凧上げ大会


凧上げ大会




聞くところによると、パキスタンでは凧上げは違法だ。
年間凧上げで何人かが実際に刑務所に行っているし、
凧上げグッズを売るお店も2月しかオープンできないとのこと。
そんな妙な法律があるくらい、パキスタン人は凧上げが大好きだ。
そして、彼らの日ごろの鬱憤をはらすのが2月。
2月の中旬には『カイトフェスティバル』という、
文字どおり大凧上げ大会の日が設けられているし、
2月だけは凧上げが許されている。
街中には大小さまざまな凧が売られている。
小さな凧だったら5ルピー(10円)、
チャイ1杯と同じ値段で購入できる。
そして、カイトフェスティバル。
今年のラホールは2月15日が本番だった。
その日が近づくと、建物のあらゆる屋上からこぞって凧上げだ。
気持ち悪いくらい朝から晩まで結構な数の凧が空に舞い上がる。
そして、空に舞う凧が増えれば増えるほど街の停電時間が増える。

『カイトフェスティバル』のカラーは黄色。
これは菜の花色。
つまりは春の到来。
雪が降るような寒さではないけど、ラホールの冬は結構寒い。
2月、凧上げ解禁とともに畑に咲き乱れる菜の花は、
確実に移り変わる季節を私たちに知らせてくれる。

パキスタンの2月はアツイ。

NEEN


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