わすれな椿(ぐさ)

目の前の濁流は

山の上が雨だってこと気づかせる

反射する太陽を

睨み付けたせいにした涙が

右と左の別かれ目で

汚れた街のみに 流れる



悪魔と契りを結べば

もう 後戻りはできない・・・



冬が終わり

地面に転がる 無数の赤は

血みどろのごとく  その名を椿

春のおとずれを感じることも忘れて

ただ 腐って逝く・・・




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