苦しみそのものは不幸なんかじゃない。 苦しみに負けるから、不幸なんだ。 失敗するから愚かなのではない。 失敗に負けるから愚かなんだ。 死ぬことを考えたからといって不健康なんかではない。 死ぬほど悩めるなんて素敵じゃないか。 生きている意味がわからない? わかったような顔して何にも考えず、 偉そうにしている奴よりよっぽどましじゃないか。 素直になれない? 自分で納得するまで考え抜きたいんだろ? 愚かだよ、挫折もする。 有頂天になって調子づき、はめをはずして人を傷つけ、 傷つけた自分にまた傷ついたりして。
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でも、それでも人は生き、ぼくは生き、 地球をのせて宇宙はまわる。 人間。 なんと愚かしく、情けなく、そして神々しい生き物。 広大無辺にして、永遠の宇宙。 天寿をまっとうしても80年そこそこ、 2メートルにも満たない人間の体。 あまりに小さく、わずかな、 あってもなくてもよいような存在のように 思えるかもしれない。 しかし、そんな存在も宇宙を凌駕するほど 大きくなるときがある。 それはしたときだ。
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