さらば、ラホール


さらば、ラホール




3月11日(木)の深夜便でラホールからバンコクに戻ってきた。
12月にパキスタンのビザを3ヶ月延長して以来、
10日間のインド滞在を除くとずっとラホールに滞在していた。
それというのも私たちに師匠が出来たからだ。
ラホールという街自体、私はそれほど好きではなかったような気がする。
実際、インドのアムリトサルからパキスタンのラホールに到着した当初は
とにかく早くインドに帰りたいと思っていた。
しかし、ラホールにあったSUFIが私たちを変えてしまった。
毎週木曜日はスーフィーの日。
昼間はダタ・サーブという大きな聖者廟で
カワリ音楽(宗教歌謡)がライブで3時間ほど聴くことができる。
そして、夜はババ・シャージャマールでのドール(両面バチ打ちの大太鼓)。
スーフィーナイトだ。
ドールのもつ音の多彩さや、
それにあわせて3時間は踊りっぱなしの
ダマリ(ダンサー)のパワフルさは圧巻だ。
本物のプジャがそこには感じられた。
そして、私たちは師匠を持った。
もちろん師匠を持ったことで、
パキスタン人とのコミュニケーションや文化、考え方の違いなどに
時として戸惑い、苛立つこともあった。
しかし、ただ観光のために滞在していることよりも
ずっと勉強になったのも事実。
イスラム教のことをこれっぽっちも知らなかった私にとって
それは本当に色濃い日々だった。
私たちはSUFIのことを少しでも知りたいと思い、
ラホールにある聖者廟をいくつか訪れたりお祭りにも出かけた。
ラホール近郊の聖者廟も訪れた。
今後、私たちがムスリムに改宗するかは別にして、
今まで何も知らなかったことを少しずつ吸収しようとした。

もうすぐ、東京には桜が咲く。
私たちは日本に戻り、フリーマーケットに精を出すだろう。
そして8月には再びラホールに戻る予定だ。

パキスタンで、そしてラホールでお世話になった皆さん。
ボートボート シュークリア。
ハム AUGUST ラホール バーパス。
インシュアッラー。

NEEN


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