ペシャワールにて
ペシャワールにて
2日前の夜行バスでようやくラホールを脱出した。
結局まる4週間ラホールに滞在していたことになる。
ラホール滞在中あまりの暑さにバテていたが
季節は少しずつ秋に向かっている。
ペシャワールの気候は今、昼間はそこそこに暑いが
朝晩はかなり過ごしやすい。
今日、トライバルエリア・ツアーに参加した。
そのエリアは政府もノータッチで
いまだ逃げているであろうオサマ・ビンラディン氏が潜伏しているかも!?
との噂もある場所である。
大通りから一本外れるとそこは違う世界。
ドラッグ(ハシシュ・オピウムなど)とかも店で普通に売っている。
銃もある。何気に偽米ドル札もあったりする。
ボールペン型の銃は500ルピーで購入できる。
日本円に換算すると1000円くらいなのだ。
それでも人を撃ち殺すには十分のパワーがある。
ペシャワールからトライバルエリアに向かう途中には
アフガン難民キャンプもある。
道を挟んで向かい側には結構な豪邸も立っているし
木々の緑も普通に美しいのだが
キャンプ側には緑がない。
道、建物などすべて土壁色。
3歳くらいの子どもなら素っ裸の子もいるし、
大きな子供たちは街中のゴミを拾い集めて
わずかながらでもお金にかえて生活を支えている。
キャンプ内には注射器なんかも平気で落ちていた。
ツアーの最後は銃の工場見学。
工場はトライバルエリアから外れている。
しかし結構な数の銃工場がある。
小さな工場内に15人くらいの職人さんが、銃を作り上げていく。
初めて見る銃工場はどこか日本の町工場みたいだった。
締めくくりは1発100ルピー(約200円)で銃の試し撃ちだ。
私は小さいピストルを撃ってみた。
初めて手にする本物のピストル。
小さいわりには重みがある。
引き金をひく。
”パーン”
なかなか乾いた感じのデカい音があたりを包み込む。
ちょっとばかりビビッてしまった。
でもスカッとしたのも事実。
パキスタン、色んな魅力を併せ持った不思議な国である。
たぶん、3ヶ月のビザは延長だろう。
NEEN
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