面白かった本だけご紹介します

お引っ越しの案内
このたび、ホームページを引っ越すことになりました。
今度のURLは
http://www.geocities.jp/zatudok/
になります。
どうぞよろしくお願いいたします。 2003年12月19日 17時05分40秒

ミミズクとオリーブ
某サイトの読書評でほめられていた作品です。
「芦原すなお」さんって、気になってはいたのだけれど読む機会がなくて現在に至った作家さんだったので、とにかく一読。なんと、バッチリ私好みの作家さんでした。
一応これはミステリなんだけれども、「安楽椅子探偵」ならぬ、「在宅探偵」。現場はちゃんと別の人が調べてくれるんですね。なので、作品中の血なまぐささゼロ。
そのうえ、食事のシーンがけっこう出てきて、しかもおいしそーなんですよ。「食べてみた〜い」ものがいっぱい。こういう本は読んでるだけで楽しいです。

とりあえず、続編の「嫁洗い池」を借りてあるので、それを読了した後、また何か芦原さんの本は探すつもりです。
全作品が肌に合うかどうかの判断はこれからですが、なかなかの「アタリ」でありました♪ 2003年11月21日 21時54分06秒

6枚のとんかつ
私的にはなかなかのヒット。でも世間の評判はメッチャ悪いらしい、という本です。
ここを見て「では読んでみよう」という方はまずいないと思うのですが、一応念のために注意書きをば。

    「この本をミステリと思って読んではいけません!」

ミステリと思うと多分腹が立ちます(笑)。
一応ジャンルとしてはアホバカミステリとなっております。
しかし、主人公がアホ、探偵役がアホ、中の推理はぜーんぜんあたっていず、しかも作品の中の現実もかなりアホ。
私はミステリと思ってないので「来た来た!」ってなモンですが、ミステリで謎解きでと思って読んだ方はがっかりするでしょうねぇ。きっと。
とはいえ、ここまで突き抜けてアホな本も珍しいのではないかしら?
私は「しょーもない本愛好者」なので最高に力抜けて笑わしていただきました。
文庫になったとこ見ると、ミステリファン以外のしょーもない本愛好者の人気があるんじゃないでしょうか。

ちなみにこのテと私が思っていて、世間的にも評判が高いのは
「3LDK要塞山崎家」(太田忠司さん)なのでした。 2003年11月02日 17時32分46秒

三国志/北方謙三
時間がかかったけれど、読み終わりました13巻。でもなんか、あんまり充実していない…。
そういう話なんだけど、いや当然なんだけど、何せ後半どんどん人が死んでいく。それも主人公級。死に方は病気だったり、戦だったり、様々。
歴史物だしね、年月がたったらみんな老いていくよね。当たり前だよね。でもなんか、やっぱこれは寂しいっす。
そして誰もいなくなって話が終わるのって、イマイチな気がしたなー。
北方作品はけっこう人が死んで、その死に方が男のドラマだぜ!みたいなのがあるから典型といえばそうなんだろうけどもね。
でもさー、でもさー、と文句をつけたくなってしまう本でした。

とか思いつつ、次は水滸伝か、とか思ってるあたり、あんまり懲りてないですが。 2003年10月31日 18時19分05秒

あやし
宮部みゆきさんの時代ホラー小説。
ハードカバーの時に読んでたんですが、文庫になってもイメージ変わってなくていい感じで読めます。
短編集で、うっすら怖い作品と、怖いけどほのぼのできる作品や、怖さの中に寂しさを感じる作品などがミックスされてます。
宮部みゆきさんは作品によってかなりタッチのちがう書き方をするので、「これはどのタッチかな」と確認をしてから読んでしまう癖がついてます。「火車」なんかのクールな社会小説タイプは人気が高いんだけど、私はどうも好きになれない。
逆に好きなのは「ステップファザー・ステップ」とか「我らが隣人の犯罪」とかのちょっとほのぼの系。歴史物はどちらかというとこの後者のほうにはいっているのでわりと安心して読めます。
歴史小説の醍醐味というより、ミステリの一ジャンルと思った方がいいのかな。
ホントは一番最近読んだ小説が見事なスカで悔しかったんですが、悪口を書くのも気が進まないので、ちょっと前でも面白かった作品の事を書く事にしました。
2003年10月06日 18時59分46秒

ぶたぶた
読んだのはけっこう前ですが、やはり書かずにはいられない…。
ぶたのぬいぐるみが生きている。ここまでの話はただのメルヘン。ところがその声(というかそのぬいぐるみ自身)が中年の男の人となると、なんか一気にちがう雰囲気に。
名前が山崎ぶたぶたで、声のモデルは渡辺謙だそうな。
モデルのぬいぐるみ、最初は製造中止だったのが再販したというのも頷けます。ええ、もちろん持ってます。
読んではまった人はきっと全員持っているはず(人によっては複数個)。
漫画でも連載しています。
ストーリーは短編をまとめたタイプのもの。4冊+αがでてるのかな。
ファンの方、きっといるでしょう。
よかったらお話ししたいです。 2003年09月30日 10時04分07秒

おぅねすてぃ
宇江佐真理にはまってひととおり読んで、これで新刊がでるまで一休みかな。
最後までとっておいたのは、いままで出た作品の中でこれだけが明治ものだから。
ほかの作品は全部江戸もの。で、その雰囲気が好きだったので、明治になると変わっちゃうんじゃないかなと。

確かに違いますが、気になるほどではなかったですね。
ストーリー自体は割にわかりやすいラブロマンスだから読みやすいと思います。
ただ、この人の作品は杉浦日向子と世界がだぶる時があって、この作品もそうなの。
日向子ファンとしてはあまり大喜びもできない感じ。
宇江佐さんが日向子ファンなのか、それとも単に使う資料がにてるのか
(宇江佐さんの作品で使ってる資料をたまたま読んでいて、日向子作品と同じ言い回しを見つけてたりする)
どちらかだと思います。
まあ、日向子漫画はもう読めないんでその替わりにしちゃえばいいのかもですが、そこまで求めるのも変な気がするし。

とりあえず、次の新刊まで意見は保留にしておきますわ。 2003年09月26日 11時46分40秒

単独飛行
ロアルド・ダールの自伝的作品。本当は、この本だけというよりは前作にあたる「少年」から読んでほしい。話の流れとしてはそのほうがスムーズになるはず。
ただ、2作読んで印象が後に残るのはこちらになってしまう。というのも戦争の話だから。
日本の反戦ものとはちがう、ただ淡々と書いていて悲惨な状況でもしめっていない。サン・テグジュペリもそんな感じの文章で、共通するものがある。ヨーロッパ人だから?それとも飛行機乗りだから?
そしてたとえ戦時中でも、子どもの頃からの習慣通り母に宛てずっとつづられ続ける手紙。
泣いちゃったりはしないけど、でもやっぱり静かに感動できる本でした。 2003年09月18日 16時43分15秒

きらきらひかる
いまさらな感じもしますが。
この本、何がフシギって、登場人物、どう考えてもマイノリティ、もしくはボーダーな人々なのよね。なんせゲイの夫とアル中の妻が主人公なんだから。
それなのに、作中にでてくる友達や両親などのいわゆるフツーの人たちのほうが変に思えるのはなぜ?
そういう世界なんだよ、といってしまえばそれまでなんだけど、説得力ありすぎ!おかげで「きれいごとじゃん」と鼻で笑えなくなってしまうのよ。

お誕生日にかわったもん読んじゃったなー、と思いました、まる
2003年09月10日 19時08分46秒

くらのかみ
小野不由美が児童書を!?しかも西澤保彦絶賛!?
ということで読んでみました。
…微妙〜だな〜。
おもしろくなくはない。しかし、ファンとして読むともうちょっと違っててもいい気がする。それとも子供対象だとこれくらいなのかな?
挿絵もびし!ではないのよね。村上勉さんで、良いんですが、が、が、もちょっとシャープな線の方のほうがらしくない?
これに関しては、読んでみた他の人の感想を知りたいなあ。
もしこの日記をお読みの方で、ご感想を教えてくれる方がいたら、掲示板でかたってみたいですが、どうでしょう? 2003年09月08日 14時26分23秒

  • わかもとの知恵
    この本一度書いたんだけど、その後間違えて日記を消してしまったのよね。
    巨匠、筒井康隆氏が児童書を!ってインパクトを受けたなー。イラストのきたやまようこ氏とのカップリングもなさそうで合ってたし。
    内容はその名の通り、○○の知恵(雑学)がいっぱい。私はこのテの本一時期好きでかなり読んでたんだけど、初めて知ることもあったし、「おためし隊」なる人たちがまじめに試してるらしいのもよい。
    暇なときに疲れずちょっとだけ読める本です。
2003年09月02日 15時04分05秒

アバラット
ちょっと時間はかかったけど、読み終わりました。ジャンルは今流行の児童文学ファンタジー。
クライブ・バーカーは文章だけでなくイラストも描いているのね。変さが極まってなかなかグッドです。
解説でもあるとおり、現代版のオズってかんじ。四巻で完結予定だそうで、1巻目はホントにイントロのいいところで終わってしまった。
忘れないうちに早く続きが出て欲しいです。 2003年09月01日 16時07分39秒

ちほう・の・じだい
梶尾真治の作品。
この人の作品はなんかあったかいんだよね。たとえ救いのない場面になっても。
これは短編集ですが、私はこの中の
男の子がガチャポンで出てきたパワードスーツに入って戦う話が好きだなあ。
コロコロコミックで漫画化とか、絵本とかにしてくれないかなー。アニメにするには短すぎてダメだろうけど。 2003年08月29日 11時26分53秒

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