日記(9月後半)

9月30日(火)
昨日休み明けに久し振りに出社して感じたのは、
“なんて事務所が汚いんだ!”
ということ。
会社は大きく言うと営業と業務のチームに分かれているが、特に営業の人々の机周りは唖然と言うか絶句というか。特にクラシック営業!
みんな整理が下手なのだ。それが分かっているから片付けない。サンプルCDやパンフレット、雑誌や批評の切抜きなどが机の上、左右に山積みになっている。
何か欲しい資料があればその中から探している姿をよく目にする。なので、本人達はどこに何があるかわかっているようだが、こちらとしてはこの山が厄介だ。何かあって営業の机のほうに行くと、床にも積まれている紙類に躓いたり、蹴飛ばしたりする。無事何にも触れずに要件のある人のところまで到達したとしても、話している途中に山が崩れてきそうになったり、「ちょっと待って、それはこの中に…」と山を探ったりして、落ち着けないことこの上ない。

ところで、やはり9連休明けだと、挨拶のように「どこか行った?」と声を掛けられる。
「どこにも行ってません。」
と答えると、明らかに“えっ?”というような顔。
そりゃ私だってどこか行きたかったよぉ。ヨーロッパ、トルコ、香港辺りを考えていたのに。
結局お金がなかったので、やめたのだが、それもよかったのかも、と思うことも。
病院に通って、確かにある程度良くなったし、モデルルーム周りで時間を使ってしまったのはほんとにもったいなかったが、ゆっくり、のんびりできた。たまにはこんな休みもいいかも。
旅行へは十分お金が貯まって、一緒に行く人ができてからでもいいと思う。今まで散々旅行してるから…。
9月第4週20日から28日まで〜夏休み!〜のはずが・・・
あ〜何しただろう、この1週間。ちょっと振り返ってみよう。

夏休み第1日目!
午前中、研究会(女性のための快適住まいづくり研究会)の企画協力マンションの説明会を受けに、中目黒へ。
とても手の届かない金額。
目が覚めた時からひどい二日酔いで、正直、吐きそうだった私(汚くてごめん)。こういうときはすっきり吐くに限るが、もうひとつの手として、温かいうどんを食べるという方法がある。
そう思って入ったうどん屋、うどんはいいが、ご飯(白米)がまずい。食べ物に対してまずいというのは言いたくない。特に人と食べている時は。でも、言ってしまった。「おいしくないね…。このご飯。」
その後、モデルルーム見学の予約を入れていた文京区の物件へ。予約を入れたものの、だんだん行くのが億劫になっていて、もうやめようかと思っていたのだった。おまけに遅刻(遅れる連絡はした)。間違ってまだ建ってもいない現地へ行こうとしたのだった。しっかり〜!!
モデルルームは近隣3物件をまとめて扱っているところらしく、ものすごくしっかりしていた。床や壁の断面図、ペアガラスの遮音具合や保温具合が分かる実験装置みたいなものまであった。
部屋内部に入って圧巻。天井が高い!床から天井に届きそうなハイサッシュって何て素敵!明るい!
40平米!トイレと洗面台別スペース!
あぁもうここに住みたい!と思った。価格もやや高いが、手の届く範囲。
ほぼ理想に近い。
難を言えば、
南西向き。(私のベストは南または南東の日差しが差し込むところ)
床暖房がない。(オプションでつけられるが、22万強。)
セキュリティーが甘い。(オートロックと監視カメラのみ)
外廊下。
オープンキッチン。(理想はカウンターキッチン)
といったところか。

とにかく、今まで見た物件の中ではかなり理想に近かったといえる。

モデルルームを後にし、皮膚科へ。
お腹がすいたので、デパ地下で
秋を感じさせるお弁当を買って帰る。

夏休み第2日目!
今日は2物件見学。
まず1件目の白金高輪のマンション。
パンフレットを見て、その設備の良さ、価格も手の届く範囲と、とても気に入り、期待して行ったのだが…。
う〜ん、狭い!30平米。モデルルームは安く上げようと思ったのか、窓がなく、実際の物件を想像しづらい。
おまけに普通のモデルルームと違い、細かい説明がなく、ドアも自分で開けようとさせる。(普通、最初から開いているか、担当者の人が説明しながら開けてくれる)恐らく、ドアを自分の手で開けさせて、“私の部屋”と想像を膨らまさせようとの意図だろう。
部屋の造りが何となくちゃちだし、おままごとみたい。早々に部屋の話は止めて、さりげなく金利の話をして帰ってきた。
9割方埋まっていたけど、買うの?あんな物件。立地はいいし、憧れの白金だから貸し手には困らないだろうけどね。
そして2件目。お腹がすいたので、ドトールで休憩。
間取りと立地、そして価格でかなり気に入っていた、大江戸線沿いの物件へ。ここも30平米。ひえぇ、狭い!
やっぱ、無理だ。私に30平米は。エレクトーン、置く場所がない。
もちろん実質的には置ける。今住んでいる15平米の部屋に私の全ての家具が置けているのだから。ただ、我慢する賃貸ではなく、買うとなるのであれば、ある程度スペースの余裕が欲しい。
ここ、
営業の人はすごく親身でよかったけれど・・・。他に気に入る部屋がなく、残念。
雨も強くなってきたため、近くのスーパーで買い物をしてすぐ帰宅。

夏休み第3日目!
何しただろう、この日。
思い出した、午前中は病院へ。前と同じ抗生物質をもらう。その後、銀座の物件を見に行った。ここも間取りがすごーく気に入っていた。カウンターキッチンだし、セキュリティーもしっかり。しかし高いこと。いや、立地からして妥当なんだろうけど、私の予算ではStudioタイプしか買えない。
昼食後、頼んでおいたコンタクトを受け取りに行き、銀座でぶらぶらしようかと思っていたけど、
疲労困憊。東京駅と有楽町って、意外に遠い…。体調もあるのかなぁ。結局、すぐ帰った。

夏休み第4日目!(秋分の日)
みんなが休みなら、私は家にいよう。そう思って図書館に本を返しに行って、買い物をして終わり。午後はテレビを見て、ネットで更なる物件の探索、持ち帰り仕事(訳)をやって一日を終える。休みらしい休み

夏休み第5日目!
昨日ネットしていて見つけた物件。中央区。価格は手ごろ。間取りは良いが、北向きベランダ。
しかし、ジェットバス。多分使わないと思うが、マンション1階に簡単なジム付き。活水装置付き。
ほぉ!10時に予約を入れた。
全て説明が終わり、“ここ、いいかもしれない”とかなりその気になってローンの話。
私の身の上を話すと、
「無理かもしれません。」
えっ?
そりゃ難しいのは分かってるけど、何か方法あるんじゃ。しかし話しても埒があかない。
私の社歴の短さでなく、“契約社員”がネックとのこと。
最初は
「1000万頭金で入れて、正社員ということで申し込んでください。契約社員ということがばれないように!」
と言っていたが、だんだんと、それでは問題があることに気づいてきたのか、
「現金で買うしかないですね」
とまで言われる。
無理なら無理でも、それは仕方ない。私の責任の範疇の人生だもの。いわば自業自得。
最初に聞けばよかった。設備や日当たりなどの説明を聞いてきたこの3時間を返して。
わざわざ出向いてきたのに。このために。

説明の終わりごろからまた、ひどくお腹が痛くなっていた。
すぐに家に帰って横になりたいところだが、今の状態で電車に乗れる自信がない。とにかく痛い。
何か温かいものをお腹に・・・、の一心でプロントに入り、スパゲティーを食べる。
もっと別のところに行きたかったが、ちょうどランチを外しており、どこも閉まっていたのであった。

夏休み第6日目!
朝イチで病院へ。診察の後、看護婦さんに突然聞かれる。
「今日、点滴する時間ある?1時間くらいだけど」
ひえぇ。点滴!?
私が計3週間弱服用していた抗生物質が効かない為この処置となった。結構強いらしいんだけど。この抗生物質。
またもやこの日もモデルルーム見学だったが、幸い午後2時から。時間は十分にあったので、点滴を受けることにした。
ベットに横になって、容器から1滴1滴落ちる雫を見ていたら、涙が出てきた。
何でこんな病気になるの?足の痺れだって治ってないし、お腹痛いし、十分寝てもまだ眠いし、体がだるいし。
通勤ははるかに楽になったのに、どうして前より苦しいの?
まどろんでいるうち、点滴も終わり、晴れて自由の身。
こんな気分でも行く、モデルルーム・・・・。
人気エリアの神楽坂の物件2件。加えて秋葉原の1件も半ば執念で。
点滴したのにねぇ、今日。おまけに明日も点滴、あるのにねぇ。

夏休み第7日目!
午前中、研究会の“ライフ・プランニング”を受ける。あんま、参考にならなかったなぁ。行ってよかった、と思ったことは、いかに繰り上げ返済が効果的かということ。頭金を100万増やすより、その100万を入れずに2年後に100万繰上げ返済したほうが、よっぽど得というパラドックス。そりゃもちろん、頭金を100万減らし、なお且つ繰上げ返済した方がいいに決まってるが。
「皆さん、とにかくお金をかき集めて頭金を少しでも増やそうとしますが、だったら、入居してからもお金がいるのを見越して少し余裕を持たせておき(つまりそこまできばって頭金を増やさなくても)、その余裕分を上乗せして繰上げ返済したほうたがいい」
とのことであった。
午後はケーキバイキングに行く。
あのマキシム・ド・パリのケーキバイキング
でも…、最近はあまり甘いものを欲しないせいか(お腹が温まる汁物を口にしたくなるので)、いまいち私の中では受けなかった。
そして病院へ。昨日の点滴では少々頭が痛くなり、点滴針の上に貼られたテープでかぶれた。
今日は看護婦さんが布のテープにしてくれ、昨日は右手、今日は左手での点滴となった。
気付くと、痺れ、大分軽くなっている。よかったー。
点滴、1回2000円だよ。効果あってくれなくっちゃ困るよ。

夏休み第8日目!
午前中、皮膚科へ。ぶらぶら買い物して、午後、文京区の物件の登録へ。ここは抽選なので、申し込みの前にまず登録なのだ。加えて、銀行で住宅ローンが組めるかどうか不安だったので、事前審査も申し込む。勤務先や年収、転職している場合は転職理由も加えた職歴などを書き、給与明細と共に提出する。この事前審査に通れば、新たに借金をしたとか、勤務先が変わったとかという理由がない限り、本審査も多分大丈夫、というものだ。
もちろん、登録自体に支払いをする必要はない。登録締め切りの後に抽選があるが、当選して翌日に仮契約。この際に収入証明やローンの本申し込みが必要。ついでに申込金2万円を払う。そして1週間後に本契約。基本的に物件価額の10%を払うが、まず本契約時点で5%を払い、実際の引渡しの数ヶ月前までに残りの5%を払う(中間金)という方法もあり。この辺りは自分の担当さんと要相談。

登録の後、実際に現地を見に行った(登録の前に見に行っとけ〜!)。想像より現地は都会で、スーパーもそんなに高くなく、道路の騒音が気にはなったが、駅近物件であれば仕方ない。周りをうろうろ歩き回っているうちに、
だんだん、“私のおうち”という気になってきた

今の家周辺で買い物して帰って来たが、途中、アスティ(イタリアのスパークリングワイン)が半額で売られているのを発見!スパークリングなんて最近飲んでいない。前の仕事を辞めた去年の12月からあまり贅沢はしていないのだ(ちまちまと外食はしているけど)。あぁ、でも、飲むの、ローンの審査が通って、抽選に当たってからにしよ。だったら乾杯も許せる。
仕方ないので、氷結プレミアのピーチ。普通のピーチサワーって感じだったけど。ちなみに同じプレミアのシャルドネはおいしい。白ワイン好きの人にとっては軽い衝撃といってもいいくらい。シャルドネでチューハイなんてねぇ…。
9月18日(木)
今日は一番大きな取引先である、フランスのレーベルの人が来る
前任者から、「手ごわいから」と聞いていた。1ヶ月前に彼の来日予定を聞いたため、1ヶ月集中的に英語を勉強しよう、と考えていたものの、結局何もせずに今日に至ってしまった。マンション見学を始めたため、休みはモデルルーム周りでことごとく潰れてしまったのだ。
午前中いきなり躓く。うまく訳せない…。落ち込みモードで昼食へ。フランス人の彼との昼食会であったため、ビールを飲むが、その後、ずっと続いていた腹痛がさらにひどくなり、アルコール度の高いビールを緊張状態で飲んでしまったため、脈がものすごい早さで打っている。しまった、飲まなきゃ良かったよ…。
午後は普通に過ぎたが、会議に出ずっぱりだった私には通常の業務が山のようにたまっていた。地道に片付けていたが、20時ごろ、限界へ。帰り道が同じプロデューサーさんと一緒に帰る。
朝から散々疲れた私、のんびりと話をして一日を終えられるかと思ったが、そうはいかなかった。
このフランスからの人はゲイといううわさだったが、実はバイ(バイセクシュアル)らしい。なぜこういう話になったのかは忘れたが、この業界(音楽業界)には多いよね、という流れから、「うち(私が今働いている会社)にもいるしね。」という話に自然と辿り着いた。
聞いたことがある。私の席の近くで仕事上の接点が最も多いKさん。ゲイ(ホモ?)ということは社内の誰かから聞いた。あぁやっぱりそうだったのか。別にそれはそれでいいんだけど、普通にノーマルな環境ですくすくと育っていた私にはどこか受け入れがたいものがある。
Kさんの話だけでももう十分ショックだったのだが、プロデューサーさんの続けた言葉。
「Gさんもそうだよ。知ってると思うけど。社内でもみんな知ってるから。本人も隠してないし。」
はぁ!?Gさんが?だって結婚してて、子供だって3人いるじゃん!
実はGさんというのは、面接時、私の採用に一番熱心だった恩のある方。私の自己PRをいたく気に入ってくれ、私や他の人がにこーと笑いかけると、にこーと返してくれる人であった。(結局、この“にこー”が曲者だったのか…)
私のショックに気付いてか気付かずか、プロデューサー氏(Yさんとする)は続ける。
「昔はホモ一筋だったんだよ。30半ばに見合いみたいな感じで今の奥さんと会って、気があって結婚したんだよ。で、本人も“なんだ、自分は実はノーマルだったなのか。そうなんだ。じゃあ昔みたいな変な趣向はやめよう”と思ったらしいよ。でも気付いたら、やっぱ男が好きに戻っていたらしいよ。だからどうなんだろうねぇ、バイってことになるのかなぁ。」
…帰りの南北線電車内で凍り付いてしばらく動かなかった私。Yさんはまだまだ続ける。
「海外に出張に行った時も、1人じゃ嫌だからついて来て、って言って、僕さ、Gさんのエロ本(もちろんその筋の男性向けの。海外のものだから過激さは推して知るべし)の買い物につき合わせられたし、歩いていても“カッコいい人多いから目移りしちゃうね”なんて言われるし。」
あとにもいろいろと・・・XXXX書けないことまで言われた。
何かもう、大ショックなんだけど。衝撃が身を貫いているんだけど。
来週、休みでよかったよ。ある程度日数ないと立ち直れない…。