■ MYSCON3オフ会レポート ■

2002年3月30日(土)〜31日(日)

+ MYSCON前々日 +
MYSCON3を明後日に控えた朝。起きた私を悪魔が襲った。

 …喉が痛いんですけど?

どうやら最近の温度差の激しさに体調を崩してしまった模様。病院勤めの身としては、なるべくインフルエンザなどの患者さんには近づかない、手洗いをしっかりする、マスクをする、などなどの対策を必死でしてきたにもかかわらず、である。戦々恐々と熱が出ない事だけを祈る。

その後、喉は痛いけれど熱も出ず、体調も辛くはなかったので、これは無事MYSCONには出れそうだな、と甘い考えを持った私に対する戒めであろうか、またしても悪魔が私を襲う。

 …月一回のお客様がきちゃったんですけど?

それも、今月は二週間前にすでに終わったにもかかわらず、である。それも普段とは違い、異様に赤黒い血が出るのである。心配になって病院の同僚(去年の終わりに子宮の腫瘍を取った)に話を聞いてみると、

 子宮筋腫じゃないか、妊娠していたのではないか(爆)<記憶にございませんが…

などと、恐ろしい事を散々言われる。しかしながらどうやら原因は極度の緊張状態にあったらしい。確かにMYSCON前は日ごろにも増して緊張していた。確か高校の修学旅行のときも、緊張状態からか先週終わったばかりの生理がきてしまった事があった事を思い出す。けっこう私って、

気が小さかったんですね(笑)ほら、そこのアナタ。笑わないっ!!

 

+ 当日。家→名古屋駅 +
さて、MYSCON当日。貧乏なので当日は名古屋から高速バスを使おうと思っていた。時刻表を見る限りでは、10時発の超特急に乗れば、15時半に東京駅へ到着の予定。多少遅れても受付開始の17時〜18時には間に合うだろう、と甘い考えを持っていた。しかしやはりそんな私に悪魔の鉄槌が下されるのである。

 「10時のバスは満員です」

(しばしの空白)



 …な、なにぃ!?(汗)

・・・さ、さすが春休みである。しかたなく次の10時半のバスのチケットを買う。その時点でまだ9時半前。バスの時間までしばらくあるので来週に行われる黒猫荘オフ会のために、近鉄特急アーバンライナーのチケットを取りに行く。これは無事、往復で取れたので一安心。

 教訓。やはり計画性を持って旅行へ行かないとダメですね。行き当たりばったりはよくないですね。

 

+ 優しい人 +
10時半のバスは急行のバスだったので、あらゆる停留所でバスが止まる。さすがに10時のバスが満員のはずです。このバスもけっこうな人数が乗って満員状態でした。

途中まではスムーズに、時間通りにバス停に到着していたけれど、東京に近づくにつれあやしげな気配が漂い始めました。そして静岡を過ぎてしばらくした頃、運転手さんから悪魔のささやきのようなこんなアナウンスが…

 「ただいま東京駅周辺が大渋滞です」


 「こ調子ですと、バスは定刻より3時間ほど遅れて到着します」



                         (現在15時)




…MYSCONに間に合わないじゃん(大汗)

運転手さんが云うには、東名江田で降りればすぐそばに田園都市線が走っているとの事。仕方なく江田で降りることにした。そこで降りたのは私の他に、5時から新宿でサイン会があると言う、インディーズバンドファンの黒服のお嬢さん二人と、田園調布へ向かわれると言うおねえさま(しかしながら私より年下であろう)。そしてなぜか東大生だと思われてしまった私の女性4人と、家がこのあたりなのであろう男の方の計5人。女性陣はこのあたりの人間ではないので駅がどっちかが分からない。

そうしたら男性の方が、車で迎えに来ていた奥様に頼んで下さり、親切にも私達女性を車に乗せて下さる事に。捨てる神あれば拾う神ありですね(えっ?言葉の使用方法が間違っているって?)

無事に電車に乗れ、東大前駅に辿り着けたのは優しいそのお方のおかげです。お礼を言いたいのにお名前を聞くのを忘れてしまいました。これをもし万が一読んでいたら連絡下さいな。

 

+ 会場入り +
永田町で南北線に乗り換え、東大前駅へと到着。さて、ここからが問題だ。

 料理の鉄人風に<私の記憶が確かならば森川別館はこっちだったはず…多分。

4月に行ったっきりです。右も左も分かりません。回りを見渡してもそれらしい人は歩いていないし(すでに時間ぎりぎりだったせいもあったので)。微か〜な記憶を揺り起こしながら、確か「地下鉄の出口を右に曲がってコンビニを過ぎて古書店を過ぎた細い道を右に曲がる」はずだったとそこまで思い出したまでは拍手ものの記憶力だが、



 …ここはいったいどこ!?<曲がり角一つ間違えて〜迷い道くねくね〜♪

気が付くと前を歩いていたおばさんと同じ道に出てしまいました。どうやら曲がるところを間違えた模様。古書店まではまっすぐ進めば良かった所を、もっと前の道で曲がってしまったのが私の敗因(笑)。元の道へもう一回戻ってやり直し、無事古書店を発見、そこを曲がり、無事旅館の姿が見える。ほっと一息。

…旅館の入り口に、「歓迎○○様」と必ず泊まる人の名前を書いてあるじゃないですか。今回は、



 「MYSCON様」<見るからにあやしいぞ(笑)。そもそも『様』と付けるのはいかがなものか…。

 「○○高校(中学だったかな?)柔道部」



…すごい組み合わせですね(笑)
向こうの学生も、いったい「MYSCON」って何だろう?と思ったに違いないです。

 

+ 講演会前 + 
私の到着時刻はぎりぎりの18:00。慌てて受付を済ませる。ほとんどの人はすでに受付を済ませていたらしく、私がほぼ最後の人間(汗)。前回、MYSCON後にご一緒にボウリングにも行った花さんが今回はスタッフさんで受付をやっていらしたのでご挨拶。そろそろ始まりますよ〜との声に、慌てて荷物を置きに行く。しかし


 …なぜ女性部屋は4階なんですか?

 後でみんなで「これは女性陣をダイエットさせようとする陰謀だ」などと言い合っていた(笑)

すでに時間ぎりぎりだったせいもあり、すでに部屋にはほとんど人がいない。手っ取り早く一番近い部屋を覗くが荷物がたくさん置いてあったので他の部屋を覗く。次に覗いた部屋にいらっしゃった均いちさんに、今現在の部屋の人数を聞くと、まだ若干の余裕がある(<笑点のこんぺい師匠の口調で)との事。ひとまず荷物をその部屋に置かせてもらう。

さて、お昼用に買ったサンドイッチも半分しか食べられず、ずっとバスに乗ってきて私はおなかがすいていた。講演会途中におなかが鳴ったら恥ずかしいので今のうちに食事を食べておこうと思う。すると均いちさん。「これ食べますか?」と言って東京駅で買ったという、お弁当各種をこれでもかと紙袋から出してくる(笑)。けっきょく私は昼食の残りのサンドイッチを食べましたがどうもありがとうございました。しかしビールまで紙袋から出てくるとはびっくり(笑)。

 

+ 西澤保彦氏講演会 +
ご飯を食べ終わるといいかげんいい時間だったので、地下にある大広間へと向かう。すでにほとんど全員集まっていて席もほとんど埋まった状態。入り口付近で黒猫荘の住人でもあり、数少ない顔見知りである天野一さんmatsuoさん、大会議室の管理人FOOLさん他の方々の姿を発見したので、ちょうどその隣の席が一つだけ開いていたのでそこに座らせてもらう。

フクさんのMYSCON開催の挨拶からスタート。そして本日のメイン・イベント、西澤保彦さんの公演会。今回のインタビュアーさんは、近田鳶迩さん。ミステリ初心者・西澤保彦初心者に対してもよく分かるように、経歴から紹介。ときおり笑いも混ぜて、楽しさの中にも本格的なお話も聞けて勉強になります(←って別に作家になる訳じゃないけど(笑))。

西澤保彦さんと言ったら、まず思い浮かべるのが「麦酒の家の冒険」。それにちなんで、公演を聞く私達の机の上にもビール(飲めない人のためにソフトドリンクも用意されていた)が乗っている。そして西澤さんには

 全国の銘酒から厳選された5種類のビールが。<黒の地ビールがおいしそう♪

西澤さんは一人で呑むのも悪いと思ってか、インタビュアーの近田鳶迩さんにもビールを呑むよう勧めるが、お酒が呑めないと丁寧に断っていた。途中スタッフさんが西澤さんにお酒を注いで差し上げるというサービス(?)も。

公演会の内容は、某所で話題になっているモー娘。の話や、タックのモデルは実は某作家さんである事、出版社の人から自分(作者)を作品に出した方が良いんじゃないかと言われ、ラーメン好きなコイケさん・「解体諸因」のヤスヒコなどのキャラを出したことなどを話された。また、MYSCONのスタッフさんが作った、西澤保彦さんの作品に出てくる名前の漢字当てのテスト(<ほとんどの作品を読んだはずなのに一つも読めません〜(汗))を見た西澤さんから



  改心しますとのお言葉をちょうだいした。

最初は自分のお知り合いの方と名前がダブらないようにという心遣いではじめた事だったようですが…。

+ 休憩・ご飯買い出しタイム +
インタビューの後は休憩タイム。お腹がすいていた私(達)は近くのコンビニへ買い出しにでかけた。しかし、MYSCONご出席者がほとんど同じコンビニに出かけたので、店内はすごい人、人、人。コンビニの店員さんもいきなり人数が増えたものだからびっくり。レジもずらっと人が並び、夕食を買い終わって大広間に戻った頃にはすでに休憩タイムはあと30分というところにまで迫ってきていた。

 ああ、ローマ風呂入りてえ〜!!

去年は入れなかったので、今年こそはどんなお風呂か覗いて見たかったんだけど、時間がなくてあきらめました。ご飯を食べたらやっぱり歯を磨きたいし、女性なので化粧もしなければ。そうこうしているうちにあれよあれよという間に時間が過ぎて行き、全体企画が始まる時間になってしまった。

 

+ MYSCON的裏窓 +
全体企画「MYSCON的裏窓」。「裏窓」の映画にちなみ、窓からみえる男と女の風景に台詞を当てはめ、どういった展開が繰り広げられているのか推理する企画である。最初はスタッフである蔓葉信博さんと七沢透子さんが前へ出て、声無しで演技してくださる。それがまたかわいらしくてステキ(笑)。その演技とは、

1、男性が片手に本を持って女性に対して何か言っている。
2、女性が男性に怒ったようなそぶりで何かを言っている。地団駄踏んでいるような感じ。
3、男性が女性に向かって本で叩こうとする。
4、女性が男性を持っていたナイフで刺す(計画犯罪か?)(笑)

さて、私達のグループ4のメンバーは、スタッフのたかはし@謎宮会さん、裏窓が始まりにぎりぎりでいらっしゃった青木みやさん、愛・蔵田さん、市川尚吾さん、日下三蔵さん、縹トオルさん、正宗九さん、茗荷丸さん、そして一番ミステリに薄い私と、多彩です。まずは自己紹介。

高橋@謎宮会さんから時計回りで自己紹介。さすがにこのグループ、正宗さまがいらっしゃったためか、自己紹介では全員が


 好きなモー娘。のメンバーの名前を発表する(笑)

一応、私は「矢口かな?」と答えておく。アテレコも、やはりモー娘。の話題でしょうとばかり、男性が持っている本をモー娘。の写真集と設定して話を進める。あとは、日下さんもいらっしゃった事から、あの本は復刊本で相当な価値のあるものだとの設定なども考える。モー娘。の話が聞こえてくるたびに、そっちのグループに入りたい〜と言っていた、隣の席に座っていたグループ5の喜国雅彦さん(笑)。モー娘。のファンは多そうです。

結局、私達は二つの意見を合作して、その後は2ちゃんねるネタでオチを付けることに。日下さんが台詞を書いて下さった。発表は、男性のアテレコを正宗さん、そして女性の方を私がやる事になった。さすがに正宗九さんが前へ出ると、モー娘。ネタになることがすぐにばれるらしい。未来の設定で日下三蔵さんが出したモー娘。の復刊本を巡ってのアテレコをしました。

私が印象に残ったのは、ドラえもんが壊れたので本で叩きながら「こうするとうちの電化製品は直るから叩いてみようー!えい、えい、えい」(笑)の「ドラえもん壊れちゃった」と、あの分厚い本を防御と凶器に使ったテレホンショッピング的な「オイディプス症候群」ですね。

 

+ 休憩タイム後、個別企画時間 +
この時間になるとすでに記憶が…(汗)。古本の事で石井春生さまや宮澤さん、天野一さん、小林文庫のオーナーさまなどと語り合ったのはこの時でしたでしょうか…?(大汗)

大御所(笑)様たちとご一緒だったので、お話の三分の一も分からず、ただその場にいただけの私なのでした。途中、おやさしい宮澤さんが「話分かります?」と聞いてくださる。ええ、分かりませんよ(笑)<ひらきなおり。

さて、個人企画タイムは3つの部屋に分かれる。最初は殊能将之の「鏡の中は日曜日」の読書会を見に行くつもりだったが、興味があったので宮澤さんの乱歩邸ビデオ大鑑賞会に参加しました。実際にBSで放送されたのを撮ったビデオと、どこもTV用に削られていないビデオと、両方を見る。TV放送されたビデオの方は、最初怪しげな人形がしゃべってます。内容もこんなんなのでしょうか…一抹の不安。

しかしながら怪しかったのは最初だけでした。途中途中で喜国さんが絶妙なコメントをいれてくださる。TVの中の宮澤さんはとても嬉しそう。大好きなおもちゃで遊ぶ子供のようでした。

その後、他の部屋で終わった人が続々と大広間に戻ってくる。
さて、私は何かを忘れているようだ。
そう、私は本を持っている。サインを貰わなくては!!<すでにミーハー状態(笑)

私の前ではすでに市川さんが西澤さんのサインを貰っている。このときを狙い済まして私も恥ずかしながら西澤保彦さんと、篠田真由美さんのサインをいただいた。と、そこまでは良かったんだけど…。かばんを探すも光原百合さんの本が見当たらない!!ああ、どうやら部屋に忘れてきてしまった模様です。残念。

 

+ 古本オークション +
大広間でまったりと過ごしたあとは、古本オークション。ミステリ(他全部に)薄い私はどの本が貴重なのかまったく分からないので、オークションを見て勉強することにした。前回のMYSCONではすごい値段にはねあがっていましたが、今回は高い本でも一万円前後という値段(しかし実際はもっと高いらしい)で、お手頃価格だったと思われます。

さて、ここでもミーハー全開だった私は、オークション前にちょうど私のすぐ前に座った浅暮三文さんにサインをお願いする。わざわざサインキットを取りに行かせてしまってすみませんでした。前回のMYSCONが印象に残っていたので怖い方だと思っていました(笑)が、実際は呑んでないととても良い人だったのですね。もうお一人、サインをいただこうと思っていた蘇部さんはすでに顔が真っ赤で眼もうつろでしたので貰えず終い。あーあ。

 

+ まったりタイム +
古本オークションの後、大広間に戻る。みわっち。さんから都築道夫の物部太郎シリーズを、しょーじさんから鮎川哲也編のアンソロジーをいただく。これこそMYSCON(オフ会)の醍醐味ですね。ありがとうございます〜さっさと読もうと思います…多分(汗)

次の日、東京の知り合いと会う予定だったので夜中の2時に寝るはずだったのに、なぜか起きている私(笑)。今寝ると余計疲れると、去年のMYSCONで学んだ私は寝るのをやめる。大広間で浅暮さん達と歓談。私の出身地のG県はどこにあるのかと聞かれ、東海三県の地図を書くも、これ、どこですか?(笑)状態。こうして地図を書いてみると、日頃天気予報などで見慣れた県の絵をどれだけ書くのが難しいかを知ってしまいました…。

いつのまにか大広間の人数が減っている。どうもその時はまた別の企画をやっていたみたいですね。オフレポを読んでいると楽しそうなので参加したかったです・・・。大広間の方は、光原さんをはじめとするまじめに本格ミステリを語り合う部屋と、篠田真由美さん、葉山響さん、そしていまだに顔の赤い蘇部さんをはじめとした、取り止めもなくまったり、ぼーっとするまったりテーブルの二つに分かれていた。私はもちろんまったりテーブル。もうこの時間になると頭が回りません。ただ眠たいだけです。ぼーっとしたりコーヒーを飲んでいる間に時刻は朝の6時。女性は朝の準備に時間がかかります。解散一時間前の6時に部屋へ戻り、洗面・化粧などをした。前回は部屋で寝ていたのが私だけ(笑)だった事を思えば、今回は眠っている人の人数が多いよう。眠っていることに気がつかず、ふすまを思いっきり開けて起こしてしまってごめんなさいでした。

 

+ 閉会宣言・解散 +
ゆっくり念入りに準備したのでやはり一時間かかってしまいました。眼の下のくまを消すのが大変でした。一日眠らなかっただけで眼の下にくまが出来てしまうなんて…!!歳をとった証拠です(涙)

まだあとちょっと準備が出来ていなかった同部屋のみなさん。「いい女は待たせるものよ」と言いながら準備をする。なので少し大広間へ行くのが遅かったです。しかしまだちらほら来ていない人の姿も見受けるが…。

全員がそろったところでフクさんの閉会宣言。
MYSCONはこれからも続けて欲しいですね。

さて、他の皆さんはどうやら今日もお花見オフのようです。私は新宿で待ち合わせをしていたので、風邪をひいたらしく喉が痛いと言うmatsuoさんとともに駅へ向かう…。方向音痴で駅がどっちか分からないぞっ!!
私は無事に新宿に辿り着けるのでしょうか…??

(この後が読みたい人は「本好き連」のオフレポへ飛んでくださいね)