ぼくは妙子先生が好きだった

パート2

小学校高学年の遠足でバスで三浦半島の海岸に行きました。
ガイドさんはポチャポチャとしたやさしいお姉さんで、
歌がとても上手でした。
お昼にはお母ちゃんが暗いうちにおきて作ってくれた海苔巻と
お稲荷さんをたべ、バナナを食べました。
そして、岩場で蟹をつかまえたり、楽しく遊びました。
やがて妙子先生の合図で、すこし離れたところの駐車場のバスに戻りました。
私は、仲良し三人組とバスまでかけっこをしました。私が一番でした。
そしたら、バスのすぐ横の草むらの中で運転士さんが、
ズボンをずり下げて白いお尻を出して腹ばいになっていました。
よく見ると、運転士さんの下にガイドさんがスカートをまくりあげ、
真っ白な二本の足を空中に投げ出していたのです。
私はびっくりしました。運転士さんも驚いていました。
でも一番驚いたのは、ガイドさんでした。
なにか慌ててお腹の上の運転士さんを力一杯突き落とそうとしてました。

わたしの友達もすぐ追いついてきました。そのあと、クラスの友達がどんどん加わりました。
でも私たちは二人が何をしていたのか解からなかったのです。
女生徒もいました。みんな黙って運転士さんとガイドさんの周りをグルリととりまいて、
運転士さんの妙にしろくて毛深いお尻と
ポチャポチャしたガイドのお尻まで露出した二本の脚を見ていました。
そこに妙子先生が駆けつけてきたのです。先生は真っ赤になってあわてて茣蓙みたいなものを持ってきて、二人にかけました。

かえりのバスは、焼き場にむかう親戚縁者のバスみたいにしめやかな雰囲気でした。
ガイドさんもきちんとズロースをはいて、
スカートの裾を下ろしてしっかり前方を見張っていたし、
運転士さんも紺色のズボンをきちんとあげてハンドルをぐるぐる回していました。
さすがはプロ、安全運転で私たちを母校の校庭に無事送り届けてくれました。

トップに戻る