはない。だったらそんなに恋愛に埋まらず、いろんな方向を見て、頑張って、ではなく、自然に思いを寄せられる人でも見つければいい。

あぁ、ほんとに短かった。・・・なんて今ここでこうして考えていても、明日会社に行ったら、その人をいつも視界の隅に置きたがるんだろうな。女って損だよ。決して恋愛至上主義ではない私だけど、こうやってすごく気にしてる。