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---最初は凄く「いい人」だと思ったんです。新入社員の私に色々と教えてくれたり、お昼に連れて行って貰ったり、仕事で外へ出るときなんかも引っぱり出してくれたりしたんです。だけど、日が経つにつれて私のこと見切ったかの様に嫌がらせ紛いの事をしてきたんです。 ○○区在住・会社員・Tさん(仮名)---
※プライバシー保護の為、名前と音声を変えています。
これは、Tさんの証言を元に社内「悪」を追求したモノである。社内に良くある光景、陰口、悪口、噂---。そう言った事を言う相手によってどんな事になるのか解っていない人たちに捧げたい。
その人は、今でも「一目置く存在」であることには間違いありません。仕事も趣味も過去の遍歴も格好いいものばかり。ちょっと見、「完璧な人」なのです。だけど、その本性を知ってからは、「尊敬」や「憧れ」なんて持てません。
最初は前述の通り「いい人」でした。しかし、その人が思っている以上に仕事が出来ない所とか、最初は雑務ってどうすればいいのか環境が違うので戸惑ってやってなかったり、遅刻が多かったりと全部、私が悪いのですがそういうのの積み重ねで、少しずつ私に照準を合わせ始めてきました。
一度、具合が悪くて午後から出社した日がありました。その時、所属しているチームのクライアントから大きな仕事が入ったらしく、その人も借り出されていました。その仕事はかなり大変なもので数日、終電間近になることもありました。すると、仕事をしながら「あんたが、もうちょっとしっかりしてくれたらな。こんな事にはならなかったのに」とか「あんたが、あの日ちゃんと来なかったのが行けないんだ」とか散々言われました。しかし、私に力が無いことも遅れてきた事も事実なのでその時は真摯に受け止めていました。
その後、クライアントへのチェック間近になって上司から「出来る?」と聞かれましたが、未だ、仕事のペースが旨く掴めていなかった私はどうとも返事が出来ずにいると、その人に仕事を振ってしまったのです。上司が去った後に言われた一言は、「ボケボケ仕事してるからだ。何時でも誰かがやってくれると思ったら大間違いだ」確かに、黙って仕事をしていればボケボケしているように見られるだろうし、力が無かったら尚のことそう思われても仕方がない。だけど、誰かに押しつけようなどとは決して思っているはずもなく、自分が出来る精一杯のことをしようと思っていることは事実なのだ。
ここまでは多少口は悪いが私が悪いので仕方がないだろう。しかし、最大の侮辱はPCに送られてきたテキストだった。
内容としては、普段からボケボケしていて大雑把で繊細さや几帳面さに欠けることや無神経過ぎると指摘していました。確かにそういう面も多いにあり、また、自ら深く関わらないようにしていましたし、それよりも何よりも仕事を覚え、慣れることに手一杯でした。そして、次に書かれている内容に驚きました。
具体的な内容として、私が「無神経」だから汚物が汚物入れから出ているのは私しかいない。というような内容でした。ハッキリ言ってムカつきました。まず、赤の他人を「無神経」と言い切れる無神経さにあきれました。次に汚物の件です。確かに、社のトイレは男女兼用でそういったことにはかなり気をつけないといけないことは解ります。ですが、頭から決めつけられるのはあまりにも酷いと思いました。これでは、「お前なんか女じゃない」と言われているようなモノです。幸い私の時期ではなかったので「残念ながらそのようなことはございません」と丁寧に返事をしておきました。
そして、追い打ちをかけるように数日後に言われた言葉は「最近、あんたのタバコが合わない」というようなものでした。社は基本的に喫煙は自由ですが、そこまで言われては吸えません。今では、その人が居ないときか昼間は非常階段で喫煙するようにしています。因みに、その人も喫煙者です。
ここまでは、Tさん側にも非がある。しかし、Tさんが目撃したものは更におぞましい光景だった。
その後、その人とは極力、会話を控えていました。接点も少なく隣接している席にも関わらずその人とも、その人から注意されるのも癪なので社内の人との無駄口も止め、終始黙々と仕事をしていました。
数日前、その日はアルバイトの人が就職活動の為、長期休みに入る最後の日でした。その人はアルバイトの人と組んで商品開発企画提案をしていたのです。アルバイトの人がキャラクターなどを起こして縮小モデルを作ったりと忙しくしていたのを覚えています。私はアルバイトの人とは仲良くして貰っていて、良くお昼とかもご一緒させて貰っていました。社内でも評判が良く、その人からも「アルバイトの人を見習うように」と叱咤される程でした。
だから私は、その人もアルバイトの人の事を高く評価しているものだと思っていました。なのに、その日、社長とその人との会話を偶然、耳にした私は驚きました。何故ならばアルバイトの人を誹謗・中傷するようなことを社長に言い上げていたのです。「あの人は前に出過ぎだ。自分の立場を弁えていない。あの仕事は自分の仕事だと勘違いしている」というようなモノでした。
私はアルバイトの人が「その人のお陰でここまでやれた。寧ろ、その人の役に立てなくて申し訳ない」等と言っているのを知っているがだけに、その人のその一言が信じられませんでした。しかも、社長に。確かに、私はアルバイトの人に「そんなことないですよ。旨く、綺麗に、良く見せたのはその人の力ですが、ベースのキャラを立ち上げたのは貴方(アルバイトの人)ではありませんか。多少、胸を張っても大丈夫ですよ」と言いました。それはアルバイトの人が力になれなかったと気にしていたから言いましたし、だからといってアルバイトの人の態度が大きかったというようなことはありませんでした。だから、私はその人のそう言った「無神経さ」や変な「プライドの高さ」には軽蔑します。
Tさんは一通り話すと私たちに挨拶をし、去っていきました。このTさんからの情報、これらの中で許し難い事が自らの感情意見を社のトップである社長に言ったことに他ならない。その人と社長は古くからの知り合いだそうだが、その人は極親しい人に話をしているつもりなのだが、聞く側の社長は当然、経営者の立場として聞いている事に気が付かないのだろうか?そうすることで、アルバイトの人の評価が下がるということを予測できないのだろうか?もし、それが意図して行われているモノだとすれば...それは許されざる事ではないだろうか?
上記での掲載はしていなかったのだが、Tさんは最近、社長に呼び出され、その人に言われたことと同じ内容の事を言われたそうだ。Tさんが悪いのだが、そこにはその人の意が見え隠れしているのは間違いないように思われる。このような社内での悪が罷り通っていることは嘆かわしい。何故、そこまでして他人を陥れようとするのか理解しがたい。
※この話は、全てフィクションです。
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