日記(3月前半)

3月7日(月)
また長いこと書いていなかった。
もうゆるぎないのでこうやって書ける。
私はとうとう、マンションを買った。

もう建っている物件だったので、現地に見に行ってから、契約、入居まではほんとにあっという間だった。
私のHPを見てくれている人たちの中にも、マンション購入希望者は多い。
私がマンションを買う前に取った手続きを時系列で書いてみよう。1月まで遡る。

1月16日
試験のためグアムから帰ってきた翌々日。買った物件とは別のマンションを見に行く。
これはほんとにタイミングで、賃貸での引越しを考えている時に舞い込んだ1枚のはがきが、内覧へと私を導いた。結局その見に行った物件は気に入らなかったが、そこで再び私の心に火が付いた。“マンション購入だ!”1年ぶりの気持ちだった。
内覧より帰ってきて、HPで分譲マンションの物件などを見ていった。
できれば即入居、都心、2000万円台、1LDK・・・・。
一度真剣に購入を検討して、仮契約まで行きかけた私なので、探すのも慣れていた。
なかなか気に入る物件はなく、その時にふと、“そういえば前買おうと思っていたマンション、あれはどうなったんだろう”と思い、建設会社のサイトを見てみた。完成したのは知っていたが、改めてサイトを見るのは初めて。
と、そこに。
「キャンセル住戸発生」
の文字。私が購入を検討した階より1、2階上で、価格もそれなり・・・というか、かなり予算オーバー。
でも何だか不思議な縁を感じて、見に行ってみようと思った。

1月17日
さっそく建設会社へ電話をかけて、内覧の申し込み。既に予約が1件入っており、私は2人目。
試験が終わってから初出社の日だったが、19時半に見に行くことになった。
見に行ったところ、営業の人が申し訳なさそうに、
「実は先ほど見にいらしたお客様が申し込みされました。」
と言う。残念だ、と思ったが、それも人生。
「ただその方は、ちょっとローンが難しいかもしれないんです。こう言うのもなんですが、その方のローンが通らなかった場合に、(私に)回させていただく2番目の申し込みと言うことでよろしいでしょうか?」
と営業の人。
物件自体は気に入ったので、その2番手として申し込み。

1月24日
以降、何もなく1週間が過ぎていった。そして1週間経った日。営業の人から電話が入る。
「実は先に申し込みされた方、ローンが通りませんでした。2番目に申し込んで頂いていますので、お客様(私)にご購入の意思があるかどうか確認させて頂きたく思います。」
なんでも先に申し込んだ方は、支払い遅延や未払い(踏み倒し)があったそうで、完全なブラックだったらしい。(ちなみにブラックになると5年以上経たないとクリーンにならないらしい)
さっそく私の住宅ローンの事前審査(本申し込みの前に仮にする審査)をすることになった。帰宅して書類などを揃えた。


1月25日
営業の方と落ち合い、事前審査の用紙などを渡す。申し込み用紙のほか、資格の合格書類や、スコア証明、身分証明や簡単な履歴書など。候補は3行あり、一番OKが出そうな銀行をひとつに絞り、そこに審査をお願いする予定とのこと。

1月27日
とりあえず、ある1行から審査OKの返事をもらうが、条件付き。私の希望する融資額まで150万足りないと言う。もう150万は出せませんよね、という営業さんの言葉に「出せません。」と答える私。あぁ貧乏。
もう一度銀行に掛け合ってみます、という営業さんに全てを託す。
とりあえず、ネットで見つけたはんこやさんに実印を申し込む。

1月28日
結果として、150万は出さなくて良くなった。何と、建設会社が諸費用を無料にしてくれたのだ。諸費用も150万くらいだったのだが、私が諸費用として払う予定だったこの150万をそのまま住宅ローンの頭金として回してくれることに。
信じ難かったが、そういうことだった。
申込金と手付金を合わせた100万を振り込み、契約は30日に決まった。

1月29日
午前中は実印の到着を待つ。19時過ぎから日本代表とカザフスタンの親善試合を観に行く。

1月30日
契約の日。午前中に少し部屋を片付けて、午後から建設会社の本社に向かう。
通常の営業日でないため、人が出社しておらず、暖房も故障している状態。
今までの人生で最も大きな買い物の契約であるにも関わらず、寒さに震えてお腹もすいて、“早く終わらないかな・・・風邪ひいちゃうよ”とそんなことばかり考えていた。印鑑を持つ手が別の意味で震えていた。

1月31日
ローンの本申し込みに必要なため、実印登録と住民票取得のために区役所に寄り、1時間遅刻で出社。実印は私の名前だけで作ったのだが(名字ではなくということ)、何だか間抜け。気のせいだろう、きっと。

2月2日
住宅ローンを申し込む予定だったところとは別の銀行からOKの書面を郵送で受け取る。
“あれ、この銀行からは断られていたはず・・・?”何だかよく分からないが明日聞いてみよう。

2月3日
営業の人が認識外で、業務担当の方がなかば「だめもと」で私の審査を依頼していたらしい。審査の結果はまず本人である私に来たため、業務の方もOKになったのを知らなかったらしい。
後にOKが来た銀行の方が、金利の優遇率が高く(先の銀行は0.7%、後のは1.0%)、また、後の銀行は都市銀行だったので、後の銀行に乗り換えることにした。

2月4日
本申し込みの用紙に記入して建設会社に送る。
また、住宅ローンを申し込むにはその銀行に口座を開設しなければならないので、会社が終わって申し込みに向かう。遅くまでやっている銀行でよかった。今の家に最寄の支店より、新しい家、つまり購入物件の近くに開設する方が何かと便利らしい。

2月6日
祖母が頭金の一部を貸してくれることに。
みんな呆れるだろうが、ある金額がどうしても私には出せず、父に貸してもらおうと思っていた。そう、私は貸してくれる見込みも立たないうちに契約したのだ。恐ろしいよね。こんな私にマンション買う資格があったのだろうか。
この日、アパートの退去通知を出す。

2月9日
銀行から会社宛てに在籍確認TELあり。本審査が進んでいることを実感。

2月15日
本審査の承認が下りた。
契約はしたものの、ローンの本審査が終わるまでずっと気が抜けなかった。どこかでいつか、だめになっちゃんじゃないか、通らないんじゃないかと言葉にはしないものの恐れていたのだ。やっと安心。ほんとに私がマンション買える。

2月16日
祖母から引越しのお祝い金をもらう。実は父方の親戚とは5年近く交信がなかった。私のマンション購入を気に復活したのはなんというめぐり合わせ何だろうか。

2月18日
銀行へ住宅ローンの締結に向かう。正式名称、金銭消費貸借契約だったかな。この日は丸1日有休を取り、午前中に住民票移転(新しい住所でないと住宅ローンの契約が出来ないため)、午後から銀行へ。
自宅近くに戻ってきた夕方には、髪を切りに美容院に行った。

2月19日
引越しの見積りに来てもらう。夜は友達と飲み会(マンション購入とは全く関係がない)。


2月20日
これも引越しとは全く関係ないが・・・午前中に友人宅に遊びに、夕方から初歌舞伎に。

2月21日
引越しを3月1日に決める。その関係で、3月1日、2日と有休にした。

2月25日
引き渡し、すなわち、やっと鍵を受け取る。こうして私は私の城を手にした、とひとりでテロップつけたいくらいだった。この日は友人と食事の約束があったので、部屋は見に行けなかった。

2月26日
前日の飲みがたたって、よろよろしながら荷造り。おっと、その前に午前中にマンションを見に行ったんだった。内覧の時も感じたが、床面積の割に、部屋が狭く感じる。玄関が広いからか?まぁいいや。買っちゃったんだし。

2月27日
久し振りに何も予定がない1日、じゃなかった。夕方にサッカーのプレシーズンマッチを観に行ったんだった。8時過ぎに帰って来てずっと片付け。

2月28日
引越し前日。1時くらいまで起きて片付け。引越しは午後からなので、眠れた。引越し前夜は徹夜が普通の私。午後からの引越しもいいね。

3月1日
引越し業者さんが早めに来てくれたが、新居が9階だったため、運び込みに異様に時間がかかった。全て片付いたのは18時過ぎ。お疲れさま。
一息ついて紅茶を飲みたかったが、茶葉がダンボールから発見されない。牛乳もわざわざ買ったのに!仕方なくコーヒーで我慢。
ゆっくりお風呂に浸かりたかったが、電気の都合でお湯があまり沸かせず、仕方なくシャワー。大変な1日だった。

3月2日
午前中に東京電力の人が機器調査にやってくる。初めて洗濯機の乾燥を使用する。ふっくらでびっくり。お昼はお弁当。夕方に兄が物件を見にやって来た。この兄とも5年近く会っていなかった。マンション購入のおかげで、肉親との縁が復活したのは喜ばしい。

3月3日
2日ぶりに出社。早く家に帰りたかったが、この日は学校。22時近くの帰宅。

3月4日
この日も学校のパーティーがあり遅くの帰宅。

3月5日
午後から前のアパートのルームチェック。家にとんぼ返りして支度を整え、サッカーの試合を観に行く。夜は会社が協賛しているクラブイベントへ。

3月6日
クラブイベントは普通未明までのため、その例にもれず、朝方の帰宅。体中に付いたタバコの臭いを落とすため入浴、洗濯もして、6時過ぎに眠る。
10時に起床。7時半でセットしたおいた目覚ましが鳴らなかったのか・・・。
14時から管理組合の総会。理事長などを決める。しっかりした人が多くて良かった。
実はお金が全くなかったため、ひもじいまま眠ることに。


う〜ん。いろいろあったなぁ。引っ越してきて1週間か。結局は当初、というか1年前に購入を真剣に検討して、そしてやっぱりお金がない!と断念した物件を買ったのだ。

物件を観に行ってからはほんとに出来事の流れが速く、ぱたぱたと畳み掛けるように起こる出来事に着いて行くのが精一杯だった。学校に通っているせいもあって、あまり家でゆっくり出来ていない。大丈夫、この先何十年とある。私の暮らしもローンの支払いも。